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聖書の中にある「間違い」を探してみました。その2

聖書の中にある「間違い」を探してみました。その2

おはようございます、satoです。
昨日に引き続き、聖書の人物が神様の前で犯した「間違い」について書きたいと思います。ちなみに、タイトルがややこしいですが、このシリーズは「聖書の矛盾を指摘する」とかそういう意図ではありません。ご注意ください。
しかし、意外と多いですね…果たしてどこまで続くんでしょうか、このシリーズ。

創世記・バベルの塔編

11章には「バベルの塔」のエピソードがあります。

彼らは互に言った、「さあ、れんがを造って、よく焼こう」。こうして彼らは石の代りに、れんがを得、しっくいの代りに、アスファルトを得た。彼らはまた言った、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう」。-創世記11章3-4節

バベルの塔というのはノアの時のように洪水が起きても大丈夫なように人間が作ろうとしたようです。それを通して、自分たちが神様のようになろうとしたわけですね。それを見て神様は

時に主は下って、人の子たちの建てる町と塔とを見て、言われた、「民は一つで、みな同じ言葉である。彼らはすでにこの事をしはじめた。彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、互に言葉が通じないようにしよう」。-創世記11章5-7節

とされたわけです。このように、

  • 人間が神様のことを知らずにバベルの塔を建てた

という間違いをして、それ以来言葉が通じないようになったわけです。

創世記・アブラハム編

信仰の父・アブラハム。神様の前で大きな条件を立てた人なのですが、実は色々な失敗をしてきているのです。まず、

時に主はアブラムに言われた、「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。 わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう。-創世記12章1-2節

と神様が言われたのに、

アブラムは主が言われたようにいで立った。ロトも彼と共に行った。アブラムはハランを出たとき七十五歳であった。アブラムは妻サライと、弟の子ロトと、集めたすべての財産と、ハランで獲た人々とを携えてカナンに行こうとしていで立ち、カナンの地にきた。-創世記12章4-5節

というように

  • 親族であるロトや財産を持ってカナンに行った

という「間違い」をしました。それで、

その地は彼らをささえて共に住ませることができなかった。彼らの財産が多かったため、共に住めなかったのである。アブラムの家畜の牧者たちとロトの家畜の牧者たちの間に争いがあった。そのころカナンびととペリジびとがその地に住んでいた。-創世記13章6-7節

ロトの財産と自分の財産が多すぎて争いが起こり、二人は別れてしまいます。その時ロトは

ロトが目を上げてヨルダンの低地をあまねく見わたすと、主がソドムとゴモラを滅ぼされる前であったから、ゾアルまで主の園のように、またエジプトの地のように、すみずみまでよく潤っていた。そこでロトはヨルダンの低地をことごとく選びとって東に移った。こうして彼らは互に別れた。-創世記13章10-11節

と、見たところとても潤沢そうなソドムとゴモラを含めたヨルダンの低地を選んでいきました。ところが、

ソドムの人々はわるく、主に対して、はなはだしい罪びとであった。-創世記13章13節

というように、ソドムの人たちは神様に対して悪を行なっていた人でした。ロトは

  • 見た目に騙されて神様にとって悪人の多いソドムに行ってしまった

という「間違い」を犯したのでした。

さて、一方、こんなエピソードもあります。

さて、その地にききんがあったのでアブラムはエジプトに寄留しようと、そこに下った。ききんがその地に激しかったからである。エジプトにはいろうとして、そこに近づいたとき、彼は妻サライに言った、「わたしはあなたが美しい女であるのを知っています。それでエジプトびとがあなたを見る時、これは彼の妻であると言ってわたしを殺し、あなたを生かしておくでしょう。どうかあなたは、わたしの妹だと言ってください。そうすればわたしはあなたのおかげで無事であり、わたしの命はあなたによって助かるでしょう」。-創世記12章10-13節

アブラハムがききんを避けるためにエジプトに寄留した際、自らの命を守るために

  • 妻のサラを「妹」として、妻であることを隠した

ということをしました。それによって、エジプトの王パロは

アブラムがエジプトにはいった時エジプトびとはこの女を見て、たいそう美しい人であるとし、 12:15またパロの高官たちも彼女を見てパロの前でほめたので、女はパロの家に召し入れられた。-創世記12章14-15節

  • アブラハムの妻であるサラを妻にしようとした

という「間違い」を犯しました。その結果、

ところで主はアブラムの妻サライのゆえに、激しい疫病をパロとその家に下された。-創世記12章17節

と神様によって疫病で打たれてしまいました。このように、アブラハムが付いた小さな嘘が大きな結果になってしまったのです。ちなみに、同じエピソードは創世記20章にもありまして。

アブラハムはそこからネゲブの地に移って、カデシとシュルの間に住んだ。彼がゲラルにとどまっていた時、アブラハムは妻サラのことを、「これはわたしの妹です」と言ったので、ゲラルの王アビメレクは、人をつかわしてサラを召し入れた。ところが神は夜の夢にアビメレクに臨んで言われた、「あなたは召し入れたあの女のゆえに死なねばならない。彼女は夫のある身である」。-創世記20章1-3節

ここでも、

  • アブラハムはサラを「妹」として伝え(妻であることを隠した)
  • アビメレクがそれを聞いて、サラを妻にしようとした

という間違いが起きています。ただし、神様は

アビメレクはまだ彼女に近づいていなかったので言った、「主よ、あなたは正しい民でも殺されるのですか。彼はわたしに、これはわたしの妹ですと言ったではありませんか。また彼女も自分で、彼はわたしの兄ですと言いました。わたしは心も清く、手もいさぎよく、このことをしました」。神はまた夢で彼に言われた、「そうです、あなたが清い心をもってこのことをしたのを知っていたから、わたしもあなたを守って、わたしに対して罪を犯させず、彼女にふれることを許さなかったのです。いま彼の妻を返しなさい。彼は預言者ですから、あなたのために祈って、命を保たせるでしょう。もし返さないなら、あなたも身内の者もみな必ず死ぬと知らなければなりません」。-創世記20章4-7節

というように、アビメレクが知らずに間違ったことを知っていたので、先に返すよう宣告し、命までは取りませんでした。けど、怖いですよね…。

さて、アブラハム編は長いので、次の記事に移りたいと思います。それでは

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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