「相談」が苦手な私がぶつかりやすい二つのパターンと解決法

こんばんは、satoです。

私は「相談」をすることが苦手でした。
それは、相談をする前に「まず自分がすべきことをしなければならない」という感覚を持っていたからです。もっと言うと、様々な状況で自分がすべきことをうまくできず、それによって苦労しているときに

「私が何もしていない、ということを知ったらどうなるだろうか…」

と恐れ、なかなか相談ができなかったのです。
しかし、あるとき牧会者と話をして「相談しない」癖は改めた方がいい、ということを教えてくださいました。
確かに、愛する人にだったらなんでも話すし、一人でしていたら確かに気にかかる…。
その「気にかかる」感覚を「縛られている」と誤解して、一人で苦しんでいたわけですが…(´・ω・`)

牧会者に言われてから、相談を意識するようになりました。
しかし、相談をしようと思ったらやっぱりできない…というより「自分がやろうとしていること」に対して「相談する」、というフェーズが抜けがちだな…と分かりました。
そこで、その癖を分析してみました。そうすると、「二つの要素」が私の中で問題となっていたことが分かりました。

まず「すでにアドバイスを受けた上で自分がやろうと決めたことができない」という問題です。
たとえば、あることを相談した際、いくつかの話と共に別の人に相談するように書いてありました。それを見ながら私は「この人に相談する前に、これこれを自分でやってみよう」と考えました。
ところが、自分で決めたことなのですが、なかなか取り掛かれず…気が付いたら相談しようと思っていた人からその話をされ、自分が事前にしようとしていたことをしてくださって進んでいました(´・ω・`)
非常にありがたかったのですが、同時に申し訳なかったです(´・ω・`)

この問題って何か、と言いますと。
この場合「相談する」ということが最初に書かれていて、その後に他にもこういうことを…と書いてあったのですが、私はそれを見て「相談より前にそれをした方がより早く進むのではないか?」という考えを持ちました。
まずアドバイスに対して少し「自分の考え」が入っていたことが問題だったのです。そして、私の場合脳の特性もあって「自分で決めたこと」を遂行するのがとても苦手です。どうも前頭葉のドーパミンの分泌に問題があるのか、遂行能力が人より低いのですよね…。
(それが「口だけ」と呼ばれたり、自分で認識しているところの一端なのですが)
この場合、「言われたことに対して自分が受けたこと」を元々相談した人に話す、もしくは「最初のアドバイス通りにしてみる」という二つの方法があります。外部からの刺激の方が遂行しやすい傾向があるなら、それを使えるように「相談」を使えばいいのですね。

もう一つはそもそも「困難にぶつかった場合、どのように話すのかを知らない」ということです。
たとえば、自分が「二つの選択肢」で迷って、なかなか決められないときがあります。これが個人的なことならともかく、人とのやり取りが必要な時もあります。
そういう時今までは「とりあえず一つに決めてしまう」ということをしてから人に話をしました。ところが、後で考えるとやっぱり選択しなかった方がよかった、という時もあります。それで変えてしまうと、人に負担がかかってしまいます(´・ω・`)
こういう時、どうすればいいのか…本日二つの選択肢で迷っているということをそのまま伝えればいいということを人を通して教えてもらいました。
それなら後で「こっちにしたい!」と思っても変えられるし、相手も両方の準備ができるからいいですよね…|д゚)

こんな感じで、そもそも(相談したくないのでなく)「相談するにしても何をしたらいいのかわからない」ということがあります。そういう場合は、「こういうフォーマットで相談すればいい」と教えてもらえれば、それを活用して相談をできるようになるかもしれません。私は「一つのことを学んだら、そのことを応用する能力は高い」ということを検査で言われているので、これはとても有効です。

物忘れの激しさや遂行能力の低さからくる困難で、人に頼んで「イヤ!」とか「も~」とか言われることが多かった私。
それでいつしか「人に相談することはしてはいけないことだ」という考えが無意識下でできてしまいました。
しかし、人と共に生きる社会において、相談は欠かせません。相談する技術も学び、もっとお互いに生きやすい生活をできるようにしたいと思います(*´ω`*)

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。