こんばんは、satoです。
前回に引き続き、「悪評」についての記事です。
前回は佐村河内事件を通して「その人の行為からその人、またその人に関連する人を悪く言い、その人格を否定する」行為が起こっていること、それに対する疑問を自分の経験を通して提起して、それでは「神様は罪を犯した人に対してどう思われているのか?」というところまで書きました。
今日はその続きを書きたいと思います。
神様は悪いことをした人にどういう思いを持っているのか?
それは次の聖句が物語っている。
ペテロ第二の手紙3章9節
ある人々がおそいと思っているように、主は約束の実行をおそくしておられるのではない。
神様は悪人の「行い」はお許しにならない。なぜなら、その行為を許せば天国に行けず、永遠な苦しみに至る地獄に向かうからである。
しかし、神様は「どんな人のことも否定しない」。必ず悔い改めた人のことは許してくださり、天国に住まわせる。
悔い改めは、愛は、死から命へ救い出す。
だから、私は悪評の言葉を聞いても、自分の良心に従って「その人は否定しない」し、自分がわかるときまで「どんなに悪く言われててもそれを鵜呑みにしない」ことにしている。
私も…その人が悔い改めて、正しく生きることを願っている。
最後に、悪評を言われている人たちへ。また、悪評を見て悲しんでいる人へ。
どんなにうまくやっても悪評は消えないものだ。そして、失敗して見守ってくれる人も少ない。正直心が折れることもあると思う。それでも。
悪評に悪評で返すな。不満を言ってはいけない。それでは悪評を言っている人と同じになってしまう。
そうではなく、悪評をしている人が恥をかくくらい立派に生きればいい。何ができなくてもいい。あなたができることを愚直に、正直にすればいい。
自分ができることが何もなくても…生きることはできる。
一生懸命生きること。それが私たちにできる最大限のこと!
もう一つ、悪評の言葉を見てしまった人へ。また、悪評の心が出ている人へ。
感情的になって悪評の言葉を放つ前に、次のことを考えてほしい。
悪評の言葉は瞬間スッキリしても何も残さない。さらに言うと実は自分に大きなダメージを与えている。人は愛で出来ているから、悪い言葉、否定的な言葉、悪評はより強く認識が焼き付いて、影響を受けやすい。それも悪い方向に。
だから、悪評の言葉は「見る人にも自分にも不快な思いをさせる」のだ。
悪評や不満が出るときは自分もなにかしら嫌なことがあったのだと思う。だから、そっちを解決する方が有益だ。
そして、もし相手について何か言いたいなら、「すべてのことを確認した上で」、「建設的な言葉」を選んでほしい。相手のことを認めた上でその人が直せるようなアドバイスを。
それができないくらい感情的になっているなら、そのことから一旦離れた方がいい。あなたの人生、そんなことに投資するのはもったいない!
というわけで悪評についての記事を終わります!長文失礼しました(・ε・`*)
今回は悪評に関連して色々感じたことを書きました。このことを書いた背景として、前編に書いた「佐村河内事件」とそれに関連する聴覚障害についての非難の言葉を見たこと、そして最近問題となっている「STAP細胞」の論文についての記事を見たことがあります。
両者に共通して言えるのが、「その行為について批判(どうしてそういう問題が起きたのか、その対策はどうすべきか?)する人」より「その行為を見て「人を否定する」人」が多かったことです。
私は前編にも書いたように、一年間悪口を言われ続けたことがあったのと、元々の気質として「悲しんでいる人、怒っている人を見たら喜ばせたく思う」ことがあったので、「悪評の言葉が少しでも減れば…」と思い前編を書きました。
しかし…正直言うと前編を書いていて、私もあまり気分がよくありませんでした。できる限り人を否定する言葉は書かないようにしていたつもりでしたが、根本的に「悪評者に対する怒り」が心の中にあったなぁ、と思って泣きながら悔い改めました。それで本来3編にする予定だった文章を前後編にして、「励ましとアドバイス」を先生の御言葉をもとに書かせていただきました。
ぶっちゃけ、こういう方が書いてて好きです!
やはり私は批判するのは向いてない。それより笑って人を励ます方が似合ってる!改めて私の立ち位置と価値を悟らせていただく時間になりました。感謝します。
あ、ここまで読んでいただいた皆さんにも感謝します!
少しでも「お互いが悪く言い合う」ことが減り、真に平和な世界になることをお祈りします。
この記事を書いたブロガー
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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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