「やればできる」という摂理の御言葉に隠された「考えの力」

人間「できる」と思えば、できないことはない。ただ、その「できる」と思う力はどこから来るのか?

こんばんは、satoです。

20150213鄭明析先生の明け方の箴言@摂理☆祝福の方程式

やれば、みんな完全にすることができる。
本当にやろうとすれば、みんな完全にすることができる。
本当にやろうと思えば、御言葉を完全に実践できる。

摂理の御言葉では「やればできる」という言葉がよく出てきます。
一見すると「スポ根、精神論」的で、この御言葉は人を選ぶように感じます。かくいう私もこの手の言葉はどちらかと言えば苦手な方でした。

ただ、ここ最近色々な経験を通して、この御言葉には実はとても深い秘密があるということがわかってきたので、今日はそのことについてまとめたいと思います。

私の実体験

つい先日、摂理のメンバーが書いているブログ

摂理の笑顔-壮年部ママより

を見たときのこと。このブログも私のと同様つい最近Wordpressにお引越ししたのですが、

JUGEMからWordPressへの移設・・・
それは地道な作業でした。

本当は一括でできる方法もあるんですが、説明を見ても
シロの頭はこんがらがるばかりで(>_<;)

私に残された道は、1記事1記事コピペしていくこと。

300を超えた記事を移動させる作業は長い道のりだったけど
1記事1記事を読みしながら、その時のことを思い出したり、
すっかり忘れていた大事なことを再び学んだり
恵みいっぱいの時間を過ごしました。-ブログのひっこしも一つ一つより

という記事を見て、「Seesaaからも一括でできるのかな?」と思っていろいろ調べたら方法がありました。その中で確かにややこしい部分がありました。最初はソースコードを見ててもよくわからず、とりあえずスルーしていたのですが。道を歩いていたときに

ふむ…でも私だったら色々慣れているし、分かる気がする。

という考えが出てきました。すると、突然それまで頭に入ってこなかったソースコードを一つ一つ詳しく理解しようと脳が動いたのを感じたのです。より具体的には

頭のなかに記憶されているソースコードの文字一つ一つをちゃんと読み取ろうとしていた

のです。

実はこういったことは数学を研究しているときもによくあります。「なんとなくでも良いから、とにかく意味を読み取ろう」と思って読んでも数式が頭に入らないのですが、あ、この数式は見たことがある、なんとなく分かるぞと思ったら、急にその数式を起点に一つ一つ脳が理解しようとするのです。また、とりあえず、分かるところから一つ一つ読み取ろうと思った時にも数式が頭に入ります。

認識と考えで脳の動きが変わる

実はこのような経験と似た話が

私はアスペルガー症候群でしーた♪

というブログで書かれていました。
少しこのブログを紹介すると、ブログ主のしーたさんはアスペルガー症候群(今で言う自閉症スペクトラム)の当事者です。
ブログでは自分自身の様々な経験を通して気づいた「発達障害に対する見方」や支援に必要となる考え方、そして

「発達障害とそれ以外の人」という枠組みを無くして、お互いが理解していく世界

について発信しています。私もその傾向にある人として参考になることがたくさんあります。
特に4コマ漫画がとてもおもしろく、分かりやすいです。最近4コマ漫画が復活して個人的にはとても嬉しいです…(*^^*)
このブログにを基にした書籍もあります。

アスペルガー症候群だっていいじゃない-ヒューマンケアブックス

(続編もあります)

さて、このブログの中に次のような話がありました。

毎朝、通勤の間、Podcastで英語を聞きながら歩いていました。
同じ内容を繰り返し聞いているので、かなり聞き取りができる内容でした。

ある日、駅へ向かいながら、いつものPodcastを聴きながら、ふと…
「やっぱり、私は、どんなに勉強しても英語なんか上達できないんじゃないかな…」
と思ったのです。

その瞬間。

さっきまで、かなりの部分が聞き取れていたいつものリスニングが、まったく意味がとれなくなってしまったのです。

(中略)

そこで、ハッ!としました。

「私は、できない」

そう思ったことで、脳味噌が完全に拒否してしまったのですね。たぶん。-自己否定感の罠-発達障害当事者の思い込み(3)より

引用した記事は「発達障害の当事者には様々な能力・特性があるにも関わらず、コミュニケーションなどで上手く行かないことで『自分は何もできない』という考えが強くなり、それに気づかない」ということについて書かれています。この自己否定的な考えによって、脳が動かないことの実例として上に引用したエピソードが出ました。

このエピソードは最初に私が話した「できると思ったら、脳が理解した」という話とは逆、「できないと思ったら、脳が動かない」ということがわかります。つまり、

脳は「自分の認識、考え」次第で働きが変わる

ということです。

できる、という考えはどこから出てくるか?

さて、ここまでで「できると思えば(=やれば)脳が働くからできる」という脳の仕組みが分かりました。
しかし、できるという考えはどこから出てくるのか?という問題は解決されていません。もしここがわからないと結局「できると思え!」という根性論で終わってしまいます。

次は、できるという考え、自己肯定感と神様との関連性について書きたいと思います。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。