数学をしながら感じる「考え」の速さ

おはようございます、satoです。

今週の主日礼拝の御言葉は「光をつかむように実践しなさい」というものでした。
光を掴め!って聞くと、なんだか燃えませんか?え、よくわからない?それなら解説したいと思います。

光の速さ、考えの速さ

光というのは結構速いです。光速約30万km/sです。
数字で言われても分からないと思いますが、どれくらい速いかというと1秒間に地球を7周半してしまいます。
さらに、相対性理論によってありとあらゆる「物質」は光速を越えることができません。つまり、光よりも速く動くものはないのです。

よって、普通に考えたら「光を掴め!」というのは到底不可能なことです。なんせ、光を掴むということは「光速を超えて動く」ということなので。
その不可能なことに挑戦する…これは、燃えます。
とはいえ、ただではこんなことは到底できません。ではどうしたら良いのでしょうか?
今日の御言葉は、これについて明快に答えを与えてくれました。

光をつかむように実践しなさい。
光より速い<考え>があるのではないか。速く判断し、実践しなさいということだ。
そうすると<光のように速い機会>が「瞬間」過ぎて行っても、瞬間判断して、つかむようになる
-鄭明析先生の主日礼拝の御言葉「光をつかむように実践しなさい」より

先程物理法則によって「光よりも速く動くものはない」ということを書きました。しかし、これはあくまで「物質」の話です。
物質でない「考え」なら、光よりも速く動くことも可能なのではないか…ということはかのビル・ゲイツとかも考えていたそうです。
しかし、光よりも速く動く…と言われる考えの速さってどれくらいなんでしょうか?

数学をやってて

私は数学を研究していますが、数学というのは主に「考え」によって進行していきます。
もちろん計算をする中で手を動かすことはありますが、多くの時間は頭のなかで考えることに使います。
それなので、「考え」に関する経験は色々しています。

たとえば、私があることを思いついたとき、手で計算したら一つにつき1分から1時間掛かるのが、数秒で結果を出すこともあります。
1分、1時間かかる計算が数秒でできるならどれほど速いでしょうか?
面白いのは、これができる条件です。
これができるときは、事前に具体的な計算を繰り返し手で、もしくは頭でじっくり考えていたときで、その積み重ねの上に「光よりも速い」計算ができるのでした。
ただしこれは大体の計算で、実際に手でちゃんと書いて確かめないといけません。そして間違っていることが多数あります…。
この辺りは私の実力不足ですかね…。

具体的に計算して問題を見つけて考えているときは、歩いていてもその問題が思い浮かぶこともあります。
そういう時に具体的な計算をしながら「あ、こうしたら良いんじゃないか!?」という閃きが出てくることもあります。そして、そのときには一気に計算式が出てきます。
これも考えの速さだと感じます。

考えが実相になったのが「魂体」なのですが、魂体も訓練で光の速さより速く行い、肉を助けることがあります。
時には魂体が事前にしていて、その結果を肉に伝えて肉が行って得る、ということもあると聞きました。
今の私にはまだ次元の高い話ですが、私の数学に関するこれらの経験はこの話に通じるものがあります。

速く行い、考えるには

最後に、実際に速く考えるにはどうすればいいのかについて。
私自身の経験からも、繰り返し考えることによって考えの速さが上がるということはあります。
数学の計算だけでなく判断もそうで、ビル・ゲイツは判断が速いのですが、それはそのことについて平素から考えていたからなのだ、という話もあります。
このように、平素から繰り返し、そのことを深く考えることが「光をつかむ」ような実践に繋がりそうです。
ちょうど今日の御言葉を聞いて自分が実践しようと思ったことがあったので、早速実践したいと思います!

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。