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【摂理人が書く物語】ある小太り少年の話。

ここに一人の少年がいました。
彼は自分の容姿が嫌いでした。
小太りで不細工で、足も短くて…。
動きものろくて、ボーっとしてて…。
周りの人からも、スタイルのことで悪口を言われ続けてました。
「やーい、太っちょ!」
「このブタ!」
「とろくて、ボーっとしてて、ホントブタだよな!」
スタイルが原因で、周りの女性にもバカにされ続けました。
「きもいよね~」
「あいつだけは彼氏にしたくないよね!」
「もう、見たくもない!離れてよ、きしょい!」
悪口を言われる度、彼の心は傷を受けていました。
「自分の容姿がこうでなかったら…」
そう、自分の容姿を恨めしく思いました。
でも、運動もあまり出来ず、ご飯を食べないと体が動かない。だから、ダイエットは出来ず。
そのまま、悪口を言われ続けていました。
時が経ち、彼は大学生になりました。大学で農業を学んで、自分も親と同じ農家になろうとしていたのです。
その頃にはスタイルのことで悪く言われることにも慣れていました。諦めていた、とも言えます…。
ある日。
彼は少しあやしそうなお兄さんに声をかけられました。
「…ちょっと君。」
普通の人なら逃げたでしょう。しかし、彼はお兄さんの話を聞いてあげました。どうやら道がわからなかったみたいです。
彼は「困っている人がいたら助けてあげよ~!」と思うくらい純粋で、心が優しかったのです。
彼はお兄さんに道を教えてあげました。すると、お兄さんは言いました。
「ありがとう。君は何か困っていることないかな?何か助けになれればいいのだけど…」
彼は「困っていることはないですよ~!…もう少しスタイルがよくなればいいな~と思いますけど…。」と素直に答えました。すると、お兄さんは
「それなら…これを読むといい。」
と、聖書を渡してくれました。怪しさ満点です。
しかし、少年…いや、もう青年ですね、は聖書を素直に受け取りました。
「きっとボクを助けようとしてくれてるんだ~。聖書がなんだかよくわかんないけど…その気持ちは傷つけたくないな~…」と思って。本当に優しいというか、純粋というか、天然ですね。
聖書には神様のことが書かれていました。
「神様がいるなら、どうしてボクのスタイルをこうしたんだろう…
どうして今まで悪口を言われるままにしてたんだろう…
どうせなら、もっと運動もできるようにして、スタイルも普通の人くらいにしてくれれば…」
そう、彼は思いました。
彼はお兄さんから聖書について教えてもらい、教会で神様の御言葉を聞くようになりました。
この時代が成約時代であること、神様の新婦となれること、御言葉を教えてくださった鄭明析先生も不細工で短足で、自分の容姿が嫌いで鏡を割るくらいだったけど、神様をたくさん愛して神様の恋人になったことを知った彼は…
「すごい!ボクも神様を寂しくさせないで、いつもそばにいてあげよ~!」
と思いました。
そして、それからいつも明け方に祈り、いつも聖書を読んで、教会の掃除をたくさんして…いつも神様と聖霊様と御子を生活の中で忘れないで呼んで、考えながら生きていました。
そうするうちに、彼は感謝するようになりました。
今まであんなに嫌いだった「小太りで、不細工で、足が短かった」スタイル。
「ボクの大好きな主と同じスタイルに生んでくださって感謝します~!」
スタイルが原因で、彼女がいなかったこと。
「彼女はいないけど、神様が恋人になってくださるんですね~!感謝します~!」
動きがとろいこと。
「神様と一緒に鍛えるためだったんですね~!感謝します~!」
ボーっとしてること。
「あれは、ボクが色々なことを感じていたからなんですね~。
神様の働きをもっと感じられるから感謝します~!」
全てのことが、彼には感謝でした。そして、彼はますます神様を呼びながら、喜んで御言葉を実践しました。
苦手だった運動にも挑戦し、3km走れるようになりました。
バレーボールもやって、最初はボールに触れなかったけれど、少しずつボールを上げられるようになりました。
そして、神様がいつ来てもいいように部屋を掃除し、御言葉を読んで…。
そうしていくうちに、周りも彼のことを悪く言わなくなっていました。
「あいつ不細工だけど、いつも笑顔で…見てて和むな…。」
「なんか、面白いよね!個性的で。」
「ホント楽しそうだよな、あいつ。」
彼は、御言葉で変わりました。
スタイルではなく…スタイルを恨めしく思う心が神様を愛する心に変わりました。
ふさぎこんでいた行いが、御言葉を実践する行動に変わりました。
——————————-
「神様!聖霊様!御子主よ!今日も一日共に生きられたことに感謝します~!」
神様に感謝して、変わることなく生活し、神様に感謝して眠る青年。
その夢の中…
「…あれ、誰だろう?
なんか光り輝いて…」
彼は、一人の人を見ました。
その体からはまぶしく輝く光。健康的で、背も2,3mあって、スタイルも抜群。世の中のモデルなんかとは比べ物になりません。
「…ん~。でも、あの顔どこかで見たことがあるような…」
そう、その顔は見たことがあるような気がするのです。どこかで見たような…でも、今まであんな顔の人見た事無いなぁ…そう彼が思っていると、神様の声がしました。
「あれはね。君の霊だよ。」
「…え~!あれが…ボクの霊!?」
そう、夢の中の男性は「青年の霊」でした。
肉体は背も低いし小太りですが、その霊はスタイル抜群でカッコよかったのです。
自分の霊は、自分の肉体の行いどおりに変化します。
肉体が神様を愛して生きれば、その霊は美しく、調和がとれていて、権威があります。
その霊からは光が強く放たれます。「輝き」と「美」が霊の権勢です。
生活の中で神様を愛し、生活の中で御子を呼び、生活の中で一つでも御言葉を実践するほど、その霊は美しく作られます。
引き上げられた霊は、このように権勢があるのです。
スタイルのことで恨んでいた少年。
時になり、彼は神様を愛する事でその恨を解いたのでした。
肉は不細工でも、霊は美しく作られたのでした。
神様を愛して、生まれ変わった自分に。
生まれ変わらせてくださった主に。
青年はいつも、いつまでも感謝して生きるのでした。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代まであと一歩。数学者を志す大学院生で、教育系の仕事もしています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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