どんなに集まってもバラバラだと…

おはようございます、satoです。

私はたまに、お祈りをしていると数学のアイデアが思い浮かぶことがあります。
驚きなのは、数学に関することをお祈りしていないのに、祈り終わった時に急に胸がスッキリするようなアイデアが閃く、ということです。
それまでに見て、考えて、複雑になっている時にお祈りをすると、突然全てがつながっていくということが起きるのです。

今朝はお祈りスポットでお祈りをしていました。目の前には池がありました。
その時に、通り雨が降ってきました。池にも雨が落ちて波紋が広がっていました。
その光景を見て、あぁ、波紋も「ただ集まっている」だけでは起きないんだという考えが来ました。

最近私はリジッド解析学について勉強しています。これは端的に言えば「p進体上の解析学」について考える分野なのですが、このp進体は一言で言うととてもバラバラなのです。
空間の点はそれなりに多いのに、つながりがほぼないようなものなので、自分のすぐそばで変化が起きても全く関係ありません。
つまり、点はたくさんあるけど、つながりがないから「波が起こらない」ということです。

昔数学が定めた公理の一つとして「点が集まって線になる」というものがあります。
しかし、私がふと思ったのは点が集まるだけでは線のようなつながりができるとも限らないなということです。
その点、日常生活で現れる物質、水や空気は「自分の周りに影響を与える」のです。それがつながりを持っている、ということです。
このつながりは「相互作用」によって起きている、と考えられます。

これは人間も同じだなと思います。
人もただ集まるだけでは何も起こりません。それぞれが「影響を及ぼす」から、何かが起こるのです。
このつながりがどうして起こるのか、それはそれでとても興味深いです。

摂理にいるものとして、もっと多くの人と関わって、神様の福音を伝播していきたいなと思いました。

それと、どうして実数ってこんなに都合がいいんだろう…とも思いました。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。