おはようございます、satoです。
前回の記事から4ヶ月が経ち、あっという間に今年も終わってしまいます。
…いや、全然記事書けてない!(´・ω・`)せっかく書きたいことがあるのに!他のことに夢中になりすぎた…(´・ω・`)
ということで、早速書いていきたいと思います。今日はタイトルの通りW杯についてです。
今年はグループリーグの対戦相手が強いこともあって注目度が低かったように思います。私もドイツ戦を教会の皆で観戦するまではほぼ興味の外でした。そのタイミングであるものにハマっていたこともあります。
(それについてもある私の問題に繋がったので、今週の何処かで書きたいと思います。もっとも私のTwitterを見ている人ならここ最近のつぶやきの内容で分かる気がしますが笑)
ところが、蓋を開けてみると下馬評を大きく覆す試合結果、ジャイアントキリングの連発!
特に日本はドイツ・スペインという強豪国(W杯優勝経験あり)相手に逆転勝利し、グループリーグを1位通過!というこれまでサッカーを見ていても相当に驚きの結果になりました。
面白いことに、今年のW杯勝ち点9(3連勝)したチームは一つもなく、勝ち点4(1勝1敗1分け)で敗退したチームが過去最多の7チーム(その一つがドイツ)という過去にないくらい過酷なものとなったのです。
そこで、今回はこれまでの試合で象徴的だった場面をいくつか取り上げ、それを通して気づいたことをまとめていこうと思います。
①日本vsスペイン『線を超えるまでは諦めてはいけない』
最初に取り上げるのは日本vsスペイン戦のこちらのゴールです。
VARによってゴールかどうか判定されたことで色々話題となっているこちらのゴールシーンですが、改めて状況を整理します。
前半にスペインに1点を入れられた後、1点差を守り切り後半に望んだ日本。
前田選手たちの前からのプレスによってGKにクリアさせたボールを伊東純也選手が弾き、それを堂安律選手が強烈なミドルシュートで決めて同点としました。それがこちら。
後ろで守るだけでなく、前からの強烈なプレス、そして冷静なシュート。
私も最近サッカーを練習しているから感じるのですがあそこまで走る、走り続けるのは本当に大変なのです。フルコートは本当に広く一回走るだけでも相当に疲れます。私は運動不足だからという面もありますが…(´・ω・`)
それだけに隙があれば奪ってゴールを決めてやろう!という積極的な攻撃が実を結んだこのゴールが如何に素晴らしいのか…。それくらい積極的に、果敢に攻めることが大事なんですよね。『侵掠すること火のごとし』ですかね。
こうして同点になった日本ですが、しかしこのまま引き分けだと同時に行われていたドイツvsコスタリカ戦の結果次第ではグループリーグ敗退もあり得ました。実際、この時点ではドイツvsコスタリカ戦は1-0でドイツが勝っていましたが、この後コスタリカも猛攻し2-2の同点に。さらにドイツが2点を取って最終的には4-2でドイツが勝ちました。
実はドイツが勝利すると日本はスペインに引き分けだとグループリーグ敗退になるし、2-2の状態でも得失点差でギリギリ敗退…というとてもシビアなものでした。
そんな中、堂安選手のクロスがゴールラインを切る刹那、足が届いた三笘薫選手がバウンドさせながら戻し、それに走り込んでいた田中碧選手がボールを押し込みました。
ゴールラインを切ったのでは?と審議になり、VARで確認したところボールがわずか1mmライン上に残っていたため、インプレーとなりゴールが認められたのです!
普通なら諦めてもおかしくないほどギリギリのプレー。ですが、たとえボールがラインを割ったとしてもプレーを続けよう!という精神があったから、最後まで走り切る覚悟があったから、このゴールは生まれました。奇跡と呼んでも良いですが…これを奇跡というのはふさわしくないように思います。各選手の諦めない心、それが生んだゴールと言えます。
このように、「本当に終わる」その時まではまだ終わりではないのです。
私達の目には終わったように見えても、実際は時間や自分たちがやれることが残っていることがあります。
だから、最後までやってみる、諦めずに走ってみることが大事だと思わされました。
でも、これを行うことは簡単ではありません。ただ終わったかもしれない、と思ってもひとまずやってみる、この経験を積んでこそできるような気がします。それで本当にダメだったとしても「やったこと」は確実に残ります。
実は私も一つ「締め切り直前だけどやってみた」ことがありました。結果としてはダメだったんですが、それでも実際にやったことで「次に繋がる結果」を得ることができました。
こういう経験を大事にし、今年の最後を頑張りたいです。
韓国vsポルトガル『最後まで走り続ける』
日本はジャイアントキリングによってグループリーグを突破したのですが、同じように最後の最後でゴールを決めてジャイアントキリングによってグループリーグを突破した国がいくつかあります。その一つが、韓国です。
私は摂理の教会に行っていることもあって、韓国はお隣の仲間という感じの認識なのでこのグループリーグ突破はとても嬉しいものでした。
そのグループリーグ突破を決めたゴールシーンがこちらになるのですが、最終試合ロスタイムでポルトガルのシュートが大きく弾かれ、それを韓国のエースソン・フンミン選手が奪い一気に前に駆け上がります。
ポルトガルもソン・フンミン選手を止めるためにディフェンスが寄るのですが、押されても耐え、前を塞がれても冷静に見ていたソン・フンミン選手が相手の股を抜くパスをし、駆けつけていたファン・ヒチャン選手が受けてシュートを決めました!
3人いたディフェンスに対して冷静にパスを決めたソン・フンミン選手も当然すごいのですが、私が着目したいのは後ろから猛然と駆け上がり、ソン・フンミン選手に追いついたファン・ヒチャン選手の走りです。
ファン・ヒチャン選手はFWなので前に出る必要があるというのはありますが、少しでも遅ければボールは取られていた状況の中で、全力で走ったからこそ生まれたゴールです。このように、私達も最後まで猛然と走っていきたいです。
アルゼンチンvsサウジアラビア『何があっても最後まで治める』
さて、ここまで日本・韓国のグループリーグ突破を決めたゴールシーンを取り上げましたが、実は日本・韓国が勝った試合はいずれも「前半で1点取られ、その後2点取って逆転する」という流れでした。そして、これを最初に成し遂げたのが、アルゼンチンに勝利したサウジアラビアでした。
アルゼンチンvsサウジアラビアの試合を振り返ると、前半にPKをメッシが決めたことでアルゼンチンが1点を先取。しかし、サウジアラビアはオフサイドラインを巧みに管理することでアルゼンチンの猛攻をしのぎます。実際、アルゼンチンはゴールネットを2回揺らしているのですが、いずれもオフサイドによってゴールを取り消されました。
そして、後半に入り、サウジアラビアは前半より前に出て激しくディフェンスします。特に中盤の激しい競り合いを制した結果序盤で2点を決め逆転に成功します。
その上で、前半に行なっていたディフェンスも継続してアルゼンチンの攻撃を耐え、最後に勝利を掴みました。
なお、この結果を受けて私の教会では「サウジ理論」なるものが提唱されました笑
具体的には前半PKで点を取られるけど、1点差で乗り切ると後半2点取って逆転できる、という流れだそうです。
で、実際日本vsドイツ戦がまったく同じ流れで勝利したのでした笑
余談ですが、この結果を受けてサウジアラビアは次の日を祝日としました(´・ω・`)こういうことができるのは王国の強みですよね…。
サウジアラビアが勝利をつかんだ要素は様々にありますが、その一つとしていかなる状況でも組織だったディフェンスを行い、特に最終ラインを管理することでアルゼンチンの猛攻を耐えきったというものがあります。
相手は強い攻撃をし続けますが、それに怯むことなく最後まで管理したことが素晴らしいと思います。
このようにどんな環境、状況にあっても自分がすべきことを行い、自分を管理することで勝利を掴んでいきたいです。
というわけで、今年のW杯、振り返ってみるととても悟り深い内容でした。
「でした」と書きましたが、日本戦はまだまだ続きます。明日は決勝トーナメント一回戦・クロアチアとの対戦です。韓国vsブラジルもあります。※昨日コスタリカと書きましたが、間違いです(´・ω・`)
この決勝トーナメントで果たしてどのようなドラマが、悟りが生まれるのか。とても楽しみです。
この記事を書いたブロガー
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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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