おはようございます、satoです。
発達障害を持つ人の多くがぶつかっている問題に人の顔が覚えられないというものがあります。
難しい言葉でいうと「相貌失認」というのですが、「顔を見ても覚えられず、顔で人を区別できない」というものです。
人は顔以外にも声、服装、所属など様々なもので分別していますから、たとえば違った環境にいたときとかに分別できなくなる、ということはありますが…この障害がひどい人は「何度見ても知り合いの顔を覚えられない」ということで人間関係に苦労しているようです。
発達障害の人は特に「人の顔を見ない/認知できない」ことが多く、その結果相貌失認を起こすことがあります。
私も確かに話す時に人の顔を見ることができないですね…。原因はいくつかあるのですが、「話さえすれば相手に伝わるだろう」という感覚とか「人の顔を見るだけで色々な情報が入りすぎて集中できない」とかそういうところでしょうか。あとは経験不足。
ちなみに、このような相貌失認を持つ人が教師や看護師など人の顔を覚える必要がある職業につくととても大変そうですが、「メガネ」とか「歯の形」とか(普通の人が覚えられないようなところで)区別するらしいです…そっちの方が難しい気がします(´・ω・`)
私は現在塾のバイトをしていますがその時は「生徒を迎えるために入り口で待ちつつ入る時に使うタイムカードを見て」特定していました。
今なら何回も塾で授業をしているのでもう覚えていますが…(笑)
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私のケース
話が前後しますが、私も相貌失認気味なところがありまして、具体的にはどんなに長くいても「三回会って話さないと」顔と名前が一致しないというところがあります。
その一:男性指導者の方と長くいたのだけど…
たとえば、ある摂理の指導者が北海道に来られた時に私の所に宿泊して2週間くらい色々してくださいました。
私も色々お話しましたし、色々お世話になりました。
その方が本来の使命地に戻ったあと、一ヶ月くらいして東京に来た私がその人とばったり会いました。指導者の方は私のことを見て「久しぶり~!」ととても親しくしてくださったのですが…。
「え~と…誰だったっけなぁ…」
と思いながら、お久しぶりです~って話しながら過ごしていました^^;
その人が誰か思い出したのは、私が東京から帰ってきた辺り。あれだけお世話になったのに…(´・ω・`)と少々落ち込んでいました^^;
多分そこにいるとは思っていなかったので、とっさに同期できなかったものと思われます。
ちなみに、今年東京に行ったときもたまたまその指導者にお会いしましたが、その時はバッチリ顔と名前が一致していました。
摂理人は色々なところで色々な人に会うので顔と名前が一致しないとかは「摂理あるある」なのですが(笑)
それでも、摂理内では良く知られた指導者ですら三回会わないと一致しないのです…(´・ω・`)
その二:顔や髪の色が変わったら…
別のケースとして、あるときある摂理の人と挨拶をしました。本当に時間がなかったので一瞬でしたが。
それ以降しばらく会うことはありませんでしたが、ある時私が配信で参加していた集まりにその人が参加すると聞いて、見てみたら全く顔が一致しなくてパニックになったということがありました。(こちらの記事にて書いた話のことです。よく似た名前を聞き間違えたというのがオチでした)
全く別人だったのですが、「所属や名前」で判断した結果完全に混乱に陥っていたという話でした。
で、この人も東京に行った際に久々に対面しましたが、
あれ、この人こんなだったっけ?
ってなりました。なんとなく分かるけど、顔も髪の色もちょっと違うために一致させることができませんでした(´・ω・`)
しばらく話してようやく名前が一致しましたが…。(そもそも前回も今回もこの人とはあまり話していないため、声も覚えていなかった…)
たぶんこの方も次に会う時にはちゃんと一致するかと思います…(笑)
私の相貌失認は自分の興味関心の度合い、老若男女問わず「三回」と決まっているみたいです。
(前者のケースは男性、後者のケースは女性でした)
おそらく、私はある程度の情報を入れたら「イメージ」と「概形」で認識付けをする(簡単にいうと「大雑把」)ために、ちょっとした変化が起こると理解できなくなるのだと思います。
なので、私と一度会った方で再びお会いした際に「どちら様でしたっけ…」と聞かれた時は「あぁ、覚えていないのね…」と思って気を悪くしないでいただけると助かります…^^;
この記事を書いたブロガー
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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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