自己受容のプロセス~自分の中の『親』と『子供』~

おはようございます、satoです。
昨日の記事にも書いたように、私の昨今の問題である自己否定と「自分がいると失敗する」という思い込みに対して、最近見たアニメから「ライスシャワー現象や!」とツッコむことをやり始めました。これについては、詳しくはこちらをお読みください。

さて、今朝見た記事の中にこんなものがありました。

責任逃れしか考えない上司や同僚への対処法-ダイヤモンドオンライン

この上司が私みたいだなと思ったので、もう少し見たら

「こういう人は自分の実力がないのに、向上心を持っていない」

とありました。確かに、私を振り返ると「もっと良くしていこう」という気持ちより「今のままが良い、苦しみから逃げたい」という気持ちのほうが強かったです。
そこで、向上心を持ちたいなと思いいろいろ調べたのですが、そうしたら向上心を持つためには自己受容が大事とありました。繋がってきたので、これについてもう少し調べてみました。

他人からの評価や視線を過度に気にして自分の思うように動けなかったり、他人から拒絶されるのが怖くてNOと言えなかったり、どうせ自分なんてこんな人間だなどと、自らを蔑んだりは全て自分の中のインナーチャイルドが原因となっています。

子供の頃満たされなかった感情が自らを支配してしまい、大人になった今でも子供の頃のように感情が制御できなくなってしまうのです。

インナーチャイルドとは何か?脳の中の2人の自分と折り合いをつける方法-自己実現ラボ

ここに書いてあった通り、確かに私は過去の自分の感情、特に暴力性や怒りを「してはいけないこと」だと抑え込んでいた節がありました。
自分が何か失敗したり、うまくできない事自体は「大丈夫だよ」と考えられるようにはなってきたのですが、なんとなくズレている感じはしていて、それが何か気になっていたのですが…。

受け入れるのは「失敗している自分」というより「その時の自分の感情」だったのだ

と納得しました。確かに、自分の感情はそこまで受け入れられていなかったし、どう受け入れたら良いのか分からなかったのです。そこにはもうひとりの自分…今まで聞いたことがなかったインナーペアレントという存在が関わっていました。

インナーペアレントとは子供の頃に形作られてしまった両親のイメージです。

人に迷惑をかけてはいけない
勉強が出来なくてはいけない
いい子にならなくてはいけない

このように親は無自覚に子供に自分の期待を背負わせたり、自分の思い通りの存在になるように接してしまう傾向があります。

インナーチャイルドとは何か?脳の中の2人の自分と折り合いをつける方法

この話を聞いて、当初私は不思議に思いました。というのも、親からはこういったメッセージを受け取っていなかったからです。
親は私を含めた兄弟たちを良く叱りましたが、別に良い子になれとか、言うことを聞けとか、勉強しなさいとか、そういうことは言われたことがなかったのです。

では、どこから私のインナーペアレントが来ているのかな、と思った時に小学校の頃の教師が思い浮かびました。確かに、真ん中以外(真ん中は何も言われなくてもできたから…)は…自分の中ではある一人の先生の影響を大きく受けている、と感じました。

詳細は省きますが、この先生は私が落ち着きのない行動をしていたり、だらしない状態の時に怒鳴りつけたり、かなりきつく叱っていたのです。時にはビンタされることもありました。
でも、体罰と思われるそれより、おそらく「叱られる」ことで、何かを学習してしまったのかな、というのが私の見解です。

そういうわけで、確かに私が何かうまくできなかった時に「お前は本当にひどいことをした」「分かっていたのにどうしてやらないのか」などと叱る声があり、それは小学校の頃のある教師が由来となっていることが分かりました。

では、私はどうすれば良いのか、というと、その時の自分の感情に語りかけ、癒やしてあげることのようです。これは神様がしてくださることでもあるので、自分が神様の体となって、自分の中の子供の感情を受け入れていくのです。

そもそも、神様は「七回を七十繰り返しても」許してくださる方なので、こういう叱り方は子供には本来しないはずです。そこを分かって、自己受容をしていこうと思いました。
今日も自分の間違いに気づかせて、正しい道に行かせてくださる神様に感謝します。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。