阪神が38年ぶりに日本一!!

おはようございます、satoです。
突然ですが、本日阪神タイガースが38年ぶりの日本一になりました!
阪神タイガースの皆様、ファンの皆様本当におめでとうございます!
本日がプロ野球の日本シリーズだったのですが、今回の日本シリーズは

  • オリックス対阪神の関西対決
  • 第七戦までもつれ込むほどの熱戦
  • 日本シリーズ第六戦までの総得点が23-23と全く同じ(全体の総得点と勘違いしていました…)

とかなり面白い試合だったように思います。特に今年の阪神もオリックスもかなり強く、一度流れを掴むとそこから大量得点を重ねる試合が多かったです。
それでいて一方的にやられる展開にならず、最後までどうなるかわからなかったのが面白かったです。

オリックスは昨年も優勝していて強いなぁとは思っていたのですが、今年の阪神は今までにないくらい強く…その秘訣となったのが、岡田監督の監督としてのスタンスではないかなと感じました。
前に読んだ記事では、以下のようなことが書かれていました。

  • 守備は堅実に、例えばゲッツーを取れるゴロの時にちゃんとゲッツーが取れるようにする
  • ボール球を振らない、ボールを見極める
  • どんな時でもいつも通りにプレーする
  • 選手一人一人の話を聞いたり、グラウンドでの状態を確認しながら、個人個人に適切に合わせて言葉を発している
  • 選手の声を聞きながら作戦を立てている

プレーについて書いていることは結構基本的なことです。
しかし、これを徹底的にできているところが果たしてどれほどあるでしょうか。
基本を極めることが一番強いのだと分かります。
特に「どんな時でも平素通りに」というのは言葉にすると簡単ですが、実行するのはかなり大変です。
これは、本当にそうなんです…例えば突然訪れた機会があったとして、その時に「平素通りに」できるでしょうか?絶対緊張してパフォーマンスが落ちてしまいます。(実はついさっきまさにそんな状況だった私)
そのように「アレ」がかかっている試合でも平素通りに「ボールを見極め」ることができるでしょうか?「打ちたい!」って気持ちが前に出過ぎて釣り球を振ってしまう…ということもありうるかもしれません。
しかし、今季の阪神の勝ち方は本当に変わらず、そのことが「どんな時でも平素通りに」行うという姿勢ができている証左です。

また、選手一人一人の声を聞く、というスタンスは最近の指導者像としては結構見られる形ではあります。
甲子園で優勝した慶応の監督も「生徒の自主性に任せる」方針で行って優勝しました。
その一方で、どうしても「選手に指示を出して従わせる」という昔のスタンスから抜け出せない人もいるのですが、実際「選手の立場になって話を聞いてあげる」というのは結構難しいものです。自分のプライドや経験則などを一度捨てていかないと「聞いている」つもりで自分の話をしているし、「自主性に任せる」つもりで自分の考えをやらせている、ということが起こります。

今年の阪神は選手が主体的になり、プレッシャーなく行えていた印象があります。
半身だけでなく、今年飛躍的に強かったところ…例えば将棋で言うと藤井聡太八冠(全タイトルを獲得したのです!)もそうで、プレッシャーなく将棋を指していました。
このように伸び伸びと行う組織になることが発展と飛躍の鍵なのかなと思います。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。