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流行語大賞から感じた「言葉の力」その5

流行語大賞から感じた「言葉の力」その5

こんばんは、satoです。

結構長くなった流行語大賞シリーズもそろそろ締め括りに向かいます。
前回は摂理の小学生にあった出来事を見ながら、刺激的な言葉の影響が大きいということを書きました。
それに続いて、本日は扇情的な言葉が人を動かした「トランプ現象」について考えたいと思います。

トランプ現象とは、アメリカ大統領選で共和党の候補だったドナルド・トランプが様々な差別的発言・過激な発言をしたのですが、それに対する多くの批判がありながら共和党の代表選、そして大統領選に勝利した一連の現象を指した言葉です。
トランプが大統領選に勝利した背景として、移民政策や自由貿易、国際的な経済政策によって海外にアメリカの会社の工場が作られたことで職を失った人たちの不満がありました。
トランプが反移民的・反エスタブリッシュメント的な言動をするたびに、これまでの制作に不満を持っていた人たちは

「自分たちの不満を代言している」

と、彼に共感を示しました。そして、政治経験のあるヒラリー・クリントンより「政治経験がなく、これまでの政治家ではできないことができそうな」トランプに票が集まったのでした。

とはいえ、トランプの過激な発言もあり、彼への支持を表に出すことができなかった人はかなり多かったようです。この「隠れトランプ支持者」が多かったことによってアメリカの大手メディアも、クリントン陣営も情勢が最後まで見えず、対策が遅れてしまったこともトランプに有利に働きました。

現在も既成の習慣を破るような外交政策をしていて何かと騒がせるトランプ次期大統領。
今後どうなるか…はさておいて、私が気になっていたのは「扇情的な言葉によって人々が動いた」この一連の流れです。
「保育園落ちた○○」もこの扇情的な言葉をきっかけにして、保育園に子供を入れられない不満を抱えていた母親が動き出し、国会でも取り上げられるまでになりました。
また、最近多くの国で重要な国民選挙が続いていますが、そこでも排他的な政策を掲げる政党が扇情的な言葉で市民を動かしたことで、大きく国が動いたことがありました。
その代表的な例がイギリスのブレグジットです。
最も、これを先導(煽動?)した政治家はその後政治から手を引いてしまいましたが…。
さて、どうして人々は扇情的な言葉に動かされたのでしょうか?
それは、その人たちの心の中にある「不満」を刺激されたからです。
自分は現状に満足していない。今の社会に不満がある。
だけどそれを話したら人に嫌われる/どうせ無視される…
そういう理由で表に出せなかった本音。
それを知って、その言葉を代弁することで共感を集め、自分の意を成そうとする人々。

日本国内でも、海外でも様々なところでこのような現象が起きています。
果たして、私は/あなたはどうでしょうか?
「自分が生き残るなら何をしてもいい」
「今の政治に不満があるだろう?」
「それなら立ち上がろう」
このような扇情的な言葉を聞いて、それでもなお平和を守れるでしょうか?
もし、自分の心に少しでも悪なる感情…不満、怒り、憎しみ…あるいは不安、心配…そういうものがあるなら、扇情的な言葉を聞いて揺れないということはないでしょう…。

心の中を今一度点検しなければなりません。
私の心の中に愛があるか。不満を持たず、感謝の心で満ちているか。
いつも喜べているか?
自分の心にある悪を、一つ残らず神様の愛の言葉に変えていきたいです。

…しかし、どうしようもない現状があることも事実です。
子供が保育園に入れない。
自分の将来が見えない。
職につけない。
この不安がすべての始まりでもあります。
これは、どうしたらいいのでしょうか?

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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