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【摂理人が書く物語】理性と情熱の狭間で。

Q「ふぅ…。やっとできた。」
ここはQさんのアトリエ(Qさんの住んでいるマンションのこと)。
ずっと作業をしていたQさんですが、ようやく作品が完成したようです。
Q「さすがに…少し疲れたな。どれ、一つ鄭明析先生の作品を見て力を養うとするか。」
Qさんはご飯や睡眠もそうですが、先生の書かれた絵を見るととても力が湧くのです。
Q「今日は…これだ!「運命」!」

Q「フフフ…素晴らしい、素晴らしいですぞ!
この力強さと繊細さ…本当に筆で書いたとは思えない作品だ!
そして、この絵の奥に込められた深い真理…やはり、天の作品は違う!!」
その奥深さと神妙さに作品を作っていた疲れも吹っ飛びテンションが上がるQさん。そのハイテンションのあまり少し言葉が乱れているようですが…。
「あら?今日は作品作っていないの?」
と、そこに誰かが入ってきました。
Q「おぉ、Rではないか!」
R「…どうやら作品ができたみたいね。それで、先生の作品を見て興奮している、というわけか。」
RさんはIT企業に勤めるバリバリのキャリアウーマン。
普段は残業で滅多に定時には帰れないくらい忙しいのですが、今日はたまたま定時に上がれたようです。
R「これ。差し入れ。」
Q「かたじけない。」
R「その言葉やめなさい。少し変。」
Q「…すまない。」
R「私は気にしてない。けど、天の芸術家は「内面からの芸術」じゃない?言葉にも気を付けたほうがいい。」
Q「(…うっ!)」
このように、Rさんは思ったことをズバッという人。
IT企業で勤めながら信仰を守って仕事をしているうちに「軍人のような気質」に磨きがかかった結果、このような人になりました。話し方も多少男性っぽいです。
Q「…そ、そうだな。感謝します…。」
Qさんもぐさりと来ているようです。最も、それでつまずいたというわけではないですが。
Rさんもズバッという人は選んでいて、その言葉を言ってもいい、あるいは言ったほうがいい人にしか言わないようです。
R「…それ、先生の作品「運命」だね。
カタツムリの生きようとする思い、それを見るカササギ…この作品を見ると「生きる」力が湧く。
2011年のアルゼンチン・アートフェ­アで代表作品に選ばれたのも頷けるよ。」
Q「それはそうでしょう!
この作品は神様から構想を受けた、天の作品!代表作品に選ばれるのは、必然!」
R「…その言い方だと、摂理を知らない人にはわからない。
説明が大事だと先生もおっしゃった。
どうして代表作品に選ばれたのか、どこが魅力なのか…そこをはっきり説明しなければならない。」
Q「…むぅ、その通り…ですな。」
R「たとえば、先生の作品は単なる絵ではなく「自らが生きた生」の世界を表現している。この作品なら天にすべてを委ねた生き方が「カタツムリが目の前のコウノトリを恐れずに「その運命をゆだねて」進む」ことで表されている。それが見ている人に力を与える要因。
さらに技術も伝統的でありながら、現代的な手法を駆使して書かれている。その構成は過去の手法にない独自なものだ。これらを「絵の専門家」でない先生が書けること。
そのことが代表作品に選ばれた要因の一つ。」
Q「…素晴らしい説明ですな。」
R「残念ながら、私には構成がどのように革新的なのかわからない。そういうところは専門家であるあなたが説明すべき。
いずれにせよ…何が、どのように、良いのか、既存のものと比較して何が異なるのか…そのことをはっきり伝えてこそ、何も知らない人がわかるようになる。
企業で勤めているからか、説明がとても明確なRさん。
(もしうまくできてなければ、それは筆者の能力不足です。)
しかし、それにQさんが物申します。
Q「…確かにその通りです。
しかし…各人が見て感じることも大切なのではないですか?
私がいろいろ話せば、そのことですでに「作品に対する考え」ができてしまう。そのことによって「天がその人に伝えたいメッセージ」を受けられなければ本末転倒でしょう。心を空けて先生の絵が見られるようにすることも大切だと、私は思いますね。」
Qさんは「作品を純粋に見る」ことの大切さ、それを邪魔しないことについて話しています。
R「ふむ…一理ある。」
それに納得するRさん。
R「目的次第ね。
この作品についてどのようにしたいのか、それによって明確に説明すべきか、はたまた「見たくなるように」話すべきかが変わる。この作品は…どうしたいの?」
Q「私は…すべての人に見てもらいたい。
この作品を見て、皆が天の想いを感じてほしいのです。すべてのことが言葉で説明できるわけではないでしょう?」
R「そう…それなら。
この作品を見たくなるように、アプローチを…」
と、何故かRさんのプレゼン講座が始まるQさんのアトリエ。
Qさんも普通に聞いているようです。
まぁ、いろいろ書きましたが。
Qさんの言う通り、百聞は一見に如かず。まずは上の映像から先生の作品を見てみてください!
そして、感じたことを人に伝えたいときはRさんのように「何が、どのようによかったのか」明確に話してみてください!

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代まであと一歩。数学者を志す大学院生で、教育系の仕事もしています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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