おはようございます、satoです。
昨日こんなツイートをしました。
本当にその通りです…批判するより前に、まず私達がすることがあるはず。それをする前に批判するのはフェアでない。私も「ちゃんとうまく行えるように」とは祈れなかったことに反省して、もっと祈っていきます。
政治家のための祈り https://t.co/uhnfBxZWzV— 摂理人satoのさとりノート (@satoriHSR) 2017年5月17日
これは摂理で教会の運営をしているSJさんが最近始めたブログ「摂理男性スターブログ<人生の灯火>」を読んで率直に思ったことです。
SJさんは私も会ったことがありますが、真理に強く、とても面白い方です。ちなみに、数学科出身、小説も書いていた、悟りなど何気に私と共通点が多い。
政治については私も色々考えていたのですが、最初に紹介した記事がうまく言葉にしていました。
そう、政治家って悪く言われることも多いのですが、政治家はとても忙しいし、頑張っても褒められることが少ないところなのですよね。
「権力に対する監視・アンチテーゼを担う」というマスコミの仕事のことを差し引いても、悪く言われているなぁというのが率直な感想です。
もちろん、その分政治家がしっかりと仕事をしないといけないのも事実です。
ちょっとでも間違えると日本の生活が間違った方向に進んでしまうから…。だから色々言われることもあります。
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そんなわけで、今村元復興相の騒動を
そういうわけで、ちょっと話題になった今村元復興相の批判された発言に関するこちらの記事を読んでいました。
これは会見で「自己責任」ということを記者に質問された際、怒って追い出してしまったという事件の話です。
多くの報道では今村元復興相が被災地から自主的に避難する人を「自己責任」と突き放し、それに対して追求する記者を不都合に感じて追い出したかのような表現をしていました。
しかし、会見の質疑応答のやり取りを見てみると、記者側も同じような質問を何回も繰り返していたところがあるように感じられます。それに対して「あとで来てください」と話したところで「無責任」と記者が話した、という流れがあることがわかります。
この問題、難しいのは「本当に帰ることができなくて」自主避難を続けている人側と「自主避難をすることで得られる支援を受けたくて」帰れるけど帰らない人がいる、という主張、あるいは「財政の限界」という側、両方の立場があるということです。
質問した記者は前者側、今村元復興相は「財政の限界」などの後者側の立場で話していたのかなと思います。その噛み合わなかった結果が今回の騒動になったのかなと。
(ちなみに、取り上げた記事は「自主的に避難した人は自己責任だ」という書き方をしているように見受けられ、これはちょっと違うかなと感じております)
だから、メディアが悪い/政治家が悪い、そういうもので割り切れるものでないような気がします。
もっというとそんな次元で解決できる問題ではないでしょうね…。
大事なのはお互いの立場が異なる、という上での「対話」だと思うのですが、いかがでしょうか。
#東北でよかった
ところで、今村元復興相はその後別の失言をしてしまったことで復興相を辞めました。
そのきっかけとなったのが「東北でよかった」という発言だったのですが…これに関しては詳しく書かれているところも多いので省略させていただきます。
この「東北でよかった」という発言を逆手に取り、東北の良いところを「#東北でよかった」というハッシュタグをつけてツイートする、という流れが起きました。
個人的にはこの運動とても感動しました。政治家に対する怒りや不満を持つ人が多く、こういう不祥事が起こると真っ先に叩くような流れが多い中で、このような平和的な「反対運動」をしたことが本当に感動でした。
中にはこの運動に対して「もっと怒るべきだ」という意見もありますが、私はその必要はないと感じています。大事なのは怒ることでなく「何が問題なのか」を見つけることですから。
ちなみに、摂理でも東北出身のこの方がツイートしていました。
@sol_artwork 東北でよかった!!雪国育ちでたくましくなりました!山形来てください! #東北でよかった
— Minori@絵描き (@Minorinrin316) 2017年4月27日
やっぱり、「東北でよかった」ですね。
東北がなければ、グロタンディークの残した革命的な論文もなく、今の教授にも出会えず。
東北の澄んだ世界がなければ、多くの摂理人がいなかったわけですから\(^o^)/
結論
政治の問題を話すとき、多くの主張が「誰が悪い」というところで終わってしまっています。これは「他のことでは誰かより何が問題なのかを考える」ような人でもそうなってしまっています。
しかし、大事なのは「誰が」でなく「何が」、そして「どうして」問題なのかを知ることです。かの騒動も根本的には「立場の違い」を対話で解けなかったことが問題にある、と感じています。それがどうして起こるのか、これはもっと深い話になるでしょう。
その辺りを教えてくださる摂理の御言葉が、本当に貴重です。
PS できれば9月に一度東北行きたいですー\(^o^)/
この記事を書いたブロガー
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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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