北海高校野球部は「相手を敬う」スタイル。


こんばんは、satoです。

オリンピックも明日で最後ですが、この間に日本ではもう一つ大きな大会がありました。
それが、全国高校野球甲子園!
今年も高校生が日本一を目指して、一年間頑張って来た成果を発揮し、暑い夏の中でも熱くプレーをしてます。

そんな甲子園ですが、今年は事前に注目されていた高校が結構早く敗退していた気がします。
ドラフト会議で話題になるような投手がいるところとか。
そんな中で本日決勝でした。栃木・作新学院vs南北海道・北海高校です。
そう、今年は10年ぶりに北海道勢が決勝まで進んだのです!
結果としては作新学院が優勝しましたが、本当にすごいなと思います(*‘∀‘)

やはり、北海道に住んでいる人としてはこういうのは気になるもの…。
最近パリーグでは日本ハムが11.5ゲーム差を縮めてついにソフトバンクと競り合うようになりましたが、これと同じくらい気になってました(*‘∀‘)
しかも、北海高校は「全く知らない」というわけでもないのです。
私が仕事に行くために地下鉄に乗るとき、たまに見かけたり、挨拶するのを見るんですよ。とても礼儀正しく、元気だった印象があります。
それくらい「身近」なところが甲子園で決勝まで行くとは…。

でも、北海のことが気になっていたのは単に北海道だからとか知っているからとかだけではないのです。
結構私の心が注目するポイントがたくさんあったのが大きいのです。
たとえば、ピッチャーの大西君が一回戦でデッドボールを受けたのですが、2回戦も痛みが残る中で投げていたのです。
しかも決勝までずっと一人で投げ続けていました。これって、とてもすごいことだな、と思います。

さらに、準々決勝では一回で「自分で抑えなければ」と考えて投げたらうまくいかず、3失点しました。
その際、「自分の力では抑えられない」と自分の状況を把握し、打たせて取る方針に切り替えていきました。
アナウンサーの人も言っていましたが「自分の弱さを素直に認める」というのは本当にすごいな、と思いました。しかも試合中に。

そして、それを支えるバックの守備もとても強かったですね。
チームワークがとてもよく、併殺も多かったです。

そして何より印象的だったのがガッツポーズをしないことどんな状況でも変わらないということでした。
ちょうど、他のところがガッツポーズや雄たけびをするのとは正反対のやり方ですね。
確かに宮崎・日南学園の時の試合では、日南学園のピッチャーは元気よく雄たけびを上げていたり、ガッツポーズをしていたのに対し、北海は終始落ち着いていました。
実はこれには理由があるのです。

北海はなぜガッツポーズしないのか。甲子園では珍しいスタイルの「理由」。-NumberWeb

ここに詳しく書かれいているのですが、ガッツポーズをしないのは

相手に点を獲られたから、こっちが得点を獲ったからと浮き沈みしないで、試合をやっていくことが大事だと思います。ホームランにしても試合の中の1つのプレーなので、まだ試合に勝ったわけではありません。(ガッツポーズをしないことが)冷静なプレーにつながっていると思います。

と、「一点一点に一喜一憂せず、試合に勝つということを見て」いるからです。そして、それが「どんな状況でも変わらない」というところにつながっていたのでした。
さらに、主将の大西君は

僕は相手打者を抑えて、ガッツポーズや雄たけびをしないです。野球は相手があって成立するスポーツですから、相手を敬うことを大事にしたいです

(強調部は私がしました)と話していました。
この「相手を敬う」姿勢はこの週の御言葉に出ていた「競争で勝利することより、自分に打ち勝つこと」という話に通じます。
オリンピックでもそうですが、こういう時に「勝ち負け」に強く集中してしまいます。選手も、観客も。
そんな中で相手を「敵」でなく「尊敬する対象」として見る、というのは簡単なことではありません。
でも、そういう風に「相手がよくやっている」と思うことは精神的な安定を生みますし、何より「自分に打ち勝つ」ことにつながっています。

相手を敬う精神、というのは見ている人も熱くなる以上の効果があるな、と思います。
北海を見ていて気持ちいいですよ、私は。
そして、そういう精神は甲子園の結果だけでなく、将来にも大きくつながります。
北海ナインの皆が今後大きく活躍されることを祈っています(*‘∀‘)

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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代まであと一歩。数学者を志す大学院生で、教育系の仕事もしています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。