「終わりが強い」〜男子バレーの試合を見て〜

おはようございます、satoです。
本日は土曜、溜まっている作業を済ませたり、色々作成したり、体が栄養を求めている気がしたので久々にポトフ作ったりしていました。
実は今週割と忙しい状況なのですが、その中ですべきことができたのではないかと思います。

ところで、私のポトフ作りはとてもシンプルです。
野菜を大きく切って、お肉を炒めて、水を入れてひたすら煮る。
最後に塩で味を調整したら完成です。このポトフ作り、色々楽で…。

煮込んでいる間にお米を炊いて、生ごみを処理して、食器を洗って…

ということができます。割と効率的。
そして、これらの小作業が終わっても時間は余ります。

ということで、ちょうど良い時間だったので日本男子バレーの試合を見ていました。

今年はバレーがとても強い、という話を聞きまして、女子バレーの時からこっそり後半だけ試合を見ていました。
ただ、私が見る時って強豪と当たる関係で負けてしまうことが多くて…内心ドキドキしながら見てました_:(´ཀ`」 ∠):

実際、今回の相手もスロベニアという男子の強豪国。
第一セットの立ち上がりで大きくリードされた日本代表。これは大変…とは思いましたが、これまでの試合を見ていると日本はこういう逆境を覆すシーンが多くありました。
実際、今回も中盤で連続得点を重ねた日本が逆転、第一セットを取ります。
続く第二セットも勝負所でアタックやブロックで点数を決め、第三セットに至っては中盤で大きく突き放し、そのリードを保ったままマッチポイントを取り…気づいたらストレートで勝利、なんと自力でパリオリンピック出場を決めました!ハレルヤ!

これまで私が見てきた試合とは異なり、相手のアタックをブロックしたり、サービスエースを決める日本。
これまでの間、多くの試合と練習を経て強いチームとなったのが分かりました。

その日本の試合を見ていて、すごく驚いたのは

終盤、終わり際が強い

ということです。序盤はミスが少しあり、そこに相手の強烈な攻撃が加わって点差が広げられる展開でしたが、中盤からだんだんとミスが減っていき、自分達がしたい攻撃展開ができるようになり、さらに力が強くなって、終盤はミスがないどころか、相手の強烈なアタックを何度も取り、自分達のアタックで決める展開が続きました。
何度も「ここで取り切れるんだ…!」と驚いたことか…。

「終わりが強い」というのは鄭明析先生が伝えてくださる御言葉の中でも印象的な言葉です。

実際、この御言葉を象徴しているのが月明洞の野心作です。
岩を立てる、という常識ではあり得ない工事を行い、最初は何度も岩が倒れていたけど、終わりになればなるほどその形象がだんだんと良くなっていき、最後には雄大で神秘的な野心作が完成しました。

この「終わりは強い」という御言葉、どうして強いのかというと…色々要素があると思いますが、一つには「これまで蓄積してきた経験や失敗を通して学習したことによってだんだんと洗練されていくから」というのがあると思います。
それも「最初から真剣にやった」からこそ得られるものなのですが。

今回の日本の試合も、相手の攻撃パターンや苦手なところ、有効な攻撃方法などを掴んで、最終盤でそれを発揮していたように思いました。特に多かったのは「サーブで相手を崩し、相手のアタックが比較的絞れる状態にしてブロックで止める」という得点。これもどこを打てば崩せるのか、相手のパターンはどうなのか、辺りがわかるからこその技ですよね。

今まで相手の身長差によって何度も攻撃を止められて勝てなかった日本の姿はもうありません。
男女ともに身長差はありますが、今の日本にはそれを補い、むしろ活かすくらいの技術がある、と感じました。

明日は王者アメリカとの戦いです。これまで以上に強い相手ですが、今の日本なら凌駕する可能性すらあります。
観戦できるかはともかくとして、今後の日本代表に期待です!

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。