パニックモンスターを手なずける。

おはようございます、satoです。

昨日に引き続き、私の中にいる「パニックモンスター」…誤解と早とちりによるパニックをどのようにして克服していくのかについて書きたいと思います。

私がもっともパニックに陥るのは「自分が間違ったことをしてしまったと感じたとき」です。自分が危険なことになったとしても「私が原因でない」なら、それより「私がしたことで相手に迷惑をかける」方が遥かにショックが強いためです。
それで、相手の意図と自分の意図が違っているときに「自分はこう思ったのだけど、相手はそれが嫌だった…」という考えに陥りパニックになるのです。

この対策として一番良いのが「相手に尋ねる」ことなのですが…。どうも、私は次のことが要因で相手に尋ねるという動作ができていないようです。
まず、「そもそも自分の認識がずれていると認識できない」ということ。
相手が「1/1からやる」と話したらそこに焦点が行き、他の曖昧な情報が入っていないために起こることです。こうなった場合、残念ながら私が確認するという動作を取れる可能性は低いだろうと思います…。そもそも考えにすら上がっていないので。
ということは、私が相手に確認できるチャンスは「相手と話しているとき」になります。誤情報が入る前に確認するのです。

そして、私は「スマホなどで対話するのがとても苦手」ということも分かってきました。
相手と会って話すと自分がスッキリ話せるのです。それは思い付いたときにすぐに話せるし、そのときそのときの情緒のやり取りができるからより深く話せるのです。
しかし、スマホを介しての情報だと、そもそも口で話すほどには「言葉が作れない」のでどうしてもラグが生じてしまいます。また、文章にした場合どうしても「しっかり書かなければならない」というか「しっかり書く」癖がついてしまっているので、キーボードとかがないと本当に時間がかかってしまいます。この辺りがどうしても気になってスマホを使った連絡がうまくできません。

で、実際に会って話そうとしたら「相手の動向」を見てしまい、相手が忙しそうとか人と話しているときには「今日はやめておこう」となって後回しにしてしまう…ということが多々ありました。
その他、相手が何を考えているのかわからず、特に「相手に苦手意識がある」と一層対話のハードルが上がりました。

以上のことをまとめると、「相手に会って話しているそのときが確認のチャンスだ」ということになります。

それでは、どのようにして確認をしていけばいいのでしょうか…。
そもそも、私は「外からのインプットを処理するスピードが遅い」です。言い換えると「理解するのはとても遅い」です。
よく自分と話していて「面倒くさい細かいね」と言われるのですが、私にしてみると「そもそも何の話か、まだ頭の中に入っていない」ことが多いのです。何せ、私の脳内の認識構造は「視覚優位」なため「声も視覚化して初めて認識できる」のです。この処理のギャップが大きいようです。
あ、ただ「感じる」のは例外です。言葉の感じははっきりと、むしろ鋭敏に感じます。こっちも錯誤多いですが…。

話を戻して。
理解が遅いのならそれを聞けばいいのですが、実は親や友達によく分からないことを何度も聞いたらとても嫌な顔をされてしまった経験が多かったのと、返事しないと無視されたと思っていじめられるのが怖かったため「理解できなくてもとりあえず返事する」癖がついてしまっていました。
それが、確認を阻害している様子です。というか、今もたまにあります…聞き返したら嫌な顔とまではいきませんが、うーん…となる感じが。

そういうことなら、自分は理解が遅いので、時間がほしいといってみるのはありかもしれません。相手が理解をしてくれたら双方にとっていいですし、理解が遅いということを認識してくれるだけで楽になれるので…。
ひとまず、ブログで告白して、様子を見てみることにします。

それにしても、私が長年苦しんでいた「脳内処理の遅さ」が特性由来だと分かったのは最近でしたが、このことを摂理に来てからも放置していました。
しかし、それでトラブルが多かったのは、失敗でした…。
今年はこの脳内処理の遅さをちゃんと出しつつ、向き合いながら対策していこうと思います。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。