摂理人satoをプロデュース。by Lord. 空想編その7

それは、ある日男性だけで御言葉を聞いていた時のこと。
摂理では、「異性」に関する教育のための御言葉があります。それは摂理の中でもっとも重視されるのが「神様の愛」だからです。というか、摂理の核心は「神様との愛」です。その日はその御言葉を聞いていました。
その御言葉の中でこんなことを言われました。
「自分をすべて捨てなさい。」
その言葉に、私はひどく反応しました。
それは…私がもっとも嫌いだった言葉だったからです。
過去、いじめを受けていたこともあって、人から嫌われないように自分の感情を、気持ちを完全に殺して人に合わせていたこと。
その時の「本心とは違う自分の行動」に「自分は嘘つきだ」と苦しんでいたこと。「どっちが本当の自分なのか」と悩んだこと。
そして、それ以来「人に合わせて行動はしたくない、自分の心の赴くままに生きたい、人に合わせない生き方をしたい」と思っていたこと。
それに対して「自分をすべて捨てなさい」?
それは…またあの時のように「私の本心を殺して、ただ言う通りにしろ」ってこと?
そんなの、耐えられない。
そう思った私は、思わず。
「どうして、そんなことを言うんですか!そんなことできるわけないじゃないですか!?私がどれだけ今まで自分の心を殺し続けて、苦しみながら生きてきたと思っているんですか!」
と、叫びながらひたすら自分の本音を告白しました。
もちろん、この御言葉は「自分の本心を殺して従え」という意味ではありません。「自分の認識を捨てて、神様の御言葉を受け入れなさい」ということです。しかし、当時の自分にはそれがわからなかったのです。
そして、次の日。私は当時の牧会者にこのことについて質問をしました…。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。