学科試験向け総復習!「積載」編

おはようございます、satoです。

前回に続いて、今回もちょっと覚えにくいものを整理してみました。
今回は積載編です。

車の種類

車にも色々な種類があるので、これを復習しましょう。

道交法で「車」と書かれているものは、自動車だけでなく、軽車両(リヤカーや自転車)、トロリーバス、原付も含まれます。
そして、自動車と書かれていたら、いわゆる(四輪の)「自動車」だけでなく、バイク(二輪自動車)も含まれます。
さらに、「四輪自動車」には大型、中型、大型特殊(フォークリフトとか)も含まれます。結構色々あるのです。

ここで、トロリーバスとは電車みたいに電線から来る電気で動くけど、タイヤはゴムというバスで、日本では長野県と富山県を結ぶ立山黒部アルペンルートにしかありません。詳しくは黒部ダム公式サイトを御覧ください。

あと、軽車両といえば大抵見かけるのは自転車、リヤカーくらいですが、札幌の道路では

こんなのも見かけます。馬車も軽車両の一つです。

積載量まとめ

それでは積載量のまとめに入っていきます。
四輪自動車と二輪で大きく分かれるので、この区分で行きます。

原則として、

高さは地上から測る

長さは少しはみ出していい

原付は「30」で覚える

というものがあります。

四輪自動車の積載量

まずは四輪です。これは普通の自動車と小型特殊自動車(トラクター)でちょっと違います。

まず、(大型や中型も含めた)一般の四輪自動車の積載条件は

高さ→地上から3.8m(軽自動車と三輪自動車は2.5m)以下

幅→車の幅

長さ→車の長さの1.1倍(+1/10で覚えました)

重さ→最大積載量まで

です。重さは「最大積載量」が書かれているのですから、それの「1/10越えていい」ってことはありませんよね。(積載量を書いた意味がない…)

ちなみに、仮に長さがこの範囲を超えた場合は出発地の警察署長の許可を受けた上で、荷物に「赤い布」、もしくは「赤く光る電球」を付けなければなりません。
赤いのは「危険」を表す意味があるのでしょう。また、「動かしていいか」を判断できるのは、車を見れる「出発地」の人であって、直接見れない「到着地」の人ではない、ということを考えると分かりやすいかも。

一方、トラクターの場合はちょっと少なくなっています。

高さ→地上から2m

幅→車の幅

長さ→車の長さの1.1倍

重さ→500kg

です。
高さに関しては、先程の軽自動車などと合わせると「車高が低いと高さが減る」わけなのですが、それは積載したものが高いほどバランスが取りにくくなるからだと考えればいいです。また、車の幅や長さ他のは自動車と同じです。

二輪、原付の積載量

次は二輪と原付です。これはほとんど同じです。違うのは重さだけ。

高さ→地上から2m

幅→車の幅+左右15cm

長さ→車の長さ+30cm

重さ→二輪は60kg、原付は30kg

です。重さの違いは原付のほうが力が弱いから半分って考えると良いです。
あと、幅は「左右15cm」増えています。合わせると30cmになりますが、これが「片方20cm」とかいうようにはできません。
これは二輪の運転は四輪以上にバランスが大事だからです。ちょっとでも傾くと危ないのです。

原付の「30」の法則

ここで、原付について「30」という数字がたくさん出てきます。

さっきと重複しますが…

幅は左右「30」cm、均等に分けて左右15cmずつ

長さは車の長さ+「30」cm

重さは最大「30」kg

そして、標識がないところの最高速度は「30」km/h

という感じです。積載量の高さ「2m」以外は30で覚えると分かりやすいですね(`・ω・´)

 

というわけで、積載編でした!

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。