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言葉は「直線」でなく「遠回し」で。

言葉は「直線」でなく「遠回し」で。

こんばんは、satoです。

今日は摂理の次の箴言から話をしていきたいと思います。

言葉も<直線>で言ったら直ちに終わって、いいけれども、そうしたら十分説明できないし、誤解もするし、相手に傷も与えるようになる。

言葉も<直線>で言わないで、<遠まわしに>言いなさい。証もそうだ。

私も言葉を直接話すよりは、色々隠喩して伝える方が好きです。もともと隠しメッセージとか見つけるのが好きでした(笑)
それに、伝えたいことをすべて言葉にするのはかなり難しいです。だから、私は物語を描くのですが。
このブログも、言いたいことを直接伝えるだけだったらそこまで長くならないです。
説明をするから、ここまで長くなるのです(´・ω・`)

発達障害の人の中には「隠喩が苦手、言葉を文字通りに捉える」人や「相手に対して直球で話してしまう」人がいます。
日本人は結構「遠回しに」いうのが文化になっているので、これらを聞いて「常識がない」とか「配慮がない」と考えてしまいます。
しかしながら、発達障害の人にとっては「正直に伝える」のが正しい、と思うわけです。真面目とも。
また、どういったら分からない、ということもあります。教えたら素直に聞いてちゃんとオブラートに包んだ言葉も話せますし、聞けます。

私の場合は、話すときに直接だと傷つくことがあるから結構気を付けていますが、人の話を聞くときはかなり真面目に捉えがちです。気を抜くと冗談なのに真面目に返してしまいます。それで「冗談ですけど、マジレスありがとうございます」とよく言われてしまいます(笑)ネタにマジレスカッコワルイ(´・ω・`)

「直線」って?

ところで、この中にある「直線」っていったいどういうことでしょうか?

直線って何?と聞くと皆は「まっすぐな線」と答えるでしょう。

直線のイメージ
たとえば、こんな感じですよね

しかし、ここで疑問なのは「まっすぐって何?」ということです。もっと言うと、「まっすぐというのはどういう定義かね?」という話です。
…めんどくさいですよね(´・ω・`)しかし、「何事もしっかり定義する」というのは数学者としての宿命でもありますのでご勘弁ください(笑)

たとえば、糸の端を押さえて、ピンと張るとまっすぐになります。このとき、糸はどこを通るか、というと「端から端まで最短距離の経路」になっています。
実はこれが(数学における)「まっすぐ」の定義なのです。2点間の最短経路が「直線」ということです。

そんなわけで、

<直線>は直ちに「限界」にぶつかる。<回って行けば>少なくても「3倍」は長い。

という箴言が出てくるのです。最短経路なので、すぐに限界にぶつかります(笑)

ちなみに、ある直線を直径とする円の円周の長さは、直線の長さの3倍以上になります。 この比率が「円周率」です。
ちなみに、ある直線を直径とする円の円周の長さは、直線の長さの3倍以上になります。
この比率が「円周率」です。

…モンスターボールじゃないよ(笑)

このように、神様も直接話すことはあまりなさりません。
神様は、比喩を使い、万物を使い、「遠回しに」話されます。
それは私たちが「神様の言わんとしていること」をちゃんと分かるためです。

こんな箴言があったこの日、私はリオオリンピックを通して、ある神様のメッセージを悟りました。
それは…明日書きたいと思います。長くなるので。

余談-非ユークリッド幾何について

以下、数学好き向け(笑)
先ほど、「糸をピンと張るとまっすぐになる」と書きましたが、これは厳密には「平らなところでピンと張る」ことで起こります。
空中でも糸をピンと張れば、ちゃんと最短距離を通ってまっすぐになります。

ところで、これを「ボールの上」でやるとどうなるでしょう?
ピンと張った糸は「球面の上で」最短距離を通ります。これ、普通に見ると「まっすぐ」とは言えませんよね。
ところが、これは「球面上の直線」になります。「球面上の2点の最短距離」を通るからです。

これをもう少しうまく話すと「球面上の直線とは2点間を通る大円上の線分である」という話になります。うん、分かりにくい。
たとえば、飛行機が東京からロンドンまで飛ぶときには二つの地点を通る大円に沿って飛びますよね。これは「大円上を徹のが最短距離」だからです。

こんな感じでできた直線、実は「どの直線も必ず交わる」のです。言い換えると「平行な2直線が存在しない」というわけです。
これは平面上では考えられないことなのです。平面上だと、みんなが知っているように「平行な直線」があるから。

このように球面上で初等幾何のようなことを考えることができます。このことを「非ユークリッド幾何学」と言います。

長々と書きましたが。
先ほど直線の定義は何?とめんどくさいことを考えたのは、「直線の定義をハッキリさせることで、平面以外での直線を考えられるようにしたかった」からでもあります。
数学が定義を重視する一つの理由は、「色々な場合にその概念を使いたい」という思いからなのです。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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