市民雪像で推しの雪像を作った話

おはようございます、satoです。
本日からさっぽろ雪まつりが開催されます。
さっぽろ雪まつりでは公式で色々な企業やアニメ・ゲームなどが雪像を作り、さまざまにイベントが行われます。
自衛隊の方々による大雪像は迫力満点です。
また、ここ数年は初音ミクで有名なクリプトン・フューチャー・メディアは本社が札幌ということもあって、雪まつりでも「雪ミク」とのコラボがあります。昨年も雪像にプロジェクションマッピングを合わせたライブ風景の再現がされ、とても凄かったです。
ちなみに、昨年は私の好きな作品である五等分の花嫁も雪像になっていました。ちゃんとポストカードもゲットしましたよ!

ところで、さっぽろ雪まつりでは企業によるブース以外に一般の方が雪像を作成する市民雪像もあります。
実は、私の教会でも市民雪像の抽選に当選し、作ることになりました!!ハレルヤ!
実は2012年までも教会で市民雪像を作っていたのですが(最終年の2012年は私が構想を考えたりもしました)、それから12年ぶりになります。久々ということで人もだいぶ変わり、私も社会人なのであまり動けない上、先輩方のノウハウもあまり覚えていなかったので…一からの再スタートとなりました。

今回の市民雪像のテーマはLOVE & PEACEということで…どんなものなのかは最後にお披露目するとして、コンセプトの中に「色々な人が色々なミニ雪像を造って一つの作品にする」というものがありました。
それは私たちも例外でなく、作れる人は各々が思うミニ雪像を作りました。ちなみに、私が最初にした作業はこのミニ雪像用の雪の塊を作ることでした笑

で。
私も作ることにしました。ミニ雪像。
当初から感動があったのは、昨年雪まつりで設営されていた推しの「中野四葉の雪だるまイラスト」の雪像でした。

このイラストです。ちなみに…記念商品はまだですか…?

なぜ、四葉なのか?それは純粋に私が好きだからです。それだけ。
これに加えて、雪だるまなら割と簡単に作れるのではないか???と考えて、ひとまずこの構想にしました。

雪像作成から3日目、ついに私もミニ雪像を作ることにしました。
あらかじめ用意したバケツ型の雪像を2つくっつけ…イラストを見ながらそれを削って…とやったのですが。
これが全くうまくいきません。シャーベット状の雪で2つくっつけた雪の塊をナタとかでどんどん削っていったのですが、思ったような形にならない上、途中でくっつけたものが剥がれるという…。
最終的にできたのがチンアナゴ風の不思議な物体…

指に見えないこともない…

この時点で私は「このままこれを造っていいのだろうか…?」と不安になりました。
なんせ、教会全体の作品なのですから、そこに「単に私が好きなだけ」でみんなが知らないようなものを入れていいのか…?
と(いつもの)不安が出てきましたし、そもそも「これ作れるのかな…」という不安もありました。
そういうわけで、チンアナゴ風の謎の物体を見た時にいくつかの代案を考えていました。

  • このまま形を生かしたチンアナゴの雪像(実は抱き枕を持っているので作りやすい)
  • 形が近いし、今年の干支でもある龍(教会での雪像の案にもなっていたし、ちょうどいい…?)
  • 別の推しである【推しの子】の黒川あかねの缶バッジイラスト(これは単に作りたいだけ笑) 
  • そもそも一人で作らないで、男性のメンバーと祈る人の雪像を一緒に作る…? etc…

こんな感じで色々考えた末、完全に体の疲れがピークを迎えたために、次の日は当初仕事が終わって水曜礼拝の時間まで作業をする予定だったのを、休息に充てることにしました。

そして次の日。ミニ雪像を設置する関係で私が作れるのはこれが最後。
しかも、この週の夜のバイトは皆が皆忙しく人手不足なため私も行かざるを得ず、実質使えるのは昼の作業時間のみ。
ここで完成させられなければ、今回の私の雪像はおじゃんに…!

ここで私は作りながら必要と感じた「三面図」のイラストを描くことにしました。
そもそも雪だるまイラストは前面しかなく、横や後ろの情報は曖昧でした。
幸い四葉のフィギュアの写真は色々あるので、そこから後ろ・横姿を推測、イラストに落とし込みました。
ここでイラストを描いている後ろから牧師さん(私のオタク趣味・四葉推しなのは把握済み)が見て、「いいね!」としてくれたことで、聖霊を受けた私。
ここから約3時間、一気に集中して雪だるま雪像を作り上げました!三面図イラストを描いたおかげで、私の中に具体的な構造がしっかりと入り、その後はイラストを見ずに仕上げられました。

それがこちら。
この時点でだいぶいい感じになったのですが、どうしても気になるのがこのリボン。
四葉のトレードマークと言えるこのリボンですが、削り出して形を整えようにもうまくできず、しまいにはポキッと折れてしまう…。なので、シャーベットでくっつけてなんとかリボン風になりました。
…どうしても耳に見えるのはご愛嬌_:(´ཀ`」 ∠):
ただ、どうも形が気になる…。

そして、最終日。
仕事後すぐに現場に行った私はリボンの形を整えたり、首のマフラーをちょっと見やすくしたり、頭の形や髪の部分を整え、最後にデザイナーの方に微調整してもらい…。

このように綺麗に仕上がりました!四葉雪だるま!
思った以上にイラストに近いし、かなり可愛く仕上がったと満足しています。
リボンがうさ耳に見えないこともない…というかうさ耳だよね…でも、元々うさ耳リボンなので問題なし!笑

こちらが全体図です!北海道を強調した地球を支える神様の手、そして上と周りにいる個性豊かなミニ雪像が一つになっている姿を通してテーマである「愛と平和」を表現しました。

上のミニ雪像。真ん中は何にでも牛乳を注ぐ女香油を注ぐマリヤです。

ミニ雪像の中には教会の人が作ったものの他、なんと製作期間中に飛び入りで製作してくださったものもあります。どれもクオリティ高いですね…(´っ・ω・)っ
ちなみに大通3丁目の35番になります。
札幌にお越しの方、お住まいの方はぜひ一度見てみてください!

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。