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摂理人が観るニュース:STAP細胞騒動について考える。

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NHK NEWS WEB STAP細胞 再現できず
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2014_1219.html
12/19、理研は「STAP細胞が再現されなかった」と結論づけ、検証実験を実質切り上げる発表をしました。
小保方さんも21日づけで退職することになりました。
今年世間を賑わせたニュースの一つ、STAP細胞。
今回の失敗そのものは、私的には「科学ではよくあること」だと感じています。
新しい発見だった、と思われた事実が間違っていた。
うまく再現されなかった。やり方が間違っていた。
そういうことは「新たなこと」を始めるときに直面する出来事です。
「誰もやったことのないこと」だから、失敗するのは当然だ、と考えています。
ただ、今回ここまで騒動が大きくなったのは、「存在しなかった」、あるいは「まだ確認されていない」STAP細胞をあたかも存在するように、あるいは存在すると勘違いして論文を投稿してしまったために世間で注目されてしまったことがあるかもしれません。
「確認して行いなさい」
という鄭明析先生の御言葉が思い出されます。
今回の騒動を通して、早稲田大学でも博士論文の不備やコピーペーストの問題を調査し、当該者に是正するように対処していました。また、不正盗用をした准教授が解雇されることも起きていました。
私も以前何回かこの騒動について記事を書きましたが、それは「STAP細胞が存在するだろう」という考え、あるいは希望があったのと、研究者などの批判、非難に正直不快感を感じたからです。たぶん言い方が私の心の傷に引っ掛かったのでしょう…。
今回の研究は失敗という形に終わりましたが、個人的にはSTAP細胞のような万能細胞の存在を信じている部分があります。残念ながら私はその分野の研究者ではないため、このことについては詳しくはなにも言えませんが。
諦めなければ、なにかが見つかることは信じています。それが新しい研究の種になるのか、はたまたそういう細胞が存在しないことが完全に確かめられるのか。どちらにせよ、やめてしまえばそこで終わりです。
一つ確実に言えるのは、今回の騒動を通して早稲田大学や理研を中心に「日本の研究のシステム」にある不備や不正が露になり、是正されたことです。長期的に見れば、そこは大きいのではないかと考えています。
この出来事が新しい発見に繋がることを、私は祈ります。

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