デュエプレで一番楽しかった対戦の話。と信仰について

おはようございます、satoです。
本日はデュエプレ記事でございます。Twitterではしばしば話しているのですが、ブログに(本格的に)書くのは初めての試みです。今回は『デュエプレをやってて一番楽しかった対戦』の話をしようと思います。

前置き:私のデュエプレに対するスタンスについて

このブログを見ている人の中にはTwitterで知った、という人、逆にいつもブログを見てくれている人(更新ができなくて本当にごめんなさい)両方いると思いますが、たぶん私がどのようにデュエプレを遊んでいるかについてはあまり知らないと思うので、それを書いていきます。

デュエプレ、正式名称は『デュエル・マスターズプレイス』、デュエル・マスターズというカードゲーム(以下、紙版)のアプリ版ゲームです。紙版と同じようにカードが実装されていますが、能力が調整されていたり、オリジナルカードも実装されていたりで、紙とは違った発展の仕方をしています。

私はアプリ実装時から(時々信仰を見つめ直すために休止しつつ)続けてやっていますが、たとえば大会で優勝する、というほどのガチのモチベーションはなく、自分が組んでみたいデッキで遊ぶくらいのエンジョイ勢です。
その際基軸となっているのが他作品のキャラクターがデュエプレ世界に来たら、どのようなデッキで戦うことになるのかというスタンスです。要するに「架空デュエマ」と呼ばれる作品群を自分の中に作りたいわけなんですよね。
具体例は後述しますが、基本的には「そのキャラを象徴するなにか」を決め、それを軸に最新弾のカードを入れたり、調整したりをしています。

実績、というものはありませんが、数ヶ月前からランクマッチでマスター(簡単に言うと、2番目に高いランク)帯に行けるようになりました。今年初めてマスターに到達し、19弾環境(4月くらい)から毎月マスター達成しています。

余談ですが、教会の一部の人には自分がデュエマをやっていることを知られており、時たま話をしています。私もそうですが、小学校~高校のときに一度やっていた人が結構いるのです(笑)

私が作っているデッキの中で、特に最近力を入れているのが、コラボもしている五等分の花嫁の各登場人物をモチーフにしたデッキです。
具体的には、こんな感じで作っています。基本的にはコラボストーリーを読んだ(後で原作も読みました)上で、各人物の(自分なりに感じた)特性に合わせてセッティングしています。

  • 必ずコラボカード(ホール呪文とサイキック)を入れる。ホール呪文は2枚以上。
    できる限り、サイキック・クリーチャーが活かせることが好ましい。
  • New Division(最新6弾までしか使えないレギュレーション)で構築する。
  • 一花→光の天門。水と合わせて受けが強いカウンター寄りのデッキ。あと、できれば心理戦要素を取り入れたい(相手の意表を突いたり、相手に選択肢を与える感じ)
  • 二乃→闇+火のワンショット。除去を多めにして突破力を増やしたい。MRC(かなり強い闇+火のクリーチャー)で組むことが多い。
  • 三玖→水入りのコントロール。ハンデスとかで相手の妨害をして徐々に盤面を制圧していきたい。ドロマーカラーが多い。
  • 四葉→自然入りのビッグマナ。とにかく派手に展開をしてほしい。最初は光と合わせて天門を使ってた。単純な方が好ましい。
  • 五月→火入りのビート。他より速く、不器用ながら攻めていくデッキにしたい。

なぜ、このデッキに力を入れているのかというと、もちろん作品自体が好きということもありますが、マスターに行けるようになったのがこのデッキ群だったからです。ここでは作ったデッキの中でお気に入りのものを紹介します。ちなみにキャラの顔があるのがコラボカードです。

17弾一花デッキ・ラッカハンター天門

17弾環境時に作った、一花モチーフデッキ「ラッカ(光火水)ハンター天門」。別のキャラモチーフで作った光火ハンター天門を参考に作ったデッキで、ボルシャリオのサーチ能力やホール呪文とヨーデルでサイキックリンクを狙う、裏でハカイ・デストロイヤーを使って相手の呪文を強奪するというコンセプトです。シナジーを高めつつハカイ・デストロイヤーで一花の子供の頃のガキ大将っぽさを再現したというお気に入りのデッキの一つです。

18弾環境時に作った四葉モチーフデッキ「リース(光火自然)メンチ天門」です。基本は当時流行していたメンチなのですが、この頃の四葉デッキの方針が「光自然の天門」だったので、それと組み合わせたデッキです。サイキックリンクでメンチからの展開を狙うプランとヘブンズ・ゲートをシールドに仕込んでカウンターをするプランの2つが取れ、メンチからセイント・マリア展開でシールド回復も狙える受けが強いデッキです。
これで試練の塔(簡単に言うとCPUと連続対戦をして連勝数を競うモードです)を39連勝(最高記録)しました!対人戦ではなかなか活躍してませんでしたが、あまり見なかったデッキで、歴代でも一二を争うお気に入りです。

19弾環境で作った二乃モチーフデッキ「ウェディング・ゲート入MRC(通称祝門MRC)」です。これが初めてモチーフデッキでマスターを達成したデッキです。簡単に言うと、手札を捨てさせたり、シールドを墓地に送ったり、場を一旦全滅させたりするクリーチャーでコントロールやカウンターしつつ、最後にMRCで締める、またはMRCで展開してシュヴァル覚醒で場を制圧し切るというデッキです。「積極的に攻めるけど、実は結構繊細で気も遣える」二乃の一面が反映されていると思います。たぶん対人戦で一番強かったデッキで、使っててとても楽しかったです。ちなみに、ウェディング・ゲートなのにどうして闇なのか、というのは話せば長くなるので割愛します。

19弾環境時に作った四葉モチーフデッキ「リースロマネスクヴィオラ+メンチ」です。ガンガンマナブーストしてロマネスク→ヴィオラから展開していく、というコンセプトとメンチ展開を組み合わせました。困ったときはトップ解決!という感じで割り切りました。
余談ですが、四葉デッキは豪快に展開するという感じな気がするのですが、私が作るとどうも「受けが強い」要素が入り込んでいます。おそらくこれは(五つ子の中で四葉が一歩引いていたという)原作の設定が無意識に入っていたのかもしれません。

今回はこのデッキで戦った時に起きたことについてお話していきます。

一番楽しかった対戦

最後に紹介した四葉モチーフデッキは次の動画のデッキを大本にして作りました。

カエルニンジャさんによるデッキ紹介動画です。

この方はデュエプレの面白いデッキを紹介してくださるVtuberさんなのですが、この方が時々ルームマッチで対戦する参加型企画を行なっていまして、そこに私も参加してきました。その時の配信がこちらです。

ちょうど私が対戦するところからスタートしてます。ちなみに、最初のスキンが普段使っているやつで、四葉に変わったのは四葉デッキのスキンを設定しているからです。五等分の花嫁デッキは同様の設定をしています。

私がマナブーストを一回しながら準備をしていたのですが、その間にフィニッシャーの鬼丸覇が3つ来るという重い手札の状態。その間にカエルニンジャさんはオンセンガロウズを出し、次のコンボの準備をしていました。この時点で自分は妨害ができない(そもそも妨害札があまりないデッキ)ので、マナブースト(とメンチに繋げられる準備)をするためにヨーデルから四つ牙を出しました。

で、次のターン。カモン・ピッピーからコンボが発動(簡単に言うと、カモン・ピッピーが2回出て一気にサイキックリンクします)し、一気にシールドトリガー(以下、STとします)がなければこっちが負ける状況に…。このとき私は「あぁ、負けてしまうのか…」と絶望していました。

最初のブレイクではSTなし。ですが、この時に2枚しかないフェアリーホール(四葉の顔がある呪文で、こっちの攻撃の肝となるカードです。以下、フェアホとします)が手札に。
そして、最後のWブレイクで来たのが…

『ピンチですけど、私にはできることがあるんです!』

「母なる大地」(簡単に言うと、どちらかのプレイヤーのバトルゾーンとマナのクリーチャーを入れ替えるST呪文でかなり強い)!
すかさず「ST発動ですっ!」…としたは良いのですが、私のマナにこの状況を逆転できるカードはありません…。

そこで、相手の場を見たとき、一つの天啓が。すかさず星龍王を対象にし、除去しました。
このクリーチャーは「ハンターをスピードアタッカーにする(簡単に言うと場に出した時にすぐに攻撃できるようにする)」効果を持っていて、残りの攻撃可能なクリーチャーはすべてこの効果がなくなれば攻撃できなくなります。これで、このターンはしのげました。

なお、ここでフロッグを選んだのは、ガレックだと手札を捨てさせられるのですが、ここでフェアホを失うとどうやっても逆転できないからです。フロッグの効果で四つ牙が除去されますが、そこはヨーデルの効果で回避します。

この時点で手札にはホワイト・グリーンホール(簡単に言うと条件を満たすとシールドにカードを仕込める呪文、以下、ホワグリと書きます)とボルメテウス・ホワイト・フレア(簡単に言うと相手クリーチャーをタップして攻撃できなくさせるST呪文)を持っていたので、次のターンも凌げるようになりました。そのターンで四つ牙が除去されたら逆転不可でしたが、シールドに攻撃のみで終わり、セーフ。
そうやって耐えた次のターン、自分は9マナ使えるようになりました。こうなるとホワグリとフェアホを同時に使うことによって、切り札であるメンチを場に出すことができます。メンチの効果によってマナにあった3枚のフィニッシャー鬼丸覇、そしてオレドラゴン(どっちもかなり強力なフィニッシャーです)を一気に場に出します!

こうなれば後は攻めるのみ!色々プレミ(たとえば、先にオンセンガロウズを攻撃すればもしかしたら3回鬼丸覇を攻撃できて、もう一回自分のターンを得られたかもとか、先にブロッカーを攻撃すれば安全だったかも)はありましたが、無事にダイレクトアタックまで決められて、逆転勝利できました!

ということで、大ピンチからST一枚で逆転まで持ち込めた、試合的にもとても盛り上がるドラマティックな展開で勝てました!一枚間違えれば自分が逆転することができなくなるというギリギリの展開でしたが、とても楽しかったです!

なぜ、この試合が「一番楽しかった」のか?

ところで、この対戦もちろん試合自体も楽しく、逆転できたので個人的にも大満足の内容だったのですが、こういうような劇的な勝利というのは他にもいくつかありました。ランクマッチでマスター昇格を掛けての試合に勝ったとき、大会で対戦して勝利したとき…勝てて嬉しかった試合というのは他にもたくさんあります。

でも、「デュエプレで一番楽しかった対戦」と考えると、今でもこの対戦が浮かぶくらい、楽しかったんですよね。それはどうしてなのか、自分なりに考えてみました。

それで思ったのは「友達の家とか実家でワイワイ対戦していた雰囲気に近いな」ということです。
ランクマッチは競技性が高く、強いデッキというのがある程度決まっているのと、ランダムに対戦相手が決まるのでほとんどの場合相手について分からないことが多いです。例外として知っている配信者さんと当たることもあります(カエルニンジャさんとも一度だけランクマッチで当たったことがあります。その他、しょうじゃんさんというデッキ紹介をする配信者さん、菫崎リンさんというVtuberさんとも対戦しました(いずれも動画・配信で確認できました))が、名前だけで本物かどうかは分からないのでなんとも言えません。

それに対して、今回は対戦相手の様子もある程度配信でわかるし(もちろん対戦中はYoutubeを切ってます。前後で雰囲気があわかる、という意味です)、自分も相手も環境デッキとは違う、自分のお気に入りデッキで対戦していました。
何より、勝ち負けを気にせず戦える場所でした。実際、カエルニンジャさんも最後までとても楽しそうにしてましたし、「お見事でした!」と言ってもらえてとても嬉しかったです。
…私はできれば花丸が欲しかった(心境的には四葉にあげたかったの方に近い?)ので、対戦結果を気にしてましたが(笑)

実は、私は紙でやっていた頃はデッキをまともに組めませんでしたし、対戦相手も弟くらいで友達との対戦もしたことがありませんでした。だからなんでしょうか、今回の対戦が本当に心に残っているのでした。

締めくくり-信仰について-

改めてデュエプレをやっていて思うのが「本当に奇跡のようなことは現実に起こるのだな」「神様は本当にいるんだ」という(ある意味で当たり前の)ことです。
この対戦はその象徴なのですが、展開されたターン、正直私の中では負けるとしか思えませんでした。自分のやりたいことも見せることができず、あっという間に潰されてしまうのだ…と。実際、色々戦う中でそういう試合もありました。
奇跡のようなST一枚で状況をひっくり返し、勝つことができた…結果を振り返ると勝てた事実だけが残りますが、私自身はプレイ中(先に書いた四葉のエモート台詞のような)希望的なことは考えられませんでした。

そのような絶望的な状況、希望のない状況でなお「本当に成される!」と信じ切ること、それこそが信仰というものではないでしょうか。そう考えると、私自身の信仰はまだ足りない…というのは言い過ぎな気もしますが(笑)

こう考えると、「本当に希望がない」と思える状況の中、それでも「神様が助けてくださる!」と絶対的に信じることができるかどうか…そこに信仰が試されるのかなと思うのです。
そういう状況でも神様を信じて希望を持って頑張れる、そういう信仰者になりたいです。

改めまして、対戦してくださったカエルニンジャさん、見守ってくださったリスナーの皆様本当にありがとうございました。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。