私の一番辛かったときに、共にしてくださった。

こんばんは、satoです。

今日、私の摂理での経緯を話す機会がありました。
端的に言うと、タイトル通り「私が摂理に来て一番辛かったとき」の話でした。

私は昔からある感情に対するコンプレックスがとてもとても強かったです。
そのコンプレックス、そしてそのもととなる「ある感情」。私が摂理に来てからしばらくは気にしてませんでした。

前にも書きましたが、わたしは摂理に来てすぐネットで「摂理がカルトだ」という記事を読みました。そのことでショックを受けた私は、しかし摂理に残っていました。
その代わり、なにか疑問があっても、信じられなくても「無理矢理信じようとした」…いや、「信じるふりをしていた」時期がありました。

そんな中、あるとき御言葉を通してコンプレックスと、そして「自分の中にある感情」と向き合うことになりました。
これが、摂理でいた中で一番辛かったことでした。

とにかく、私は祈りました。
この感情が「消える」ように、と。
そして、自分がどうしてその感情を持ったのか、過去の自分を振り返って、原因を探していました。

今にして思えば、結構方向としては良くなかったことが多かったです。
この感情は後に「消してはいけない、神様が与えてくださった心の機能」だとわかりました。
しかし、私はそれを止めようとしてかえってひどく「感情が出る現象」に対して強く意識するようになってしまいました。

また、この中で自分がその感情を持つことを責め、自分で自分を傷つけていました。そうやって感情を消そうとしていたのでした。
それに、自分の過去を振り返る、というのも「私のこの感情はこういう原因で出るものだから仕方ない」という自己合理化のため、という後ろ向きなものでした。
そうしないと、自分が存在できなかったのです。

しかし、一方でこのときほど神様に切実に、泣きわめき、叫びながら、必死にしがみついてた時期はなかった、というくらい祈りをしていました。
自分の本音を話し、人にも相談し、なんとしても解決しようともがきました。
また、発達障害の傾向のことを知ることができたのはこの時期でした。それを教えてくださった人は、同時に「自分の過去辛かったこと」と向き合う、心の回復についても教えてくれました。
それに従って、自分と向き合うなかで自分の過去を思い出し、一つ一つその時のことを神様に告白しました。

そうしていくなかで、自分の足りなさを認め、許してくださる神様の愛、自分の中に残っていたわだかまりが御言葉などで解けること、一つ一つをゆっくり、しかし確実に実感していきました。
言うなれば、神様との経緯が作られていったのです。

そうして今、私は本当の意味で神様を信じ、進行を持てるようになりました。
また、以前より心が強くなり、人のことを分かってあげられるようになりました(^_^)
あと、自分の過去を理解する過程を通して数学の力も付きました(笑)

こういう風に私を導いて変化させてくださった神様に感謝します。

…と、ここまで話して聞いていた人から「一番辛かったその時にどうして諦めずにそこまでできたのか?」という質問が来ました。

確かに、あのときは本当に死にそうでした。心が。
どう見ても、神様のことなんて考えられる力はありませんでした。
それでもここまでできたのは…「神様への愛、主への愛」があったからです。なんか、神様への愛は異様に(笑)強かったんですよね~。

と、その時は答えました。
しかし、実はしっくり来てなかったのです、この答え。

なぜそう思ったかというと、あの時はそもそま「神様のこと愛せない」って考えてたからです。その感情のせいで。
それに、「神様は私を愛してくれる。だから、それは信じて…」とも考えてませんでした。
正直告白すると、「自分がそのように動いた根拠」ってなにもなかったのです。

私自らではその行動をすることはできない。
それなら、どうしてあのとき私は「辛くても、必死にしがみついた」のか。

私のために、私の代わりに祈って、支えてくれた人がいたからです。

そう、私は愛せないと思っても、そもそも考えすらしなくても、その人は私のために祈り、私のことをずっと支えてくれていました。
私の本音をいつも「笑顔で」聞いてくれてました。
そして、私が立ち上がれるように、回復できるように、すべてを整えてくれていました。
導いてくれていました。

それが、あのとき「狂的に」、「極的に」、祈り、感情を克服しようとした本当の原因でした。
私は、一人で走ったのでなくずっと守られ、支えられていたのでした。

私は、あのとき祈ってくれたその人に感謝したいです。
そして、こう話したいです。

「あのとき、私のために祈ってくださり感謝します。
お陰で私は前より元気に、前向きになれました。もっと神様を愛せるようになりました。
心が強くなれました。
今度は、あなたを助けて差し上げます」

って。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。