おはようございます、satoです。
昨日の詩、実は教会の人たちに発表したのですが。
概ね好評だったのですが、ある人から
「なんか比較してばかりでしたけど、大丈夫ですか…」
と心配されてしまいました(笑)
まぁ、確かに最近調子崩して「なんでこんなできへんねん…」となっていましたが(笑)
それも含めて、それを超えるための詩なので、大丈夫です。
というわけで本日の詩です。タイトルは【水底】です。
(ちなみに、水底は「みなそこ」、水面は「みなも」と読むときれいな気がします)
深く、暗い水底。
そこにいるかのように、私の心は沈んでいた。
泳いでも、泳いでも、水面に行き着かない。 むしろ、もっと深く沈むようで。
あぁ、そうか。
深くて、暗い水底。何も見えず、聞こえない水底。
どこを泳いでいるのかも。
今、どこにいるのかも。
どこに向かえばいいのかも。
私は、分からなかったんだ。分からないまま、闇雲に泳いでいたんだ。
だから、泳ぐのを止めてみた。
泳がず、しばらくじっとしてみた。
そうしたら、光が見えた。水面に映る、キラキラとした太陽の光が。
光に照らされて、透明に輝く水は本当に綺麗で。
あなたにも光がある。
ただ、無闇に動いて見えなくなっていただけ。
あなたにも光がある。
ただ、他のものに遮られて見えなかっただけ。
そう、光は教えてくれたんだ。
私は、光に向かって泳いでいく。
水面に近づくにつれて、見える世界が変わってくる。
黒しかなかった世界から、澄んだ青色の世界へ。
光に照らされて、水の中が見える。
私の中にある、大切な経緯。
それが、私と光を結んでいく。
私の周りにある重い水は軽くなって。
手を伸ばせば、光に届きそうなくらい。
深い水底から、光の差す水面へ。
あなたに向かって、今日も行く。
この記事を書いたブロガー
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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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