「良かった」思い出を思い出す。

おはようございます、satoです。
実は先週所用のため実家に帰っていました。
かなり急なことだったのですが、諸々無事に終わりまして本日帰宅しました。

今まで実家に帰った時は用事を済ましてあとは家にいる、ということで親や兄弟以外とはあまり話をしませんでしたが、今回は珍しく中学の同級生と話をする機会がありました。
正直会うのも数年ぶりというくらいだったのですが、実際会ってみると思った以上に自然に話すことができました。

その人とはよく遊んでいて当時色々楽しかった思い出があったのですが、話の中でふと彼がその一つを思い出して話してくれました。私は全く覚えていなかったのですが、確かにそういったことがあったなぁ…と思い出しました。
で、その時に私気づいたんですね。

あ、今まで「悪い思い出」ばかり考えていたけど、「楽しい思い出」もあったんだ

って。

私は心の回復の過程で「昔の辛かったこと、苦しかったこと、悲しかったこと」を思い出していました。
しかし、そのことばかりだったので「過去が辛かった」とばかり思っていました。しかし、実際のところ「嬉しかったこと、楽しかったこと、安心したこと」もあったのです。
私の世界は苦しいことばかり…というわけでもなく、むしろ楽しいことのほうが多かった可能性すらあります。

「今の自分の出来なさ、足りなさ」を受け止められなくて、それで過去を恨んでいたのかもしれません。
だけど、「今の自分の足りなさ」はこれから成長していけばいい、という神様の愛を知って少しずつ克服できるようになりました。
そして、過去「足りない」と思っていた親の愛も、今回の帰省で「あ、私の家庭にもあったんだ…」と感じられるようになりました。
自分の家庭はおそらく普通とは異なるけど、ちゃんと愛情はあった、ということを認められるようになりました。

ずっと苦しいことばかりだったけど、ようやく過去の「良かったこと」を受け止められるようになってきたのかもしれません。もっと思い出していきたいなぁと思いました。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。