【摂理人が書く物語】とある教会での恋バナ。~Bible Story:中心人物論~


ある日のこと、LちゃんはNさんと一緒にYou Tubeの「【摂理BGM】主を恋い慕う賛美#韓国語#リクエスト」という動画を見ていました。
L「うわぁ~!この子可愛いですね!!」
N「…この子はクウォンちゃんです。」
L「クウォン…どういう意味なんですか?」
N「クウォンというのは…韓国語で「救い」という意味です。
この子は…屠殺場で殺されるところだったのを…先生が神様の感動を受けて買ってあげたんです。」
L「先生によって、命が救われた…。まるで私たちみたいですね!!」
N「そうなんです…。この子が先生を慕って…その帰りを待つ姿を私たちと重ねているんです。」
NさんがクウォンちゃんについてLちゃんに教えています。Nさんが動物の話をするときには、いつも楽しそうです。
L「ところで…この曲、どれも感動します。
なんだか主を本当に慕っている、その心情が感じられて。」
N「この曲は…どれも「主を恋い慕う」という心情の賛美なんです。」
G「私、その中では「恋しい御顔」が一番好きなんだよね。」
L「あ、Gさん!こんにちは!!」
N「…こんにちは。」
話をしてた二人のところにGさんがやってきました。
L「Gさん、どうして「恋しい御顔」が好きなんですか?」
G「私ね、一度神様から離れようとしたことがあったんだ。その時にクラブに行って遊ぼうと思ったんだけど…」
GさんはLちゃんに自分の経緯を話しました。
G「…でね。私が「教会に戻りたいです!」って神様に向かって切実に求めたんだ。
その時に強風が吹いて、花びらがブワァっと舞い上がって…私を包んでくれたの。」
L「うわぁ…!!」
Gさんの経緯については実は一度「啓示論」を聞くときにCさんから聞いたことがあったLちゃん。
しかし、本人が伝えるその言葉を聞いて、愛で胸がいっぱいになりました。
G「私にはそれが「神様が私を抱いて、「私の下を離れるな」ってメッセージのように聞こえて…。
それが、「最高の喜びは 主がわれを受け入れたこと」って歌詞を聞くたびに思い出されて…賛美するたびに心が熱くなるの!」
笑顔いっぱいで話すGさん。
L「私も…神様のことが大好きなんです!!」
G「へぇ~!どうしてそうなったの?」
L「私は…誕生日の時にハートのキーホルダーをもらって…。
その時に「あなたのことをいつも見ているよ。私のことを愛してほしい。」って言われたんです。
その日ちょうどクラスメイトと口げんかしちゃってて、落ち込んでいたから…その言葉に心を奪われちゃったんです!!」
Gさんの笑顔に負けないくらい、Lちゃんがにっこり笑いながら話しました。
G「いや~!私たち、「神様に恋する」新婦ですな!」
L「アーメン!!」
そういって笑う二人。
N「聖書の主人公たち…神様の歴史の中心人物たちも…」
と、そこにNさんが加わります。
N「神様に恋した人たち…と言えます。」
L「そうなんですか!?」
N「…はい。たとえば…エリヤは神様の心を痛める偶像崇拝を滅ぼそうと祈り続け…偶像の祭司たちと戦って勝利しました。」
G「エリヤ、地味だけどカッコイイよね!なんかいぶし銀な感じ。」
そうですね。でも「地味だけど」は余計な気も(笑)
L「私、ダニエルが好きです!!」
G「ダニエル?またマイナーな…。」
いや、そんなにマイナーでない気もしますよ、ダニエルは。
L「神様が立てた国が偶像の国に仕える…そんな神様の心を痛める状態を早く解きたくて、ひたすら神様に祈り、たくさんの深い預言を残した…本当に愛がないとできないですよね、ご飯を食べないで祈るなんて。」
Lちゃん、御言葉を深く理解してますね。
L「その哀切さが、好きなんです。あの姿勢は私も見習わないとなって思います!!」
N「そういえば…Gさんは誰が好きなんですか?中心人物の中で…。」
G「ふ~む…考えたことなかったなぁ。
あ、でも。私なんとなく「ヨナ」と似ている気がするの。一度神様の下を離れたけど、戻ってきて預言をした辺りが。」
L「ヨナ…。私あんまり知らないです。ヨナのこと…。」
N「ヨナは…ニネベの町に「悔い改めなければ、この国が滅ぶ」という預言をし…ニネベの人たち全員を悔い改めさせ神様の下に返したというしるしを起こした人なんです。
聖書の中でも…大きなしるしを起こした人…とも言えます。」
L「へぇ~!!今度読んでみます!!」
G「ヨナ書は短いから、すぐ読めるよ!物語自体も楽しいしね^^」
N「聖書に出てくる人は…それぞれ違った働きをしますが…。
しかし…その時代に神様を心と思いと命を尽くして愛した人たちであることは共通しています。」
L「私たちも、みんなに負けないくらい…神様を熱く愛します!!」
G「負けないよ~!!」
教会では今日も「神様との恋バナ」で熱く盛り上がっていました。
本当に見ていて楽しいですね。神様。
この時代、神様と新郎新婦の関係になれるのは聖書の主人公、「中心人物」一人一人の行いのおかげです。
彼らの人生ははたから見たら決して幸せなものとは限りません。生きている中で様々な困難と苦痛があり、中には殺されてしまった人たちもいます。
しかし、彼らは皆幸せでした。
「神様を信じ、愛しているから。」
永遠な幸せを知った彼らは…本当に幸せな人でした。
この時代、神様を愛して創造目的を成す彼女たちを…聖書の人物たちも暖かく見守っているのでしょうね。


ちなみに、この選曲をした人による
と、「元々摂理の信仰を守るなかで、自分が「主に恋をする」人だという認識がありました。それで、恋の賛美を聞くと、とても心に響きます。
特に恋しい御顔は「自分があることを深く悔い改めた日の朝に夢で主が現れて手を振ってくださった」という経緯があって…。この賛美は私のものだ、という思いがあるのです。」とのことです。
(経緯についてのリクエストがあったので、ここで付記させていただきました。)
10/16Gさんの感動する歌詞など、一部修正。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。