弱き者の憩いの水際、そういうところが身近に…。
こんばんは、satoです。
今日は最近見つけた格安ランチのお店をご紹介。
cafeぷちり~べ
北大近くには格安ランチがたくさんありますが、この御店は北大からはちょっと遠いところにあります。なんと北21条東1丁目です!この時期だと自転車が使えないので、行くにはちょっと決心が必要ですね…。
しかし、その苦労は決して無駄にはなりません。この御店は…なんとランチが好きなおかず3つとご飯とスープで400円という破格の安さなのです!+100円でドリンクも付けられます。
上の写真のような感じです。
こんなにたくさんのおかずから、3つ選べます!しかも、野菜、肉、魚料理が揃っているし、和風、洋風だけでなくなんとメキシコ料理まであるのです!ちなみに、おかずはその日の材料によって日替わりです。
こんな風に選べます。一つ一つの量はそこまでありませんが、手作り料理だからか、食べると満足します(人´∀`)とても美味しいし、心がホッとしますよ。
その他にも…
なんとパンも発売しています!しかもお店で手作りの焼き立てパンです!こちらも日によって種類は異なります。
一つ100円なので、とてもお得。皆で分け合うとこのようになります。
カスタードクリームパン。
とても美味しかったです~。クリームが甘く、パンも焼き立てでふんわりしてましたლ(´ڡ`ლ)
このお店の秘密
それにしても、どうしてこんなにランチが安いのでしょうか?それは…このお店のコンセプトとも関わりがあります。
実はこのお店を経営しているのは福祉系の法人団体。
ここでは精神的、あるいは身体的に不自由で働くのが難しい人が職につくために働いているのです。それゆえ、普通のお店と違って割り箸の袋も折り紙で作った手作りのものなのです。その手作り感に真心を感じます。
主はわたしの牧者であって、
わたしには乏しいことがない。
主はわたしを緑の牧場に伏させ、
いこいのみぎわに伴われる。-詩篇23篇1-2節
こういうお店、本当はもっとあったらいいな、と私は思います。
私も軽度ではありますが発達障害を持っている身として、こういった「障がいを持っている人が働けるようにする場所」というのには関心を持たずにはいられません。
今の世の中は「効率化・人件費削除」という考えで人がする仕事を機械にやらせたり、採用する人を減らしたりしています。そういう社会にとって、ハンデのある人の多くが仕事もできず苦しんでいます。
天国は、ある家の主人が、自分のぶどう園に労働者を雇うために、夜が明けると同時に、出かけて行くようなものである。
彼は労働者たちと、一日一デナリの約束をして、彼らをぶどう園に送った。…五時ごろまた出て行くと、まだ立っている人々を見たので、彼らに言った、『なぜ、何もしないで、一日中ここに立っていたのか』。 彼らが『だれもわたしたちを雇ってくれませんから』と答えたので、その人々に言った、『あなたがたも、ぶどう園に行きなさい』。 さて、夕方になって、ぶどう園の主人は管理人に言った、『労働者たちを呼びなさい。そして、最後にきた人々からはじめて順々に最初にきた人々にわたるように、賃銀を払ってやりなさい』。 -マタイによる福音書20章1-8節から抜粋
聖書でこの聖句がありましたが、この聖句は当時貧しい人が多く居た状況をご覧になったイエス様の戦略である、という御言葉を最近聞きました。
弱い人は何もできず、生きることすらできない。そういった人たちを助けるために簡単な仕事をさせ、賃金をちゃんと払う。それが、すべての人を生かす知恵だったのです。
cafeぷちり~べのコンセプトはまさにこの御言葉を具現化したものです。こういった「助け合い・真心」が料理の美味しさや雰囲気の良さに現れているのだな…と分かりました。あと、料金が安いのも経済弱者には助かりますし。
こういうお店が増え…願わくばすべてのお店が「効率化」では得られない助けの手を差し伸べる「愛」のこもったところになることを願います。
この記事を書いたブロガー
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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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