ゴミ収集のバイトで感じた「順序」の大切さ

おはようございます、satoです。

私が学生の頃、学費を得るために様々なバイトを行なっていましたが、その中で珍しいバイトをしたことがありました。それがゴミ収集バイトです。新たな仕事が決まるまでの間、つなぎとしてごみ収集をする一日バイトをしていたのです。

ゴミ収集車に乗って、市内のゴミステーションからゴミを収集していく、というのが作業の流れです。
ちなみに、ゴミステーションとはゴミ捨て場のことです。何故か北海道はゴミステーションと言っていますが、全国区でなくて衝撃を受けたことの一つです。

「割ときつい」と言われているごみ収集バイトですが、私が二回経験した中では意外となんとかなりました。
同乗する人に恵まれていることと、資源(ビン・カン・ペットボトル)を回収しているのと、意外と体力があって(決まった内容の範囲では)素早く動けると特性に合っていたことが功を奏しています。本当に感謝です。
また、何故か月明洞のボランティア作業に近い感覚がしていて楽しめていることも大きいです。誰もやりたがらないけどとても大切な作業…という意味で。

やっていて悟りが多かったのですが、その一つが順序の大切さです。
作業員の方は収集する範囲のゴミステーションをどのように回収するのか、ルートを決めています。
なので、移動しているときにゴミステーションを通り過ぎることもあれば、目の前にゴミステーションがあっても一旦回収しないこともあります。
最初知らないと行ってしまいそうになるのですが、実際にはしなくても良いことが多いです。

ところで、どうして順序が大事なのかというと…

1.より効率よく回収して時間を短縮するから
→限られた時間の中で全てを回収するために、ロスを減らしていくのです。
一見すると同じところを回っていて効率が悪そうにも感じるのですが、実際には「それぞれの場所で回収する量」や「連続して回収することができる順番」とか色々考えているのだと…思います。私はまだ悟れていませんが。

2.全てのゴミステーションからもれなく回収するため
→時間も大切ですが、もれなく回収することも大事です。そのために回収したかをチェックしています。
そのチェックのために、順序を守るのがとても大事なのです。

このような理由があるのだと推測します。これ以外にも色々あるかもしれません。

これと同じように、神様は時に合わせて働かれますが、その神様の時に合わせてこそ速く御心をなすことができます。
そして、私の作るべきところ、行うべきことをもれなく行えるのです。

何事にも順序があり、飛ばしたくなるときもありますが、ちゃんと守って行うことが大事なのだなと感じた、ごみ収集バイトでした。

実際、私は本当に過程をすっ飛ばして最短でやろうとしてしまうのですが…この時の経験を踏まえて順序を意識して行いたいと思います。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。