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【摂理人が書く物語】三つの力。~Bible Story:三分説~

【摂理人が書く物語】三つの力。~Bible Story:三分説~

「Mさん、ファイティン!」
M「ふん!」
ここはとある体育館。今日は教会のみんなでバレーをしています。
こちらのコートは男性の試合ですね。
…いつもは仕事で忙しいMさん、仕事休みなので張り切っています。
S「F、そっち行ったぞ!」
F「は~い!任せ…」
Mさんの強烈なサーブがFくんのところに来ます!
Fくんはボールを取ろうとアンダーの姿勢で構え…
F「ブッ!?」
顔面に直撃しました。ボールがコートに落ち…
S「よっと!」
そうなところを真ん中にいたSさんが上げます!
S「D、行ったぞ!」
D「っしゃ!」
レフトアタッカーのDくんが上がったボールをスパイク!
バシィッ!
D「よしっ!」
ブロッカーを避けた絶妙なコースに決まり、相手は返せません!
ピピー!
S「ナイス!D、よく決めたな!」
D「いやぁ、感謝します!Sさんも、よくあのボール上げましたね。」
F「…感謝しま~す!」
D「F、大丈夫か?」
顔面の痛みが引いたFくんもSさんのところに行って感謝しています。
S「Fも、よくあの位置まで動けたな!ちゃんとボールが来る位置にいれたからボールに触れて、上げれたんだ。」
F「そうですか~!よかったです~…イタタ。」
Sさんは男性大学生陣の先輩さん。
部活でサッカーをしていてスポーツがとても得意です。
教会にも長くいて、Oさんと一緒にスポーツをまとめている人でもあります。
S「よしっ!次はこっちのサーブだ!みんなで声出すぞ!せーのっ」
こうやって、声出しをしてみんなをまとめています。
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J「…すごい。さっきの試合、Fさんに顔面直撃した時点で落としたと思っていました。」
P「あれは肉体では動くのが難しいデス。
魂体も活発に動いているから、成せるのデス。」
試合を外で見ているJくんとPさん。
Pさんは韓国から来た摂理人。外資系の仕事でこちらに転勤し、みんなの教会に通っています。ちょっとカタゴトな日本語ですが、みんなと話したくて一生懸命勉強したそうです。
J「…そうなんですか?Sさんはスポーツが得意だから動けるのかと思いましたが…?」
P「イヤイヤ!
Sサンは確かにサッカーをずっとやってきているから、体をよく動かせることもあるケド、今のボールはちゃんと集中していないと反応デキマセン。
それにDくんのところにきれいにボールが行く、ということはちゃんとそこも意識していたわけデス。そのように心と考えがひとつになったときに、魂体が形作られ、動くのデス。」
J「魂体が動いて、事前にどの位置にボールを上げればいいのか計った、ということですか?そんな話、何となく先生の箴言にあったの覚えてます。」
P「そうデスネ!
魂体はすべてを見通せマス。その力があれば、このようなこともできるのデス。もちろん、肉体が動けるのも必要デスがネ。」
J「…ところで、人間には肉体・魂体・霊体があるって話をQさんから聞いたのですが、肉体の力、魂体の力があるなら、霊体の力もあると思うんですが…「霊体の力」ってどんな感じでしょう?」
P「それは…Fクンを見たらわかると思いマス。Fくん、いつも楽しそうデス。」
J「…え?」
Pさんの言葉を聞いて、試合を見てみるJくん。
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M「フン!」
Mさんの強烈なアタックがFくんのところに!
F「…主よ~!」
主を呼び求めながら、構えるFくん。
バシッ!
J「ボールが…」
ピピー!
P「外に出ましたネ。」
Fくんがボールに触れるのですが、ボールはコートの外へ大きく外れてしまいます。
S「F、ドンマイだ!」
F「はい~!感謝します~!ボールには触れたので、次はできそ~です!!」
J「Fさん、自分が失敗しても感謝していますね。」
P「そう、落胆していないデショ?
あれが彼の強さデス。」
J「…?あ、また始まりますね。」
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M「フンッ!!」
再び、Mさんの強烈スパイク!さっきより速いスピードでFくんのところに!
F「主よ~~!!」
バシッ!
J「あ、今度は…」
P「きれいに上がりマシタ!」
Fくんが上げたボールをセッターが上げて…
D「っし!」
バシィッ!
Dくんがアタック!Mさんのブロックで弾かれ、コートの外へ。
ピピー!
F「わぁ~!取れた取れた!感謝します~!」
D「すげーぞ、F!あのMさんのスパイクをレシーブするなんて…やるじゃん!」
F「Dくんも、感謝します~!」
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J「…すごい、さっきよりスピードが速かったのに…。」
P「これが「霊体の力」デス。
神様を愛し、栄光を帰すことで力を受けた霊が魂体を通して肉体の力を助けて、本来の自分の実力以上の力を出した訳デス。」
J「…それと、Fさんが楽しそうなのはなんの関係が?」
P「Fクンが「自分の実力ではどうしようもできない」ことにも落胆しないでいられるのは「神様が共にしてくださる」という信仰の力デスネ。この「神様が共にしてくださる、愛してくださる」という力、また「神様を愛する」力は肉体でも魂体でもなく、霊体の力なのデス。この力がFくんをいつも楽しくさせているのデス。」
J「へぇ…」
P「Jクンは教会に最近来たばかりだから知らないでしょうケド…Fクンは昔はもっとダメダメでしたヨ?」
J「そうなんですか?」
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一年前…。
S「F、そっちに行ったぞ!トスだ!」
F「はい~!えいっ!」
スカッ。
ピピー。
D「…F、また空ぶった…。」
F「…ごめんなさいー…。」
S「F、ドンマイだ!引きずるなよ!」
Sさんは笑ってFくんを励まします。
F「はい~!次、頑張ります~!」
S「…F、覚えているか?
俺たち人間には「肉体・魂体・霊体」三つの体がある。
肉体は確かに運動が苦手かもしれないが、俺たちには魂体と霊体がある。その力を使えれば、肉体だけの力ではできないことも必ずできるようになる!
F「はい~っ!諦めずに、頑張ります~!」
S「よしっ!…来るぞ!」
F「はい~!今度こそっ!!」
スカッ。
D「また空ぶ…」
S「任せろ!」
Fくんが空ぶったボールをSさんが上げます!
D「あ、来た!っとぉ!」
バシィッ!
ピピー!
F「ありがと~ございます~!」
S「F、大丈夫だ!
Fがどんなに失敗しても、俺たちがフォローする!だから、Fはどんどんチャレンジしろ!」
F「はい~!」
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J「そうだったんですね…」
P「Fクン、前はボールのいる位置まで動けませんデシタし、トスもすかることが多かったデス。でも、それは運動が苦手な人なら仕方のないことデス。
そんな彼が、一年でMサンの強烈なスパイクを返せるようになったノハ…彼が諦めずに挑戦し続けてきたからデス!」
そう、Fくんは運動が苦手だったけど、教会のスポーツにはいつも参加していました。そこでできないなりに努力したから、少しずつですが大きく変化したのです。
P「肉体も、魂体も、霊体も、一つ一つの行いが積み重なって変化シマス。今のFクンは…先生の御言葉を信じて最後まで行ったことと、神様を愛することで生まれ変わった、と言えマス!!」
J「なんだか…Fさんの話を聞くと、とても力がわきます!僕もあのように変化できるんだって!」
P「先生もそうなんですヨ!
先生は肉の環境から見ても、容姿から見ても、今のように変化するとは誰も、自分でも思いませんデシタ。でも、ひたすら神様を愛することで変化したから、すべての人にとって希望なのデス!!」
そう、鄭明析先生の御言葉に力があるのは、「できないと思われる中でも実際に行って得た」ものだから。
その力は肉体だけではなく、心も、魂体も、霊体も、すべてに影響を与えます。
S「F、トスだ!」
F「…はい~!」
ポンッ。
S「よし、きれいに上がったぞ!D、決めろよ!」
D「もちろんです!っしゃ!」
バシィッ!
ピピー!
D「よっしゃ!!」
F「Dくん、すご~い!感謝します~!」
D「Fも、よく上げられたな!すげーぞ!」
その言葉には…人を変える力があるのです。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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