自転車で駆けながら数学と自分の過去を考える話

おはようございます、satoです。

今日は久々に一日フリーでした。
バイトも入れる予定でしたが、何故かこの一日は入れず…天からの「ゆっくり休みなさい」という啓示なのかもしれません。

思えば、この二週間はなかなかハードでした。
塾のバイトが色々切羽詰まっていて、ただですら夜が遅かったのがさらに遅くなり、さらに失敗が続いたことでストレスが溜まっていました。
失敗して、教室長に指摘されるのがとても苦痛でした。客観的に見ても、主観的に見ても、教室長の指摘が適切かつ人格的な指摘だったのですが、それでもかなり辛くなっていました。

そのストレスの影響か、夜眠れないことが続いていました。寝たかったのですが、布団に入っても2~3時間近く寝付けませんでした。
それで、寝たら明け方の礼拝の時間が過ぎている、という悪循環。
今日の昼間はかなり眠くて、休んでいました。

起きて、礼拝の準備をしたあと、ふと「外に出たほうが良い」と感じました。
今日はずっと雨が降っていて外に出ていなかったけど、夕方には天気も回復して少し日が差していました。
「外に出たほうが、健康に良さそう」
そう思って、夕方に自転車で駆け抜けました。まだ行ったことのない地へ。

自転車で駆け抜けた時に、自分の感情を率直に話しました。
「教室長の指摘でとても苦しくなります。教室長の言い方が悪いわけではなく、どう見ても私の感情の問題なのですが…」と。
もっとうだうだ溜まっている感情を出しながら、時たま数学を考えながら、暗くなる街を駆け抜けました。

そうしているうちに、引っかかっていたところが一つ見えてきました。
「指摘で、失敗で、何が怖かったのか」
その始まりが見えてきたのです。その感情を率直に出しました。
ついでに、数学の引っかかっていた部分も少し見えてきました(笑)

神様に感謝しながら、夜の祈りを捧げて、もう少し行きました。

そこはかつて私が「漫画を立ち読みしたい!」って思って自転車で行こうとした場所でした。
前は漫画を読むためにここまで情熱を注いでいたのか…と感慨深くなりました(笑)
しかし、今は立ち読みするものもないので、切れていたボールペンの替芯を買って帰りました。

風がとても気持ちよかったです。

帰りにふと、層の概念を考えながら最近の数学は「より大きな世界」を扱おうとしているんだと気づきました。
昔は、畑の面積を求めるために発達した幾何学。そこから生まれたのがピタゴラスの定理でした。
それがいつしか海を越え世界が広がり、「いっぺんに見たのでは分からない」ことが増えつつあります。

それを理解するために「多様体」を使い、「層」という概念を使い、さらに色々な道具を使っている…。
わかりやすい「平ら(アフィン)」の世界での情報を繋ぎ合わせて「全体」を見る。
それが今の代数幾何の世界です。

世界が広がるにつれて、問題も広がります。
世界の認識が変われば、数学の世界も変わります。

それなら、霊界の世界がはっきりと分かった時、数学はどのように変化していくのか?

そんなことを考えながら、今日も夜が過ぎていくのでした。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。