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【摂理人が書く物語】過去の残像を振り切るっ!その2

【摂理人が書く物語】過去の残像を振り切るっ!その2

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G「いつ来てもいいように考えている…ですか?」
O「うん。ボールがいつ来てもいいように。」
G「もう少し…具体的に教えていただけないでしょうか…。頭がこんがらがりそうです。」
O「?どうして?」
G「私はそれができないから悩んでいるので…。」
O「そっかそっか。もう少し具体的に話すと…
たとえば…私はだいたいセンター、真ん中でレシーブするポジション。」
Oさんはそういいながら、レシーブする体制をとります。
G「はい、真ん中にいるんですね。」
O「相手がサーブしてきて、私の横の人…たとえばNにボールが行きました!さて、このとき
あなたは何を考える?
G「「Nちゃんにボールが行ったなぁ」って思いますね…。」
O「それだと、Nがボールをはじいても対応できないよ~(笑)」
Gさんの回答にちょっと呆れたようにOさんが返します。
O「私は「Nがボールに触れなくても私が取る!」って考えるの。そうすると…自然と体はNの近くに行くでしょ?」
そういって、レシーブの体制でGさんに近づくOさん。
G「ふむふむ。」
O「そしたら、Nが触れなくても、はじいてボールがコート外に出たとしても、私はすぐに対応できる位置にいる。」
G「なるほど、だからOさんははじいたボールも取れるんですね。」
O「ま、実際には「考えたとおりに動く」訓練は必要だけどね!
やっぱり体を動かすことに慣れていないと考えても動けないから。でも、いくら体が動けたとしても、考えていないとやっぱり動かない。
G「うーむ…考えって大事ですなぁ。つまりOさんは「誰のところに行っても私が取る!」って考えてるわけですね。」
O「そうそう。わかった?」
G「うーむ…しかし、それをどう考えているんですか?」
O「そうねぇ…訓練かな?」
G「訓練…もう一声!」
O「繰り返し考えることね。考えは繰り返し強く思った通りに作られるから。」
G「ほうほう。」
O「重要なのは…ボールを取る!その考えにすることを目標とすること。」
G「目標…ですか?」
O「つまり、それ以外の考えが来たときに「その考えを頭に入れない」こと。
一番いいのは、サーバーが持っているボールに集中すること。人は目に入るものから考えが作られるからね!
G「おっ!今のいただき!」
O「へっ?」
指をパチンと鳴らすGさん。
G「見えるものに集中する、余計なものを頭に入れないですね!」
O「実際の生活でも余計な情報を頭に残さないとより集中しやすくなるよねぇ。
ボーっとしている時には本やネットを見ない。それよりはゆっくり自然を見た方がいいよー。走るのも!」
G「え、走るんですか?」
O「体を動かしたら考えがすっきりすることあるでしょ?Gもパワーが有り余っているから…」
G「待ってください!パワーが有り余っているって…」
O「いつも元気じゃん?スポーツの時も良く動けてるし。ただ、ちょっとブレーキが利かないところがあるけどね…。」
G「…ありがとうございます。
(うーぬ…しかし、少し言い方が違う気が…)」
Oさんの言葉に少しいぶかしむGさん。
しかし…さっきGさんも同じようなことしてましたよ?(笑)
O「ブレーキが利かない、というのは慣れもあるからねぇ。
そういうエネルギーが有り余っている時ほど考えがたくさん動くから、そういう時は走るのがいいよ!
体がすっきりすれば、その分頭もスッキリする!」
G「へー。人間の頭って単純ですねぇ。」
O「肉体と考えは連動しているからね。肉体は考えたとおりに動くし、考えも肉体が行なった通りに形成される。だから、雑念が来たときはとにかく目の前のことに集中!
G「それ大事…でも、実際勉強してたりすると集中ができないときがあるんですよ。そういうときは…」
O「主を呼ぶ、かな。まずはそれを意識する。
たぶん頭がボーッとしているときはそれすら考えられないから…まずは考えがはっきりしているときに意識するのがいいよ。」
G「なるほど…」
O「まずはさ、スポーツでやってみれば?」
G「へっ?スポーツで、ですか?」
O「これからバレーするじゃん。その時にさ。
スポーツはやることが決まっているから、もっと集中しやすいよ。その時の感覚で生活でもやってみる。ね?いいアイデアでしょ!」
G「ほー…」
GさんはOさんの提案に感心を示します。
G「…私も参加します!バレー!」
O「よっしゃ!じゃあ、Gも参加…と。」
スポーツで精神一到に挑戦することにしたGさん。
果たして、どうなるのでしょうか?
→その3

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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