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【摂理人が書く物語】生活の中の小さな英雄。side:F

F「主よ~!感謝します~!」
明け方のお祈りの時間。いつものように、Fくんは喜びながらお祈りしています。
H「…Fはいつも、嬉しそうだなぁ。聞いてて私たちまで嬉しくなるよ。」
M「…しかし、そんなんでいいのか?
今は引き上げの最後の時、もっと切実にならなければならない時だ。もっと求める気持ちがあっても…」
H「Fは求めてないわけではないと思いますよ。それ以上に嬉しいから、求めるにしても喜んで求めるのでしょう。」
M「…。呑気すぎる気もするが。」
F「いつも、共にしてくださり感謝します~!僕も一緒に主といたいです~。引き上げられるように御言葉をくださり感謝します~!悟れるようにしてくださ~い!」
D「Fの祈りは、少しゆっくりなんだよな…。ちょっと調子崩しちゃうぜ。」
E「でも、先生の祈りも結構ゆっくりだったよ。」
D「そうか…。俺も、少しゆっくり祈ってみるかな…。」
Fくんの祈りを聞いて恵みを受ける人もいれば、気にする人もいますが、そんなことはおかまいなしにFくんは祈り続けます。
それにしても…Fくんは、どうしていつも嬉しいのでしょうか?
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F「~♪待ってた~新歴史主~君は~知らないだろ~♪」
Fくんは賛美を歌いながら、部屋を掃除しています。
F「掃除ができることにも感謝だな~!今までは掃除をしなくて、ホントに大変だったから~!」
とても喜びながら、掃除する姿を見ていると、なんだか微笑ましいですね。
F「ありがと~ございます~!」
私も、とっても恵みを受けますよ。
F「…終わった~!これだけきれいにしたら、主も安心してここにいられるだろ~な…。」
Fくんの努力できれいになった部屋。どんな人が来てもきれいだ、って言うでしょう…。
F「…はっ!?そうだ!僕は「王の王である御子」をお迎えするんだ…もう一度、御子が座られる椅子だけでも、きれいにしよ~!」
しかし、Fくんは「王の王」に仕えることを思い、椅子をもう一度きれいにしています。…立派な奉仕の心です。
F「先生も、そうされていましたから~!」
そうですね。先生もいつも聖三位を「王の王」と思って、緊張しながら愛でお仕えしていますね。
F「それに…時には愛らしい新婦としてお迎えしますよ~!」
Fくん、よく読んでますね…御言葉を。
F「ありがと~ございます~。そ~だ!御言葉を読みましょ~!」
そういって、Fくんは御言葉を読みます。
ちゃんと主のために用意した椅子と向き合いながら。
F「ここに御子が来られているから…背を向けたら失礼ですよね。」
そうですね…本当に。
F「…はっ!?「祈りの法通りにしない祈りは受け取らない」ってある…。…僕の祈り、ちゃんとできているでしょ~か…。」
Fくんは、自分の祈りを振り返ります。
F「…もしかしたら、声少し大きいかも。
よくDさんが「Fの祈りはよく聞こえるなぁ。火がつくぜ!」っておっしゃってたけど…「祈りの声は自分の耳に聞こえる程度」って書いてあったよね…。
主よ~!感謝します~!気を付けます~!僕の祈りをいつも聞いてて、もっと疎通するために教えてくださっているんですね~!」
そういって、Fくんはまた喜ぶのです。
Fくんには、御子の姿が見えているわけではありません。なにか啓示を、主の言葉を受けるということもありません。でも、「そこに確かに御子がいる」ということを感じて、わかって、いつも迎えて生活をしてます。
そんなFくんを、御子はいつも喜んでいます。
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M「Fの祈り、静かになったな…ほんの少しだが。」
H「そうですね。喜んで祈るのは変わりませんが、前よりさらに主を意識するようになったんでしょう。」
M「…しかし。いつも思うんだが、Fはあまり目立たないな。
礼拝の時も反応がいい以外は、なにかするわけでもない。」
H「…そうでしょうか。Fは祈りでもよく目立つし…」
M「声が大きかったのと、少し変だからな。」
H「反応もいいですし。」
M「でも、目立ってなにかをした訳でないんだよな…なにか教会に奉仕してもいいと思うんだが…」
Fくんは、大勢の人の前で発表することもないし、聖歌隊のように礼拝で特別賛美を捧げるわけではありません。そのような人前に目立つような使命はしていません。
H「…教会に奉仕は、していると思いますよ。」
M「…そうか?」
でも、礼拝をいつも真心で捧げ、喜んで賛美して、感謝して祈る。肉では人と同じようなことをしているように見えても、やはりFくんは違うのです。だから、見る人によっては目立たないけれど…。
F「主よ…僕を摂理に呼んでくださり、感謝します~…。」
確実に、御子がその祈りを受け取ってくださいます。
Fくんがいつも喜んでいるのは…生活の中でいつも御子を呼び求め、生活の中で一緒に暮らしているから。彼のような信仰を…神様が一番願われています。
エピローグ。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代まであと一歩。数学者を志す大学院生で、教育系の仕事もしています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。

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