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最近ティーンエイジャーがすごく活躍している件

最近ティーンエイジャーがすごく活躍している件

おはようございます、satoです。

少し前ですが、卓球の全日本選手権が行なわれました。
この大会は年齢制限なしの文字通り「日本最強」を決めるものです。
そこで、驚愕の事態が起こりました。

なんと男子シングルスで優勝したのは『14歳』の中学生張本智和選手だったのです!
しかも、決勝で戦ったのはリオオリンピック男子シングルスメダリスト、日本を代表する水谷隼選手。
彼を相手に圧倒的な攻めのスタイルで勝利していました。いや、これはビックリ…と言いたいところですが、実は以前世界選手権でも対戦し、そこでも張本選手が勝利していました。
卓球は結構ティーンエイジャーが活躍することが多く、新陳代謝が激しいスポーツの一つと私は見ています。
男子シングルスは中学生が優勝しましたが、女子シングルス決勝は前回覇者の平野美宇選手とリオオリンピック団体に出場した伊藤美誠選手の同い年高校生対決でした。結果、伊藤選手が勝利し女子ダブルス、ミックスダブルスと合わせて三冠を果たしました(´・ω:;.:…

以上のメンツはかなり目立っていますが、この他にも男女ともにティーンエイジャーの実力者が結構多くいます。
理由は不明ですが、愛ちゃんこと福原愛選手の時から始まって(…私は福原選手と同い年なので、それ以前を知らないだけかもしれませんが)卓球は次々と若い選手が活躍しています。
ただ、私自身の経験から言えるのは卓球における強さは”筋力や体力”以上に瞬発力と戦略によるものが大きいということです。
卓球はラバーによってボールに回転を掛けられるのですが、どのように回転を掛けるかによって相手の動きをコントロールできます。
その辺りの読み合い、戦略、そしてそれを成すための技術と咄嗟の反応、この辺りが勝負を分けます。なので、他のスポーツ、サッカーや野球等と異なり体力が比較的ない中学生でも活躍出来るわけです(私もこれが理由で卓球していました(笑))

とは言えですね。
いくら体格等のハンデがないと言っても、それだけで勝てるのが卓球というわけではないのですよ。
確かに中学生も活躍できる可能性はありますが、実際のところやはり大人になるほどリーチが長くなり、パワーも付きます。
何より経験が多いので引き出しも多いです。なので、現実的に中学生が勝てるかというと…(´・ω:;.:…
だから、張本選手が優勝したことは相当に価値のあることなのです。

余談ですが、卓球では試合中「サー!」等の声を上げるのが普通です。愛ちゃんも上げてましたよね。
私も試合中はナイサーとか言ってましたよ(笑)
理由は色々ありますが、卓球は基本一対一なので声を出して精神を鼓舞するとか、声を出すことで平常心を保つとか、そういうところが大きいです。
なので、張本選手の「チョレイ!」も(特殊ではありますが)まぁ普通の範疇だなと私は思います。
あ、相手に向かってのガッツポーズとかはマナー違反になりますので要注意です。

野球やサッカーにも「スゴイ高校生・中学生」は確かにいます。
しかし、その中で「プロに勝利した」という話は聞きません。そもそも「プロと戦う」ことすらしないのと、競技の特性上「一人の選手がプロに勝つ」という話はあまり出ない、ということはありますが。
また、同じ一対一スポーツでもテニスやバドミントンではここまで中高生が活躍しているという話は聞きません。
その点、卓球は張本選手がチェコOPで優勝してしまう等、少し特殊な気もします。

さて、ここまでは卓球の話でしたが、他にも中学生が活躍している分野があります。
一つは将棋。29連勝し話題になった藤井聡太四段は今年も順調に勝利を重ねています。
朝日杯オープンでは佐藤天彦名人を破って準決勝進出、相手は『永世七冠』を達成した羽生善治竜王ということでかなり注目度が高くなっています。
藤井四段は今年も話題を呼びそうですね…。

そしてもう一つが…数学です。
昨年開催されたMathPowerではなんと中学生が3人も講演していました。
しかも、大学数学の話だったり、すでにオリジナルの結果を出していたりとかなり次元の高い内容…(´・ω:;.:…
その一人が「数検一級最年少合格」の菅原響生君。彼は現在中学三年生ですね。
現在は、数学教室「和から」にて現代数学を学んでいるようで、グロタンディークの論文を読み解きたいのだそうです。

…いや、ちょっと待って。グロタンディークの論文は多くの数学者でも割と難解なやつなんですよ。
何故かと言うと、グロタンディークはどうして?を突き詰めた結果、一番抽象的な話から始めていくからです。
その発想力の根源を知りたいというのは私も同じです。(「真理の森の数学セミナー」の真理は実はこれを目的としています…(私の能力の問題による)実現可能性はともかく)
しかし、それを読もうというのは本当に意欲あるな…と思います。私が中学の時も相当に数学好きでしたが、これは次元が違う(笑)

将棋にしても、数学にしても、卓球にしても、他の分野と違って必要なものが少なく、敷居が比較的低いものです。
今なら最先端の論文もネットを介して読めますし、AI将棋も発達していて、それによって研究を進めることが出来ます。
こう考えると、今ややりたい!やろう!という気持ちさえあればティーンエイジャーでも活躍できる時代になったのだな、と感じます。
本当にいい時代になりました。

そういった時代において一番必要なことは何でしょうか?
それは「やりたい!やろう!」と思えることなのかな、と思います。
人は、好きなものがあれば、それを喜んで、興奮して行います。そのような分野を早く見つけること、それがこの時代の一番大事なことなのかな…と多くの中学生を見ながら思うのでした。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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