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【摂理人が書く物語】天の瞳に映るのは、あなた。その1

【摂理人が書く物語】天の瞳に映るのは、あなた。その1

Gさんたちがみんなでダンスと歌の話し合いをしている、ちょうどその頃…。
N「…」
同じ教会に通っているNさんは、考えていました。
N「…どうしましょう…。私…人前に出て何かをするのは得意ではないんです…。
踊るのも苦手だし、歌うにも声が小さくて…。それに…人前に出るとあがってしまって…どうしたらいいんでしょう…。」
どうやら、芸術祭で何をするのか主に祈って相談しているようですね。
Nさんはとても恥ずかしがり屋さんで、人前に立つと緊張して赤面してしまうのです。だから、御言葉を聞く時もいつも前から2番目の椅子に座っています。本当はもっと後ろがいいのですが、Oさんから「前に出て聞いたほうがいいよ!」と言われて、少しでも前に出ようと挑戦しているのでした。
N「…Zさんは「なんでもしていいよ!」って話してましたけど…。
どうしましょう…。」
Zさんとはここの教会の牧会者のことです。
N「…でも…せっかくの機会です。ここで何もしなかったら…
「自分がやらなければ自分も「自分の個性と才能」を見つけられません。」って、先生もおっしゃってましたし…。」
そんなNさんですが、先生の御言葉を聞いて、自分も何かをしようと決心するのですが…。
N「でも…何をしましょうか…。」
何をしたらいいのか、Nさんは困っていました。
O「あ、Nだ!おーい!!」
と、そこにOさんがやってきました。
N「…あ、Oさん。こんにちは。」
O「何を祈っていたの?」
N「あの…来週やる「個性の王様」芸術祭のことなんです。
私も…何かしようと思っているのですが…。」
O「おぉ!!いいじゃん!やろやろ!!」
Nさんが何かをしたいと聞いて喜ぶOさん。
N「でも…私、人前に出ると緊張してしまって…。何をしたらいいのか…何ができるのか考えていたんです。」
O「う~む、なるほど。でも、それでも人前に出て何かをしようって思うとは…チャレンジ精神ですなぁ。」
そういって、名探偵よろしく考えるポーズをするOさん。
そんなOさんの演劇っぽい振る舞いに、思わずクスリとするNさん。
O「Nはさ、何が得意なの?」
N「私の…得意なことですか?」
Oさんの問いかけで、自分の特技について考えるNさん。
N「…」
真剣に考えますが…。
N「…そういえば…Oさんは何をなさるんですか?」
O「私?私はね…演劇!」
N「演劇…ですか?」
O「そう、CさんやRさんたちと一緒に、劇をするの!」
N「へぇ…」
NさんはOさんが演技をしているのを想像して…
N「とても…お似合いですね。」
O「そうでしょ!あ、そうだ!Nも一度練習を見に行かない?これから練習をするんだよね。」
N「え、あの…でも…人前に出るのは…」
O「だいじょーぶ!一度見学するだけでいいんだって!
それで自分には合わないなって思ったらやらなければいいし、もしやってみたいなら…一緒にやろうよ!」
N「…」
Nさんは、真剣に考えます。
N「…そうですね。まずはやってみないと…わかりませんよね。」
O「よっしゃ!
それじゃ、行こう!」
Oさんの演劇の練習を見学する事にしたNさん。果たして、そこで何が起こるのでしょうか?
そして…Nさんは「自分の個性」を見つけられるのでしょうか?
→その2

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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