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心の特性・傾向と仕事探しについて

おはようございます、satoです。

私が学生だった頃、お金をある程度稼ぐ必要性が出てきまして、色々探してみたのですが「自分の能力・特性」と合う仕事が分からず決めることができませんでした。
これまでのバイトは幸い私の鬼門となる「人間関係」や「実行能力の抜け落ち」をカバーできるところで、本当に感謝しています。

それで、いろいろな人と相談した末一度ハローワークに行ってみたことがあります。このとき、私の特性のことをちゃんと話したところ偶然発達障害専門の窓口が空くという神様の御働きが起きたのですΣ(・∀・;)
その人も私の特性をしっかり聞いて貰える人で安心しました。
それで、この時に自分の経緯、能力特性を話す機会がありましたが、「本当によく自己分析されていますね…」とお褒めの言葉をいただきました(^^)
摂理に来てから壁にぶつかった際に自分と深く向き合って以来、自分の能力・特性について深く考えるようになり、自分が何が得意で何が苦手なのかを深く考えたおかげです。
言い換えると、摂理に来たので私はここまで自分と向き合えましたし、自分のことを知るようになりました。本当に感謝です。

私の能力・特性をまとめますと次のようになります。

イメージはこのあたりでしょうか。

顕微鏡のように細かいところをしっかり感知し気にする反面、そこに集中しすぎてドツボにハマったり周りのことを見れていなかったりするような感じですね。

さらに対話する中で自分のインプットのキャパシティがとても小さいということにも気づきました。
たとえば、人の話を聞いていると「これってそういうことなのかな?」という考えが浮かびます。
しかし、これが対話形式で自分が話して良いときならすぐに話せるのですが、御言葉を聞いているときとかQTなどで一人が話している時とか「一方的に話をしている」状態だと話すことができません。
そうしていると「自分の気になること」がずっと気になって、人の話が耳に入らないことが多いのです。
このように、私は一つの刺激を受けるとそれに対してすぐに反応するのですが、それがすぐに処理できないと次に行けない、というところがあります。

おそらく学校の授業で初めてのことがあるとそれが気になって、更に新しい情報が来ると「あ、待って待って情報量多すぎ…」となるのです。
耳からの情報処理が遅い、というのは確かなのですが、人と話しているとある程度相手の言わんとしていることが理解できるのです。たぶん「正確に」聞き取ることができないだけで、「大枠を捉える」ことは耳からも可能なのです。
暗記が苦手だってり、複数の事柄から一つのことを選択するのが苦手、行動するのが苦手なのはこの「キャパシティの小ささ」によるものだと思われます。

以上の特性を踏まえて色々な仕事先を探しましたが、最終的には「ハローワークで探すよりどこかの学校の求人を探した方が良さそう」ということになり、その後実際に高校の非常勤講師の仕事に就けるようになりました。その後幸い博士号を取得し、なんとか現在まで自分に合う仕事を続けることができています。本当に感謝します。

こうやって、自分の得意なこと苦手なことがわかると、それに合った仕事を選択することができます。
自分の特性、才能、そして心の傾向に合わない仕事をしていると段々と(自分も周りも)辛くなり、最終的には心を壊してしまう可能性もあります。
だから、自分を知ることが一番大きいなぁと、改めて感じます。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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