どんな困難があれど、摂理には笑いが絶えない。
こんばんは、satoです。
月明洞滞在中にあったことをまとめる「摂理人satoの月明洞滞在記2015」、いよいよ終盤に差し掛かってきました。
今日は滞在中に参加したボランティア作業を通して感じた「地上天国」について書きたいと思います。
地上天国とは
おおかみは小羊と共にやどり、
ひょうは子やぎと共に伏し、
子牛、若じし、肥えたる家畜は共にいて、
小さいわらべに導かれ、
雌牛と熊とは食い物を共にし、
牛の子と熊の子と共に伏し、
ししは牛のようにわらを食い、
乳のみ子は毒蛇のほらに戯れ、
乳離れの子は手をまむしの穴に入れる。
彼らはわが聖なる山のどこにおいても、
そこなうことなく、やぶることがない。
水が海をおおっているように、
主を知る知識が地に満ちるからである。-イザヤ書11章6~9節
メシアが来た時に、イザヤ預言者を通して上の聖句で預言された「地上で成される天国」のことです。
ひょうや山羊、獅子など様々な動物が出てくることから、この聖句を動物天国と表現することがあります。摂理では各動物を比喩として各動物のような個性を持った人たちが一つとなって天国を成すことと教えられます。
ボランティア作業を通して成される「地上天国」
月明洞滞在中の4日目の午後に、滝の造形の作業の手伝いをするボランティア作業に携わりました。
この時には多くのボランティアが集まっていました。行なった作業はショベルカーの足台作りでした。具体的には「土を掘って、その土をライン作業で運んで盛っていく」という作業です。
ここには、多くの人が居ましたが、驚くべきはその多様さ。
まず、国籍だけを見ても韓国の人はもちろん、日本、台湾、アメリカ…と多くの国から人が来ていました。作業の説明をするときも韓国人の牧師さんが説明しているのを日本語、中国語で翻訳するという不思議な光景でした。
また、日本だけでも北は北海道(私のこと)から関東、中部、関西…と実に色々なところから来てました。年齢を見ても、20代の若者から40代のお父さんまで!摂理に長く居た人から最近摂理の教会に来た人まで本当に色々な人がいました。
初めて会う人もいたでしょうし、性格だってそれぞれです。
これほど多様な人が、山奥にある月明洞にボランティアとして集まってきている…。
このことに、私は衝撃を受けました。でも、もっと驚くべきことがありました。
賛美と笑いが絶えないボランティア作業
言葉が通じない人同士がライン作業をする。普通に考えたら疎通ができず、上手くいかないはずです。
お互いにどうしたいのか、うまく話せないし、緊張だってするし…。何かしらのトラブルが起きても不思議ではありません。
ところが、このボランティア作業をしている間、ケンカや言い争いはおろか、不平の声すらありませんでした。
皆が楽しそうに、いや実際に楽しんで作業をしていたのです!言葉は通じませんでしたが、隣の人がうまくできなければそれをフォローしてあげたり、お互いに「ハイ!」と声を掛け合いながら、一つとなって作業をしてました。
私は最初、韓国の方の隣で作業をしていました。その人が雨のためにカッパを着ようとしたら、私がしばらくその人の分を受け取ってラインを回しました。逆に私がカッパを着ようとしたら、その人が助けてくれました。
途中岩があったりして重かったら「too heavy!」とアメリカの方に話しかけたり。
どうしたらいいかを具体的に話し合ったり…。とにかく笑いが絶えませんでした!
また、牧師さんが途中で賛美を皆で捧げようと声掛け、賛美をしましたが、その楽しそうなこと!
その牧師さんを見ると本当に楽しそうに、神様に栄光を帰していました。
これはこの時だけか、というとそういうわけでもなく。
この作業の前、午前中は別の作業を一緒に来ていた日本の方々としていました。実はほとんどこの滞在で初対面か会ったことはあるけどそこまで話をしたことがなかった人たちでしたが、一緒に作業をする中でうまく連携を取ることができました。
作業中賛美をしたり、互いの経緯を話したり…本当に楽しい時間が流れていました。きっと神様も喜ばれていると思います。
国籍も年齢も境遇も性格も異なる人々が、一つの所に集まって一つの目的のもと笑いながら作業をする。
その風景に、私は最初に引用した聖句、「地上天国」を見ました。
どうして、このようなことが起こるのか?
どうして初対面の人が多い中、互いに配慮して笑いながら作業することができたのでしょうか?
それは…すべての人が同じ鄭明析先生の御言葉を聞いていたからだ、と私は主張します。
鄭明析先生の御言葉には多くの愛が含まれています。
神様を愛しなさい。
隣の人の話を聞いてあげて、配慮してあげなさい。
自分の悪い性格を直しなさい…
様々な御言葉がありますが、それによって自分の心と考え、行ないを作り、思いを一つにして生きていた。
だから、いざ皆で集まったとしても、初対面であっても仲違いすることなく笑いながら作業をすることができたのです。
果たして、この光景を見て、あなたはどう思われるでしょうか?
私はあのボランティア作業に地上天国、理想世界を見た、と言いたいです。
この記事を書いたブロガー
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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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