「17」で革命が起きた数学者。

おはようございます、satoです。

今週伝えられた摂理の御言葉の中で、こんな話がありました。

歴史的に「17が入った年」には<革命>がたくさん起こりました。

へぇ~と思いながら聞いていたのですが、たとえば17世紀には多くの革命が起こっています。
科学的には、微分積分学を創生したニュートン、惑星の軌道の法則を解明したケプラー、地動説を唱えたガリレオなどが続々出てきました。
これによって、定説をひっくり返す科学革命が起こりました。
また、現在の「誰でも検証可能な方法によって正しさを示す」科学的方法もこの時から取られました。

日本は1600年に関ヶ原の戦いが起こって、徳川家康が勝利しその後240年続く江戸時代が建てられました。
イギリスでも清教徒革命名誉革命が起こりました。特に名誉革命は「誰一人血を流さずに革命を成し遂げた」ということで最高の成功をした革命である、と言われています。
その他フランスでは絶対王政が建てられるなど、多くの国で国が大きく変わる革命が起こっていました。

100年前の1917年にはロシアでロシア革命(二月革命)が起こり、政権がひっくり返りました。
また、この頃イギリスがイスラエル国家建設の約束をした「バルフォア宣言」もされるなど、色々重要な事が起きています。

個人的にはちょっと気になっていた17という数字。素数ですし、単なる素数だけでない何かを感じていたのですが、こういうことだったのですね…(´・ω・`)

さて、数学者の中でも「17」によって大きく運命が変わった人がいます。
彼はその時自分が数学者になるか、その進路を迷っていました。数学的才能はあるのですが、本当にそうするのがいいのか、不安だったのでしょう…。
日々日々考えながら生きていたある朝、彼はある数学的発見をします。

それが、正17角形がコンパスと定規で作図可能であるという事実です。
これは17という数字が単なる素数でなく「フェルマー素数」であることに由来します。
これは衝撃的な発見でした。なぜなら、それまでは正三角形と正五角形以外の素数個の角を持つ正多角形は作図できない、と考えられていたからです。
これを見つけた彼はとても感激しました。そして、その感動を受けて彼はその後数学日記を付けて、本格的に数学の道を歩みました。
そして、彼はありとあらゆる分野で革新的な発見と証明を残し、その功績は数学にとどまらず、物理学・天文学にまで及びました。
彼の名が刻まれた定理、単位は数知れず…。

そして、今彼の記念碑には彼に革命を起こした正17角形が刻まれました。
そう、彼こそが歴史上最大の数学者の一人、カール・フリードリヒ・ガウスです。

幼少の時から数学の才能があるのは明らかなのに、数学者になるかじっくり考える…というエピソードは、「完璧に作られた理論以外を見せない」慎重さを感じさせますね。

このように、数々の革命が起きたときに出てきた「17」。
今年もすでに既存の政治姿勢から大きく外れた方法を取るトランプ大統領が就任しました…。
果たして2017年は何が起こるのでしょうか?

私自身も「革命」を起こすくらい熱心に行いたいです!

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。