神様は宇宙を「精密」に創られた。

こんばんは、satoです。

今週摂理の教会で伝えられた御言葉は「繊細にやりなさい。やる時にやりなさい。束ねてあげ、縫ってあげなさい。」というものでした。
この御言葉の中で、次のような話が出ていました。

神様はおっしゃいました。
「私が想像した宇宙万物を見なさい。地球を見なさい。
細密に作れなかったものは一つも存在できないから、本当に精巧で繊細に創造した」とおっしゃいました。

「宇宙万物を精巧に、繊細に創造した」という話なのですが、物理学を知っていると本当にそうだな、と言わざるを得ません。
たとえば、ニュートンは万有引力の法則を発見した際、「宇宙の塵が少しでも多かったなら、地球の公転速度が遅くなり、軌道が太陽に近づいていく」ということを計算によって導き出しました。
地球が太陽に近づくことなく、今の軌道にあるのは「ほんのわずかの差」なのです。
また、実は宇宙からは常にたくさんの「隕石」が降ってきています。ところが、地球には滅多に落ちることはありません。それはどうしてか、というと「木星」というとても重い惑星が地球の外側にあるからです。
木星の重力が強く、太陽系外から降り注ぐ隕石が引っ張られて木星に落ちていくのです。いわば、木星が盾となってくれているわけですね。
もし、木星がなければ地球には今でもたくさんの隕石が降り注いでます。
かつて恐竜が絶滅した決定的要因が「隕石が地球に落ちたこと」だと考えると、どれほど恐ろしいことになるか…想像に難くないです。
きっと、今のような文明は成り立っていなかったでしょう。

このように、宇宙だけを見ても神様が繊細に、精密に作られたことを証しています。
ちなみに、これについてこんな明快な証がありました。

彼は太陽系の模型を上手な機械工に作らせた。その太陽系模型は、惑星を表す球体が実物そっくりに連動しながら軌道上を回るように作られていた。

ある日、1人の無神論者の友人が彼を訪ねた。友人は模型を見るとすぐにそれを操作し,その動きの見事さに感嘆の声を上げた、「誰が作ったのかね?」。
彼は答えた。「誰が作ったのでもないさ!」
無神論者は言い返した。「君はきっと、私のことを愚か者だと考えているのだろう。勿論、誰かが作ったのに違いないが、その人は天才だな。」
彼はその友人に言った。「これは、君もその法則を知っている、遥かに壮大な体系のごく単純な模型に過ぎないものだ。私はこの単なる玩具が設計者や製作者なしに存在することを君に納得させることができない。それなのに、君は、この模型の原型である偉大な体系が設計者も製作者もなしに存在するようになったと信じている、と言うのだ!」
その友人は神の存在を認めるようになった。-神の存在証明-wikipedia

分かりやすく言うと「宇宙に精巧に似せた模型を見て『誰かがこれを作った』と思うのに、ましてこれより精巧に作られた宇宙は『誰かが創ったのでなく、勝手に存在している』ということがあろうか」という話です。

今風に言うと

スマホはとても精巧に作られ、色々な機能を持っています。
しかし、それよりも精巧に作られているのが人間です。人間はスマホの機能以上に様々なことができます。
さて、スマホが「勝手に存在している」とは誰も考えないでしょう。スマホは工場で多くの機械と多くの人の手によって作られていることはみなさんもよく知っているでしょう。
それなのに、人間は「誰かが創った」のでなく「偶然存在している」ということがどうして言えるでしょうか?

という感じでしょうか。

最後に、こちらの動画をご覧ください。

面白いことに、宇宙全体の構造とミクロな量子の構造は同じようなものなのです。
これも、神様が「精巧に繊細に創られた」ということを証するものの一つだなと思います。
見れば見るほど神秘的な宇宙、これを見てあなたは何を感じますか?

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。