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リオオリンピック2016:勝利のためには「最後」に勝たないといけない

リオオリンピック2016:勝利のためには「最後」に勝たないといけない

こんばんは、satoです。

昨日の夜、卓球女子団体が3位決定戦でシンガポールに勝って銅メダルを取りました。おめでとうございます!
今回はとても多くの困難の中勝ち取ったメダルでした。

今回はその中で準決勝のときの話とそこから悟った「大切なこと」について書きたいと思います。

「終盤での逆転劇」

実は私、準決勝の第一試合だけはライブで見ていました。ちょうど2-2で伊藤美誠選手が9-3でリードしていたときでした。
ここでナレーションが「これで勝ったでしょう」という言葉を聞いて「本当にそうかなぁ」なんて疑問に思っていたのですが…。
その後、相手が7点連続で取り、最後には逆転して勝ちました。
そう、「勝てる」と思ったとしても勝負が決まるまではなにが起こるのか分からない。それが勝負の恐ろしさなのです。

しかし、いったい伊藤選手になにが起こったのでしょうか?

実は私も似たような経験をしたことがあります。
どう考えても勝てる状況の時に、落としてしまうこと。
私の場合は「これで勝てなかったら…」という不安から来る緊張でした。
一度のミスだけでは、何も起こらないように見えます。しかし、それが二度、三度と続くとだんだんと「とにかく一点を…」と焦ってしまいます。そうすると、もっと体が緊張で動かなくなり、いつも出来ていたドライブ、スマッシュが決まらなくなるのです。

私の時は普通の大会でしたが、ましてオリンピック、それもメダルを取れるか否かという大一番の時。
如何に「強心臓」と呼ばれるほど動じない伊藤選手でも、普段通りに動くことができなかったのではないか、と思われます。
だから、攻撃がことごとく外れてしまう…。

これとまったく同じようなことは、オリンピックの別の競技でも起こっていました。

「メダルを意識して、体が硬くなってしまった」

これは錦織圭選手が3位決定戦で勝利した後のコメントの一つです。
錦織選手は準決勝でマレーに敗れましたが、その後1勝9敗と負け越していたナダルに2-1で勝利し日本では96年ぶり(‼)の銅メダルを取りました。

実は、錦織選手が第一セットを6-2で取ると、第二セットでも果敢に攻めてナダルに対して優位に立ったまま5-2まで行きました。ところが、ここで上であったように「メダルを意識してしまった」こと、サーブがうまく入らないことによって体が硬くなってしまい5-5まで持ち込まれてしまいます。その後このセットはタイブレークまでもつれ、ナダルに取られたのでした。

ここで注目したいのはナダルの方。
ナダルは5-2まで持ち込まれたとき、ある種開き直って思いっきり打ち込みました。
そうして、錦織選手が硬くなっていたところにつけて逆転したのです。

このように、負けている側の人は諦めるか、そうでなければ「何が何でもやってやる!」となんでもやってきます。
何をやっても最後なら、少しでも倒そうという精神です。まさに「窮鼠猫を噛む」ということわざがぴったりな話です。

私たちの立場でもあること。

このように、私たちが何かをやるときに「確実に成し遂げられる、成し遂げなければならない」状況というのはあります。
しかし、その場面において妨害してくるものが大体存在します。自分の成功を妬む同僚や上司、自分自身の心などなど見えるものとも限りません。
そして、そういう妨害してくるものは「成功する直前」ほど大きく妨害してくるのです。
もし妨害しなければ確実に成功されてしまうから。
妨害しても成功するかもしれないが、失敗するかもしれない。諦めて手放すかもしれない。
その一心で、妨害をしてきます。「なりふり構わず、あらゆる手段を使って」。最後ですからね。

それに打ち勝つためにはどうしたらいいのでしょうか?

その答えは、平素にどれだけやるかなのだと思います。
つまり、平素どれだけ頑張って自分を作ったかで、そういう妨害にあったときも自分の成すべきことができる、ということです。

そして、「平素していたように、自分のすべきこと一つ一つに集中する」ということが大事です。
焦り、不安、妨害するものに対する怒り。それらは「雑念、邪念」となって自分を妨害します。
そういったものを一つ一つ取り除くことが大事なのです。といっても、これが難しいのですが(´・ω・`)

錦織選手は第2セットを落としたあとトイレ休憩があったのですが、そこであえて(あるいは、スタッフが距離のあるトイレに案内したのか)長い時間をとって自分の時間を取りました。そうして自分のメンタルを平常通りに切り替えました。
(それに加えて、ナダルはペースを崩されてイライラしたみたいです。まぁ、BIG4にはあまり関係のないところだったと思うのですが)
このように、いったんその場から離れて平素通りのメンタルにする時間を長くとる、というのは一つの方法かもしれません。

いずれにしても、「緊張時、最後の時、異常事態に自分のパフォーマンスを発揮する」ためには平素の行いが大事になります。
そのために、アスリートはみな練習をしているのです。
伊藤選手も3位決定戦でシンガポールのエースに当たりましたが、堂々と自分の力を発揮してストレートで勝利、メダル獲得を決めました。

まとめ

「私たちが勝利するときには必ず妨害してくるものが存在する。しかも、勝利目前の時にはもっと強く、容赦なく妨害してくる。
でも勝利するためには、それに打ち勝たなければならない。
そのためには、平素からすべきことをする訓練をし、直前になっても緊張したり意識したりしすぎず、平素の精神で自分のすべきことに集中する」

ということを、私は伊藤選手のあの敗戦から悟りました。
肝に銘じて明日からの生活に活かしていきます。

最後に…

すべてが終わって、女子団体のキャプテンだった福原愛選手が一言。

「やはり神様はいるんだなと思いました。」

詳細はリンク先のYahooニュースの記事を見ていただくと分かります。

シングルス、団体戦準決勝の最終戦、そして3位決定戦のシングルス。
その試合はいずれも「エッジボール(卓球台の角に当たって入ること。イレギュラーなので基本取れない)」で終わっていました。
正直悔しいところもあると思いますし、色々自分のことを責めたくなる気持ちも出ていたのかもしれません。

しかし、そんな悔しい中でも常に「先を見て」、「共に戦う仲間を想って」、一人主将として「責任はすべて自分にある」と言いながら涙をこらえ、導いてきました。

それを見て、神様が最後に少しだけ助けたのが3位決定戦のダブルスでのエッジボール…なのかな、と私は思いました。

石川佳純選手も、最初のシングルスで足を痛めて負けてしまったのですが。
インタビューでは「足が原因ではない。自分の力不足だ」と話して、団体戦に目を向けていました。
足のことを言い訳にしたら、自分の弱い心が出てしまうから。それを治めるためにそのように話したのだそうです。

やはり、神様が働きかけるには、何かしらの条件があるのだと言わざるを得ない、そんな卓球の女子日本代表の戦いでした。

感動をありがとうございました(*´ω`*)

そして、明日の朝、ついに卓球男子日本代表最後の戦い!
相手は卓球において最強・中国。果たしてどんな悟りが出るのか…こうご期待(‼?)

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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