こんばんは、satoです。
今日は一昨日書いたことに続いて、発達障害の傾向にある私が感じる「発達障害の特性」について書きたいと思います。
一昨日書いたのは「多動性」と呼ばれるADHDの特性についてでした。
ところで、私はADHDと広汎性発達障害(PDD)の両方の傾向を持っています。
今回話すのはPDD特有の「一つのことに興味を持つと、それに関することをすべて知ろうとする」という特性です。
自閉傾向にある人の多くは、「あることに興味を持つと、そのことについてしばらく考える」ことが多いです。このように「一極集中」するのが得意な自閉傾向。それによって、普通の人とは異なる「深い知識」を持つことが多いです。
かくいう私も、そういう知識はあります。私が人よりは話せるかな、という分野は多様でして…。
たとえば、テニスで錦織圭選手が初めてグランドスラムで決勝まで行った、というニュースがあったときは、
そのニュースはもちろん、錦織選手の経緯、そこから派生して上位ランクの選手の情報、そして試合風景の様子、さらにはテニスマガジン…などなど
を集中して読んでいて、ある程度の話ができるようになりました。
あと、ラグビー日本代表が南アフリカに逆転勝利した時には、
その後の日本代表の試合はもちろん、W杯の決勝まで調べましたし、ラグビーのルールや近況も知りました。
発達障害についても、元々ある人が「発達障害について調べたらいい」と話してくれたことがきっかけで漫画やウィキペディアを使っていろいろ調べました。今では発達障害がどういうものなのか自分なりに説明できるようになりました。
やはり「自分の生活にかかわること」であり、また「自分の心の問題」と向き合っていたこともあって、普通より熱心に調べていました。
もちろん、専門である数学についてもいろいろな知識はあります。数学以外にも物理学や哲学、心理学、教育、政治にも興味があります。
また、漫画もかなり詳しいです。昔はオタクだったので(笑)
これらはすべて「一度興味を持った際に色々調べ上げ、自分なりに体系化した結果」です。
数学に関してはそこから一歩進んで「自分の数学観」というものが形成され始めたり、研究する方法に関する「知恵」というものまで作られ始めましたが。
このように、「特定のことに興味を持てば、それについて調べ上げる」という特性はある種の長所です。半面「興味を持てないとなかなか取り組めない」とか「一つのことに興味を示すと、それ以外のことがおろそかになる」とか「一度知識欲が出ると、いろいろ手を出してしまう」という短所もあります。ここは管理が必要です。
元々「色々なことを知りたい」という知識欲は非常に強かったように思いますが、それで今でもどんどん学びたい、というところでしょうか。
過去の知識が「つながり」を持って理解できるようになるから、過去知ったことを自分で考えるほうがはるかに楽しいのですが(^^)/
こういうことに楽しさを見出せるのは研究者向きなのかも(笑)
生活とのバランスも必要なので、うまくコントロールできるようになりたいです。
この記事を書いたブロガー
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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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