ゲームを通して気づいた私のスタイル

おはようございます、satoです。
ここ最近、色々なところでゲームをしています。特に最近はボードゲームが多いです。
結構初めてのゲームが多く、慣れるのに時間がかかりましたが最近はちょこちょこ良い感じに「勝てそう」なところまで行けるようにもなりました。
ちなみに、最近はお留守番ですが以前はデュエプレをやっていました。カードゲームですね。

ところで、色々なゲームをやるにつれ自分がどういうスタイルでプレイするのかを改めて認識するようになりました。
このスタイルというのは自分自身の生き方にも通じているところがあるなぁと思ったので、それをまとめたいと思います。
ちなみに、一緒にプレイしている人にもスタイルがあって、私とは違うプレイスタイルの人もいるのですが、それがとても面白いですね…。

1. 勝ち筋・プレイの方針が自分の中ではっきりしたら、自動的に動く

まず、そもそも私は自分の中でやることが曖昧だと全く動けなくなります。
人によっては「とりあえず動く!」という人もいるのですが、私の場合曖昧だとそもそも動けません。
これはゲームでも同様でどうやったら勝てるのか、どういう方針で動けば良いのかがわからないゲームは勝てません…。
言語化すると誰でもそうだろ!って感じになりますが笑
例を挙げると将棋とかオセロは「ルールや勝利条件は分かるけど、そこに行くまでの道筋が分からない」から勝てません。
一回オセロは上手い人とやってて一つあることに気づいて「良い感じ」になった時はありましたが…。

逆に「勝つまでの条件や盤面がイメージできる」状態、もしくは「このようにプレイすれば良いと分かる」状態になれば、それに沿って動けるようになるため、ほとんど考えることなく自動的にプレイするようになります。
本当は「考えながらプレイする」ことをした方がいいのですが、私はどうしても「考える」と「動く」を同時にすることができません。マルチタスクが苦手なのです。
もう少し噛み砕くと、「頭の中で考える」ことが特に苦手で…口で話したり、書くことでアウトプットした上でそれを何回も繰り返して初めて情報を処理することができます。
つまり、脳内情報を外部に写した上で時間を掛けないと考察ができないのです。その上でさらにプレイをするのはかなーり負担が掛かります。
ちなみに「プレイする上で必要な情報を記憶する」ことはそれなりにできます。要点を記憶し・維持することはできるからです。

過去プレイしていたデュエプレの場合でも、自分のデッキを組む際には「勝ち筋を明確にした」上で、それに沿ってプレイすることが多かったです。プレイのコツを動画で学んで(特に判断基準や方針が明確な動画が参考になりました)、ネットで見たデッキのコピーの場合は何回かプレイして「こういう状況に対応できた方がいいなぁ」といくつかカードを替えて調整するという感じで作りました。
そして、その方針に従ってプレイします。なのであんまり考えてなかったです。
ただし、キャラデッキの場合は例外でまず「キャラごとのコンセプトありき」で作り、そこからデッキを決めていくイメージでした。こっちの方で楽しんでいました笑

2. 「勝つ」より「負けない」プレイをしがち

もう一つ、基本的に確実に勝てる状況になるまで動かないことが多い、ということに気づきました。
例えば、大富豪では基本的に「強いカード」は確実に勝てる状況になるまで取っておき、勝ち筋を作った上でプレイすることが多いです。大富豪の場合は「順位が低いほどがリスクが大きい」ため、強いカードを取っておく「保守的」プレイが丸い、というのが私の感覚です。

もう少し言語化すると、私は少しでもリスクがあると感じるとそのアクションができないタイプです。
人によっては「多少のリスク込みで攻撃する」ことができる人がいますし、中には「とにかく攻撃する!!」って脳筋な人もいます。私はどちらかといえば「確定情報を増やした上で、明確に勝てる状況にしたい」ので「不確定情報があり、その中に自分が負けるリスクがある」なら、それをプレイしないという判断をしてしまいます。

例を挙げると…
「条件を満たすキャラに攻撃して倒す」のが勝利条件で、「条件を満たすかは分からないけど攻撃して倒せるかもしれない」というキャラがいたとします。
この時に「そのキャラに攻撃をするかどうか」判断に迷いました。この際に攻撃をすると
・攻撃をして倒せなかった場合、自分が攻撃されて倒されるリスクがある(ただし、私が倒されるまでには猶予はある)
・攻撃をして倒したけど条件を満たさない場合、自分のキャラが攻撃対象にされる可能性が高くなる
というリスクが浮かんで(前者の方が怖かったのですが、実際にはこちらの方が低かった…)攻撃はしませんでした。
で、次のターンにそのキャラが条件を満たすことが確定したので、改めて攻撃…したのですが、残念ながら倒しきれず、そのままゲームは終了してしまいました。

おそらく最初の機会で攻撃をする人もいますし、しない人もいるかと思いますが、私はこういう時に「リスク」を気にして攻撃できなかったなぁと気づきました。
他のゲームでも「負けない」ために動いていたのですが、ここで大きな気づきがありました。
私は「負ける」ことを恐れてプレイしているのですが、みんなも同じように「負けたくない・勝たせたくない」と思ってプレイしていると思っていた節があったのです。
実際には「勝つこと」、あるいは「楽しくなること」を重視している人が多かったのです。

考えてみれば、ゲームというのは人との交流のツールであり、本質は楽しむことです。
楽しむために勝つことを目指しているのであって、勝つことそれ自体が目的ではないのです。
しかし、私は「負けること」を恐れて…もっと言うと「負けることで”こいつ下手だなぁ”と悪く思われること」を恐れているなぁと思いました。実際、私が最近結構嫌だなぁと思ったのは、負けることそのものより「自分のゲーム外のミスで壊してしまう可能性があったこと」だったりします。これも「悪く思われる」ことを恐れていたことに由来していると思われます。

と言うわけで、今回はゲームを通して気づいた私のスタイルについてでした。
こう言うのを通しても、自分の姿勢というのが分かるんだなぁと実感すると同時に、「悪く思われることを恐れる」より「良く思われるように頑張る」…より「見ている人が楽しいと思う」ことを目指していきたいなぁと改めて思いました。

この記事を書いたブロガー

sato
「素直に、深く、面白く」がモットーの摂理男子。霊肉ともに生粋の道産子。30代になりました。目指せ数学者。数学というフィールドを中心に教育界隈で色々しています。
軽度の発達障害(ADHD・PD)&HSP傾向あり。