大波乱の自動車学校卒業試験…その2

おはようございます、satoです。
色々あって本日受けるようになった卒業試験、いよいよ本番です。

いざ、本番。神様の助けが…

さて、試験当日。
最初にも書いたとおり、全国的に寒波が押し寄せ大雪が降るという予報を聞いて、私は戦々恐々としていました。
「運転試験中に大雪が降ったらどうしよう…ただですら感覚が鈍っているのに、流石にそれはキツイ…」と。
しかし、神様が憐れんでくださったのか、本日札幌の天気は雲一つない快晴でした。ハレルヤ!
例年だと、センター試験当日は荒れた天候になることが多いのですが、これは奇跡的なことです。

ただ、快晴であっても寒波の影響で気温は氷点下。もちろん道路はツルツルです。しかし、それも私にとっては好都合でした。
なぜなら私が最も苦手としているところは「とっさの判断」、特に「停車位置」を見極め、停車をすることに苦手意識がありました。
ところが、路面がツルツルなら「初めからスピードをあまり出さない」でいいので、むしろ「ゆっくり走りつつ停車位置を見極められる」のでだいぶ楽になるからです。
また、雪がたくさん降ったので雪山もたくさんあるのですが、私の場合は教習時もっと荒れている状態の(それこそ雪山が道に出ている状態での)雪道を経験しているので、なんとか対処できました。

…もう一つの苦手なことがあって、それによって試験中大変だったのですが、これは後述します。

このように、神様は事前に悪天候下で教習を受けさせ、私の運転感覚や注意すべきところを教育してくださり、私を鍛えてくださっていたのです。
私自身は「一度落ちてもう一回くらい路上教習を受けたほうが良いのかな…」とすら考えていたのですが、それに対して「あなたができることをすべてしなさい。そうすれば未練がない」と感動を与えてくださいました。
それで、本番は実際に自分ができる限りのことをしました。確認、注意、先を見て状況把握。
さいわい、運転はスムーズにでき、懸念していた停車もバッチリでした。

さらに、試験最後のバックでも神様の助けがありました。
卒業試験では最後に「左右の方向転換」か「縦列駐車」のどれか一つをして終わります。この方向転換、縦列駐車は結構大変です。
そして、私は「もう一つの苦手なこと」に由来して、「右側の方向転換」はかなり不安でした。
実際には「左側の方向転換」になりました。こっちならなんとか対処できるので安心しました。
一番怖かったのは最初に車が入る位置がずれることでした。これは位置がずれると外輪差によってバック中に脱輪してしまうからです。
とても緊張しましたが、本番では一番いい位置に入ることができました。ただ、これに集中しすぎてバックする時に合図を忘れていたのですが…(ノД`)
すぐに気づいて付けましたが…無事に方向転換もできて、試験は終わりました。

そして、結果は…

バック時の合図忘れと路上でのいくつかのミスがあって大丈夫かな…と内心ヒヤヒヤしつつ、最後まで行けたことに感謝しながら、試験結果を待つ私。
あまりに緊張して、水をガブガブ飲んでいました(笑)
そして、お昼頃、ついに試験結果の発表が…

私の番号があったら画面に合格…と考えつつ、じっと見ていた(以前日本シリーズを見ていた)テレビには…私の番号が

…あった!

私の番号が確かにありました!卒業試験、無事合格しました!ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
よく見ると、今回受けた人は全員合格していました。私が見た感じでは珍しい気がします…。

こうして、私は無事に卒業試験を終えたのでした…ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。本当に感謝します~ヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

試験から見えた私の「苦手なところ」

さて、この試験を通して私の苦手なところが見えてきました。
それは…「距離や時間など、間隔的なものは何かの標準がないとうまく捉えられない」ということです。言い換えると「車体感覚や身体感覚、時間感覚がずれている」ということです。
先程書いていた「もう一つの苦手なこと」というのはこれで、これによって路上では何回か雪山を擦ってしまったり、すれ違う時にギリギリになってしまったり、ちょっと怖いところがありました。あと、停止線より(車一台分くらい?)手前に止めてしまうことも多々。(停止線を越えることはなかったのですが、一回ぎりぎりになったことはありました)
また、「右側の方向転換」が苦手なのは、「右側のバックは直視、もしくは信号機などを目安にする」からでした。これが左や縦列だと「ポール」という明確な目標があり、それがどうしたらどれくらい回すのかが明確になっているのである程度うまくできます。
あと、方向転換最初の「車体の位置」を調節するのもかなり苦手で…今回は切実にやったからなんとか真ん中に置くことができました。

どうもこれは発達障害の人が難儀しているところの一つのようで、色々な人が苦労しています。
私自身運転以外でも、「これをしたらどれくらい時間がかかるか」とか「今大体何分か」の感覚がかなり曖昧で、思うようにスケジュールが組めなかったり、身体感覚が多少曖昧で歩いている時に物に手とか足をぶつけることが多いです。ときには思いっきり手を振って思いっきり壁にぶつけるということも…。

こういう「曖昧なもの」を想像することが苦手なのが、想像力の欠如と呼ばれているところなのだと思います。
こういうものに対しては「繰り返しやってみて、それに対する結果から感覚を掴む」ことで対処できるのですが、今回のように時間が空くとうまく行かなくなります…。
ちなみに、人に対してどのように接すれば良いのか、とかも苦手です。これは何回かその人と話していると大体わかってくるのですが…。

最後に学科試験はありますが、これから運転するときも、普段の生活でも「見えない感覚的なところ」を上手く掴めるようになりたいです…。
そして、これを補うように私は推察、考察力があるので、それをうまく使いこなしていきたいと思います。
以前よりは掴めている部分も出てきたので、神様とともに一つずつ掴んでいけたら…

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。