摂理と根性。

こんばんは、satoです。
突然ですが…皆さんは「根性」と聞くとどのようなイメージが思い浮かびますか?
「思い込んだら、試練の道を…」という歌が流れてきそうな、スポ根漫画。そこでは過酷なトレーニングを「歯を食いしばりながら」乗り越え、数々の試練を乗り越え勝利を掴んでいく…。そんなイメージが浮かびませんか?
(-_-)o0(摂理は「神様の御言葉、計画を実践する」ところなので、
(時にはそんな努力とか、根性とかも必要なのですが…。
今日の主日礼拝の御言葉、先生がそこで伝えてくださったのは「人間の根性」という主題の説教でした。そこで伝えられた「根性」は…そのイメージを見事に覆すものでした…!
先生の御言葉でよく伝えられる「接ぎ木の喩え」。
豆柿の木は根っこが養分をよく吸い取ります。しかし、肝心の実はあんまり美味しくありません。
そこで、豆柿の木の枝を切って、そこに「良い柿の木」を接ぎ木することで、根っこの特性を生かして「美味しい柿の実」をたくさん実らせます。
これと同じく。
人間には「肉体」があります。肉体は物質なので「生きるために必要な欲求(食欲、睡眠欲、性欲)」もあるし、自分が生きてきた中での経験によって受けた傷/作られた体質があります。あるいは、親の遺伝によって作られたものもあります。
これらが、自分の考え、性格、異性観を生み出し、今の自分を作り出しているのです…!
だから、よく怒る人にもその根本となる「肉の特性」があるし、先程書いた「歯を食いしばって行う」ことにもその根本となる「体質」があります。
この肉の特性、体質こそが「根性」と呼ばれるものです。
悪い考え、心、行いはなくせても、根性は「なくす」ことはできません。それは…人間が生きる中で必要なものがあるからです。
この根性の出るままに人に接すると…根と根同士は合わないように、人との間に争いが起こります。だから、相手の根性が出たときは「神様の愛と御言葉」で接してあげてこそ、互いが一つとなれます。
そして、自分のこの根性を活かすためにはどうするのか?
ここが「接ぎ木の喩え」の一番のポイントです。
「良い柿の木」のような御言葉を自分の根性、つまり「肉の特性や経験」に合わせて切り、接ぎ木してこそ、自分の根性によって御言葉を行って、神様の神性が自分の中に実るようになります。
いざ自分の中に神様の神性が実れば、御言葉通り行うことで、霊魂が天の霊の形に作られることで引き上げを成し…霊も天国、肉も栄えるようになります!
だから、自分の悪い考えや行い、「根性」が出てきたら…
まずは自分の根性の原因である自分の肉性を悟れるようにお祈りし…。
悟ったら、その肉性に合わせて御言葉を接ぎ木し。
肉性から出る悪い考え、行いを随時切りながら、御言葉を考え。
そうして育てていけばいいです。案外脳は早く変化します。
みんなも悪い考えが出てきて「ダメだ私…」と落胆しないで、自分の肉性をわかって治めていけるようにしていきましょう!

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。