おはようございます、satoです。
聖書を読むことも続けてはや半年。今は新約聖書の手紙のところをじっくり読んでいます。
聖書を2周目した時に改めて思ったのですが、レビ記や民数記、私は案外好きなんですよね。
神様がどこに着目していて、どのようにイスラエル民族を導きたくてこの法を作ったのか、当時のイスラエル民族はどんな生き方をしていたのか、ちゃんと読むと色々分かることがあります。
…しかし、聖書を初めて読んだときは「なんじゃこの法律、字だらけ…」と正直内容が理解できませんでした。
当時唯一感じたのは「燔祭の羊美味しそう…」でした(笑)ごめんなさい、お肉が好きなもので…(´・ω・`)
それはそうと、
主はモーセに言われた、「イスラエルの人々の全会衆に言いなさい、『あなたがたの神、主なるわたしは、聖であるから、あなたがたも聖でなければならない。
口語訳聖書 レビ記19章1-2節
このような御言葉があります。ここで気になるのは聖であるという言葉です。
聖書、聖殿、聖霊、聖域…と色々なところで「聖」という言葉が使われていますが、そもそも「聖」ってどういう意味なんでしょうか?
①ひじり。(ア)知徳のすぐれた人物。「聖君」「聖哲」(イ)高徳の僧。「高野聖」
goo漢字辞典より
②奥義をきわめた人。その道の第一人者。「楽聖」「棋聖」
③天子。また、天子に関することに添える語。「聖業」「聖徳」
④けがれがなくきよらか。「聖域」「聖火」
⑤キリスト教で、聖人とされる人の名に冠する語。英語 saint の音訳。「聖パウロ」
せい【聖】
〘名〙
① 知徳の最もすぐれて、万世の師表となること。また、その人。ひじり。
※正法眼蔵(1231‐53)山水経「しるべし、山は賢をこのむ実あり、聖をこのむ実あり。帝者おほく山に幸して賢人を拝し、大聖を拝問するは、古今の勝躅(しょうちょく)なり」 〔書経‐大禹謨〕
② (形動) 清浄、尊厳でおかしたり、けがしたりし難いこと。また、そのさま。神聖。
※青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋「無数の其の星屑は、一つ一つ聖なる活きた光を胸に沁ませて」
③ (sanctus saint の訳語) ローマ‐カトリック教会から列聖された者(聖人)の名に冠する語。また、プロテスタントでは聖者号はないが、聖書中の主な人々を聖ペテロ、聖パウロなどと呼ぶ。
※洋楽手引(1910)〈前田久八〉音楽の発達「聖(セイ)ヨハネの歌の中の」
④ 清酒の異称。濁酒を「賢」というのに対する。
※洒落本・蕩子筌枉解(1770)羅相作「聖(セイ)とはまんぐゎんじすみだ諸白の類」 〔杜甫‐飲中八仙歌〕
コトバンクより
この中で一番近いのは神聖で、侵しがたい、清らかなことでしょう。
実際、次のような聖句があります。
ゆえにあなたがたは、みずからを聖別し、聖なる者とならなければならない。わたしはあなたがたの神、主である。あなたがたはわたしの定めを守って、これを行わなければならない。わたしはあなたがたを聖別する主である。
口語訳聖書 レビ記20章7-8節
ここで聖別、というのは他の人と分けて特別な使命を与えることです。たとえば、アロンは他の人にはできない「捧げる羊を屠り、燔祭を捧げる」使命を持っています。このためにアロンは油を注がれ、聖別されました。
このように自分にしかできないことを使命として与えられる、というのはとても貴重なことであり、同時にとても清くなければできないことです。
実際、アロンや祭司を務めるレビ人は一般のイスラエル民族とは違った法があります。レビ記にはこのようなことが細かく書かれています。
聖とは「神様の前で絶対的」であることだと聞いたことがあります。
実際、神様は「言われたとおりに必ず行う」という意味で絶対です。このように、本来私達も「神様の御言葉」は絶対的なものなのです。
御言葉通りに出来なかった人は殺されることもあったのが旧約時代です。今はそのようなことにはならないですが、それくらい神様の御言葉が絶対的なものなんだ、というのは改めて読んで感じました。
気が引き締まります。
余談ですが、数学においても「絶対」という言葉が出てきます。
分かりやすいのは「絶対値」ですが、これは向きによらない値という意味なのかな、と私は思っています。
あと、絶対遠アーベル幾何学もありますね。
何があっても、絶対に私を愛するというならば、それを悟るならば、これほど尊く、清い愛はないですよね。
このような愛は誰しもが求めているものだと思います。
このような愛を成せる神様だから、神様は聖なる方、なんですよね。
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「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。
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