こんばんは、satoです。
今週の御言葉は「考えが距離だ。考えと体が別々に生きたら、虚しく空虚だ」という主題です。
というわけで、今日は数学にまつわる距離の話についてしたいと思います。
普通の距離の話
数学でよくある距離といえば絶対値があります。これは数直線の原点
たとえば、
この絶対値を使って、数直線上の二点a,bの距離を
p進距離の話
ところで、数直線上の二点に対して、上の絶対値とは別の距離を取ることができます。それが
これがどんなものか、と言いますと…。
このとき、ある整数
となります。ただし、
たとえば、
今の話は整数の話でしたが、有理数(分数)でも同じようなことが言えます。
ただし、
となります。
そして、数直線上の二つの有理数に対して
たとえば、
余談ですが、実数というのは有理数の収束する数列全体(を同じところに収束する列は同じと見たもの)として定義できます。
この
この
数学ガールの秘密ノート 160回 かぎりなく、あなたのそばに(後編)
で説明されています。こちらは
心の距離の話
ところで、こちらは有料会員になれば最後まで読めるのですが、ちょうど無料で読める部分の最後に同心円の図があります。
この図は
心の距離も似たようなことが言えるのではないでしょうか?
二人がどれくらい同じ考えを持っているのか、どれくらい心を共有できるかによって、距離が近くなったり遠くなったりします。
それはどこに住んでいるのか、とかどれくらい離れているのか、とは関係がありません。最近だとネットの力で物理的な距離は関係がなくなっています。
これって、普通の絶対値というよりは
これはつまり、距離が
私たちはみな異なる考えを持っています。
だけど、一人一人が対話してお互いの考えを理解して共有するとき、その考えがだんだんと一つとなっていきます。
それは私たち人間と神様との間でも同じです。
私たちと神様は異なります。だけど、私たちが御言葉を学んで、限りなく神様の考えに近づくことができます。
そうして、一歩一歩歩んでいったときに…神様との心の距離は
また、同じ神様に近づく人同士の心の距離もまた
そんな人生に、私もしていきたいです。
この記事を書いたブロガー
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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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