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【摂理人が書く物語】生活の中の小さな英雄。side:A

【摂理人が書く物語】生活の中の小さな英雄。side:A

ここはとある会社。
A「主よ…この仕事は…」
そこに勤めているAさん。先ほどから何かを呟いているようです。
A「あ、そう書けばいいんですね!
感謝します。あ、神様…これは…」
失礼しました。Aさんは神様を呼びながら仕事をしているようです。
A「(いつも仕事の時には、仕事で手一杯になっちゃって、御子のことを考えられなくなっちゃう。それで漫然と仕事を過ごしてたなぁ…。
鄭明析先生も御言葉で「教会に来たときだけ御子を呼び、愛すると言うのではなく、「生活の中」で御子を呼び、愛して生きるのです。」と話されてたし、今日は仕事中に御子を300回呼ぶぞ!)」
Aさんは主日の御言葉を聞いて、生活の中で御子を呼ぶことを実践しようとしているのでした。
A「御子主よ…今日のお昼は何を…って、だめだめ。
今は仕事中だから仕事に集中しないと。」
仕事で詰まるとき、ふと心に思ったことをすべて御子に告げようと頑張っています。
A「…先生は、今もあそこで御言葉を書かれているんですよね。
あの場所で…ご飯もあまり食べないで…。体がつらくなっていないでしょうか…。
私もデスクワークばかりだと疲れてしまいますが、先生はもっとではないでしょうか?
先生も運動できる時間があればいいなぁ…」
そうしているうちに、今の先生の状況が浮かぶAさん。
A「…そうか!
主を呼ぶと、自然と考えが主の方向に向かうから主のことを頭の中から忘れないんだ!
よ~し…」
Aさんは主の名前を呼ぶことの大切さを実感しているようです。
A「主よ!もっと頑張ります!」
部長「…ん?どうしたA?何を頑張るって?」
A「あ…失礼しました。」
…感動のあまり声が大きくなってしまったAさん。
部署の皆さんの注目の的になってしまいました(笑)
A「うぅ…恥ずかしい…
失敗しちゃいましたね、主よ…(笑)」
でも、天の視線もAさんに注目していますよ!頑張ってください!
——————————
A「今日はいつもより主が助けてくださるのを感じました…本当に感謝します。」
仕事が終わって、帰り道。
Aさんが主に今日あったことを話しながら歩いています。
A「あ…違う。
いつも神様も、聖霊様も、御子も、主も、私を絶えず助けてくださっているんだ。でも、私が呼ばなかったからそれを「運がよかった」とか「あの人が助けてくれた」と思ってた…。
ごめんなさい、気がつかなくて…。」
ーそこはごめんなさい、ではなくて…ー
A「でなくて、いつもこのように助けてくださって、感謝します。」
そう言いながら微笑むAさん。
A「…ふぅ。」
しかし、次の瞬間、Aさんの顔には緊張の色が。
A「もうすぐ…時間だ。」
——————————
I「A。」
A「はい。」
それは明け方の礼拝後のこと。Aさんは一緒に暮らしているIさんとあることについて話していました。
I「Lちゃんのことなんだけど…。」
A「Lちゃん、どうですか…。」
それは、以前Aさんが声をかけた高校生、Lちゃんのこと。
あれから、Lちゃんは色々あって御言葉を聞き始めることになりました。
I「あの子、すっごくいいね。
本当に自分の考えがなくて、純粋だし、反応もいいよ。ペテロの話したら「私も、キリストに会いたいですっ!!」って。」
A「あ…そうなんですか!よかったぁ…。」
I「それでね…今日も御言葉を伝える約束をしているんだけど、今日はみんな忙しいの。そこで…今日はAが御言葉を伝えてみたらどうかな、って。」
A「…えっ!?」
I「せっかくAが連れてきたし、あの子Aのこととても尊敬しているから、Aが伝えたらもっと良さそうだなって、お祈りしてるときに感動が来たの。」
A「…えぇぇぇぇ…本当ですか…」
I「それはどっちの意味で?」
A「…両方です。私のことを尊敬しているだなんて…そんな…。」
I「Lちゃんにしてみたら、「高校を卒業してすぐに仕事に就いて今も会社で活躍してる」というのが憧れみたい。」
A「いえいえ…それは私でなく主の助けがあるからで…」
I「それでいいのよ。
そうやって活躍している人が「その理由は私の力でなく、この御言葉だよ。」って話すと、もっと御言葉に耳を傾けるようになるから。自信を持ちなさい!」
A「あ…はい。そうですね。」
ちょっと恐縮に思っていたAさんはIさんの言葉を聞いて安心します。
A「でも…私が御言葉を伝えるなんて…」
しかし、御言葉を伝えることを思うと再び不安になるAさん。
I「でも、前からずっと練習してたでしょう?「エリから」。
Aは特に「神様の心情」を感じるのがうまいから、それを伝えてほしくてね。Lちゃんが神様の心情を感じる土台を作ってほしいの。」
A「…」
何も言えないAさん。
本当に私が伝えていいのか?
私の足りなさで、Lちゃんが御言葉を間違って聞いてしまうのではないか?
そんな考えがAさんの頭をよぎります。
I「大丈夫よ。
あなたが準備した分、主があなたの体を使って話される。あなたが伝えるのではないし、あなたの考えを話すわけではない。安心して、主に委ねなさい。」
A「…」
まだ自信が持てないAさん。
I「…自分の考えが入るのではないか?」
A「えっ?」
I「そう思ってたでしょ?」
A「あ…はい…。」
I「それなら、まずはひたすら主を呼んで、自分の考えが出られないようにしてみたら?主といつも繋がっていたら、不安は消えるはずだわ。」
A「…あ、そっか。そうですよね。
私の考えを話すかも、というなら、まずはひたすら私の考えがなくなるようにお祈りしなきゃですよね。」
主を呼ぶ。
Aさんが御言葉を聞いて実践しようとしていたことを言われ、少しだけですが安心します。
I「そうそう。
頑張りなさい!私もお祈りで援護するから。」
A「わかりました!やってみます!
あ、でも仕事が長引いて行けなくなったときは…」
I「そのときは連絡ちょうだい。」
A「わかりました!」
——————————
A「主よ…これからLちゃんと会います。
今日は私が御言葉を伝えます。どうか、どうか…私の考えが入らないで、神様の心情が伝えられますように…」
Aさんはそう祈りながら。
L「あ、Aさん!こんばんは!」
A「こんばんは!今日も元気だね!」
L「そうですか~?Aさんもお元気そうですね!」
Lちゃんと会うのでした。
→Lちゃんの物語。
→Eくんの物語。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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