最近の数学の話:論文を解読する話

おはようございます、satoです。
ここ最近新しい数学の問題を考えております。以前やっていた数学の問題はひとまず置いといて(一度整理が必要と感じたため)、新しい問題を考えており、ひとまず数式化をしているのです。この時期がとても楽しい。
今まで計算していたことも振り返りながら、問題を考えております。

こういう時、他の人が書いた論文や計算結果を読み解くのですが、この解読作業がとても好きです。
「何かを理解すること」が好きな私にとっては大変ですが、とても楽しい作業なのです。
特にこの辺りの内容は一応自分も理解していることがベースになっているので、理解が早くなっているのです。

実は大学院に入りたての頃、論文を読んでいた時はかなり苦痛でした。
全く理解できないので「とりあえず核心だけ読みたい!」とやっていたのですが、全く読み進めることができなかったためです…。
実は私「読めない」と思ったり、「読むのがめんどくさそう」となったら全く内容が頭に入らないのです…しかも英語論文で、英語も「読めない」と思っていたのでさらに頭に入らず…。
それで、一度研究テーマを変えることになったほどでした…。

しかし、指導教官と一緒に読み進める中で「そもそも論文を読むのには時間がかかる」ということを学んでから、心に少し余裕が生まれました。そして摂理でお祈りしたり、数学ガールを読み進める中で段々と「対話形式」で考えることができるようになり、論文も読めるようになってきました。
「これが知りたい!」って感情が強くなっていると、読み飛ばしが結構多くなっていくのですが…笑

できれば今考えている自分の問題の解決につながれば良いですが、そうでなかったとしてもこの期間を楽しみたいなぁと思っています。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。