実践してみて分かる、先駆者のもがき

おはようございます、satoです。

私が書き始めた『【数学小説】真理の森の数学セミナー』。
今まで書きたいネタはたくさんあって、一度実際に書いてみたこともあったのですがなんとなく合わずそのまま過ごしていました。
しかし、数学、特に現代数学全般が何をしているのか、について解説したり深く突っ込む話はずっと書きたいと思っていました。
現代数学に使われる数式、概念は正直ネットで検索しても分かりません。
時々解説が書かれていることもありますが、大抵その「言葉」が何を表しているのかはさっぱり分からない、ということが多いです。
そんな中で「数学の用語について解説が書かれているものが読みたい」というのは私の強い欲求でした。

この『真理の森の数学セミナー』はその欲求をそのままに表したものです。
それに合わせて出て来るキャラクターそれぞれに「特性」と「役割」を与えています。
それについてはもっと形になった時に解説を書こうと思っていますが、ひとまずは「積分編」を一段落させるのを優先させたいと思っています^^;
ちなみになぜ「積分編」なのかと言いますと…偶然仕事で「1/6公式についての解説」を聞きたいと言われ、自分であれこれ考えた末にしっくり来たことがあったためです。本当は先に「微分編」を書きたいと思っていました。
この「積分編」は今のところ高校範囲の話に留める予定ですが、いずれはもっと大学以降の数学に深く突っ込む内容にしていこうと思っています。

ところで、この小説をいざ書き始めて、その上「読者の事を考える」という話を実践して思ったのが、先駆者すごく苦労しているんだな…ということです。
キャラクターが多すぎる…とかあまりに本筋から外れるとか細かい話をし出したらキリがないとか、そういうところです。
このあたり、Twitterでもつぶやきました^^;

個人的には「いきなりキャラを出して説明しながら数学の解説をする」という形になってしまったのは失敗だったな…と思っています(´・ω:;.:…
本当は一人一人のキャラがしっかりと伝わるような物語、サークルの方針が分かる物語を作成して、それからじゃないと読者にとって情報が多すぎて読めない…。

— sato@創作垢 (@story_sato) 2018年1月24日


数学小説、特に数学について解説しながら進む物語としてはこのツイートの後に出てくる『数学ガール』や『グレ妹』などがあります。
『グレ妹』というのはグレブナー基底大好きbotさんが書いている『最近、妹がグレブナー基底に興味を持ち始めたのだが。』という小説で、こちらはグレブナー基底という数学の概念を軸に現代数学を解説しつつ物語を進行しています。
ちなみに、私は少し研究でグレブナー基底についても知っているのと、一部元ネタを知っているためちょっと楽しんでいます(笑)

あと、このツイートにリプライをくださった名前OSさんの『エルフに数学を装備するだけ』というものもあります。こちらは数学について文字通り「1から」教えていく物語です。私も今後読んでいこうと思っています(^o^)

4人キャラを出したのは数学小説の先駆者の一人である結城浩さんの『数学ガール』シリーズの影響です。男女二人ずつなのはちょっと別の意図がありますが。
ただ、『数学ガール』とは違って、本当に専門的なレベルの話を出来るようにしたい、と思って大学生のサークルという設定にしたりしています。
ですが、今回実際に書いてみたことで「見えなかった構造、意図」が少し理解できました。
特に、私は「書くと新たに話が浮かぶ、キャラが勝手に動く」タイプなのでこの辺りのコントロールがかなり大事だ、ということが分かりました。

このように、実践してみて初めて分かることが多くあります。だから、神様は御言葉で「実践」を強くおっしゃられていたのですね^^;
一つ一つ実践していきたいです。

余談ですが、『真理の森の数学セミナー』の読み方は「まりのもりのすうがくせみなー」です。
この読み方を聞いて何かを感じたあなたは、きっと数学好き。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。