ニーチェといえば、「神は死んだ」という言葉で有名な哲学者。
そんな彼も元々は牧師の家庭に生まれたキリスト教の信仰者だった。そんな彼がどうして「神は死んだ」と言ったのだろうか?
ニーチェはドイツにいたときに、彼らの生活の堕落しているのを見た。
「なぜ彼らが堕落しているのか?神様はどうして彼らを裁かないのか?」そう彼は思った。そして「キリスト教の教え、来世(天国)に望みを置くことが彼らを堕落させているに違いない!」と考え、「神は死んだ」と言ったのだ。
彼は最後に「永劫回帰」という考えを話す。これは「今の世の中は虚しい。そして、生まれ変わってもまた虚しい生。そのような生が永遠に繰り返される」というものだった。そして、その世界の中でも繰り返し「実在的に生きていこう!」と話した。
彼の言葉は現在「超訳 ニーチェの言葉」などで広く読まれている。その言葉に力を受けた人もいるであろう。だが、考えてほしい。
この言葉を話した彼は、その生涯の最後には「精神を病んで、狂人になってしまった」のだ。
彼はすべてのことを「考え」で終わらせてしまった。そう、「実際に行うことをしなかった」のだ。もし、神様に一言でも尋ねてみたなら、神様はきっと彼に答えたであろう。
「私は堕落した人には働きかけない。彼らのさせるままに放っておく」と。
観念で終わってはいけない。実際に行ってこそ実体として得る。
この箴言を伝えてくださった鄭明析牧師は、このように話す。彼がそれまで生きてきて「行った全てのこと」から。実際に行ったから、その言葉には力がある。
私たちもこのように生きていく人生を歩むべきだ。
ニーチェと言えば…ツイッターで昨年話題を呼び、漫画になるまでになったコンビニのバイト「ニーチェ先生」を思い出す人もいるかもしれません。もちろんこの話は彼とは関係ありません…が、彼もこの言葉を聞いて、一度神様を呼んでみたら何か変わるのかも…?と勝手に思ってます。
あと、この文章はニコニコ大百科「ニーチェとは」を参考にしました。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%81%E3%82%A7
この記事を書いたブロガー
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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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